【DIY道楽テツ】タイヤのエアーバルブ交換を簡単に! 特殊工具なしの自己流方法をシェアします
タイヤのエアーバルブ交換ってすごく大変なイメージありませんか? もしくは自分でやってみて、とても苦労した覚えはありませんか? 特殊工具を使うのが正しい方法ではあるのですけど、 普通の工具だけで簡単に交換する方法があるのでシェアしたいと思います。 自己流ですがガンガンに真似しちゃってください~♪
●文/まとめ:ヤングマシン編集部(DIY道楽テツ)
ワタクシはただいま、タイヤ交換の作業の真っ最中です。
タイヤ交換の時に忘れちゃいけないのが「エアーバルブ」の交換。一般的にエアーバルブの交換サイクルは2~3年と言われていますが、 交換するためには 一度タイヤを外さなければいけないため、手間を考えるならば タイヤ交換と一緒に 新品交換してしまうのが理想です。
といってもこのエアーバルブ交換って、地味に大変なんですよね~…。 自分で交換したことがある方なら、押しても入らない引くのも大変という経験があるはず。
シンプルに、押し込むなり引き出すなりできれば速攻で交換できるはずなのに、これがなかなか骨が折れる作業なのですよ。
ちなみに、一番確実で正解なのは専用の特殊工具を使うこと。簡単なものだと引っかけて引っ張るだけですが、高級なものになるとネジで締めこんだ状態でテコの原理を利用してひょいっと引っ張る、ハイレベルなものまであります。
でも、ワタシは特殊工具は使いません。ていうか、持ってません。エアバルブは特殊工具がなくても、通常工具を使うことで比較的簡単に交換することができます。あくまで 自己流になりますが、私の方法を皆様にシェアするので良かったら トライしてみてください♪
用意する工具はシリコンスプレーとヘキサゴンソケット
使う道具はこちらです。
シリコンスプレーと、ヘキサゴンソケット&ハンドル!
ちなみにヘキサゴンソケットは長くても短くても構いません。私は短い方が好きですが 長い方が使いやすいという方もいらっしゃる かもしれませんね。
サイズは、エアバルブの内側の穴に「ぎゅむっ」とハマる大きさでオッケー。準備はこれだけなので早速作業を始めましょう~!
まずは古いエアーバルブを切除して穴を掃除
古いエアーバルブはカッターで切って取り除いてください。
そして、ホイールのバルブ穴を掃除します。汚れがついていたり、シール剤が残っていたりすると エア漏れの原因になるのでパーツクリーナーなどで汚れを吹き飛ばしてください。
潤滑のためにシリコンスプレーをたっぷりと
掃除したバルブの穴と、エアーバルブ本体にシリコンスプレーを吹き付けます。ケチらずにしっかり全周ぬるぬるにしちゃいましょう。これだけで、差し込むときの抵抗と手間が段違いに変わってきます。
そしたら、バルブをホイールの穴に差し込みます。
この状態で押したところで、バルブは入ってくれません。なにせ全体がゴムでできているので、外側から押してもブヨブヨと弾力性ではじかれるだけなので押し込むことはできません。
いけっ! ヘキサゴンソケット
さぁっ! ここからはあっという間ですよ! 瞬きなんかしないで見ててくださいね??
ヘキサゴンソケットをハンドルに取り付けて、エアバルブのお尻の穴にグイッと 差し込みます。
差し込めたら、体重をかけて ぐいっと押してください。
ぐっ
ぽこんっ
入りましたっ!!!
ちょっと信じがたいかもしれませんが、簡単に入ります。
こんなカンジに棒を突っ込むとエアバルブ自体が痛むのでは? と心配になるかもしれませんが、 ご安心くださいノープロブレム。
エアーバルブはゴムに覆われていて柔らかいですが、中には金属の芯が入っていてエアの通り道は頑丈に作られています。そういった構造なので、ヘキサゴンソケットで突いたところでビクともしないのですよ。
逆にいえば、金属部分を直接押し込むので、力のロスをすることなくビックリするほど簡単に入ります。もう、「スコッ」ってなもんです。
慣れれば、シリコンスプレーを吹き付けたところから15秒ほどで取り付けられるので、ぶっちゃけ特殊工具を用意するより早いです(ドヤ顔)。
もしどうしても入らないという場合は、 シリコンスプレーの潤滑が足りてない可能性があるので、 もう一度十分に吹き付けてからトライしてみてください。
ちなみに、丸棒だけで押し込むという方法もあるのですが、その方法だと丸棒を押し込む手のひらにめり込んでとても痛いので、ヘキサゴンソケット+ハンドルの組み合わせが痛くない上に両手で押し込むことができるのでおススメいたします~!
この記事が、何処かの誰か様の参考になれば幸いです。今回もご視聴ありがとうございました~!
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