ホンダ最強モデル ゴールドウイングツアー乗ってみた! 決死の街乗り試乗インプレッション
ホンダ ゴールドウイングツアー 街乗り試乗インプレまとめ:豪華装備だけじゃない!
足つき、取り回し、狭い道、曲がり角、Uターン、低速走行と、ゴールドウイングに抱いていた一通りの不安点をチェックしてみましたが、 なんとか無事クリアすることができました。
そして変なシチュエーションばかり走ったせいか、短時間ながらかなり熟練度が進んだようで、 普通の道路に出ると先ほどまでの不安がどこへやら。意のままに操れるようになってるから面白いものです。
しっかりとブレーキかけてペタンと寝かせてから、グイッとアクセルを開けて怒涛のトルクで加速すると、390kgの車体とは思えぬほどの素直さでくるりと向きを変えてくれます。
ちょっとというか、かなり感激です。鳥肌たっちゃいました。すげー嬉しい!
お恥ずかしながら、筆者は16歳で自動2輪免許を取得してからバイク歴30年。 そこそこいろんなバイクに乗ってあらゆるシチュエーションで走ってきましたが、今日ほどバイクに乗ることにビビって、緊張して、そして感激した日はないかもしれません。
390kgもの巨体と思えぬ軽いターン! すっごい! 今まさに「バイクに乗ってるゾ」って感じがした…!!
これまでゴールドウイングは、 1833ccという巨大なエンジンと、390kgもの堂々たる大きな車体と、 オーディオやアクティブサスペンションやヒーターといった豪華な装備で、オーナーの「所有欲」を 満たしてくれるバイクだと思ってました。
だけどそれだけじゃなかったんですね。
走ることだけにこれほど緊張感を伴ったのはすごく久しぶりで、確かに最初は大変でした(借り物ですしね)。でも試行錯誤しながら、ただ走って止まるだけでこれほど楽しいこの感覚はとても久しぶりに感じることができました。
重くて、でかくて、 乗りこなすのには熟練と努力は必要ですが、 上手く乗りこなせて、いのままに操れた瞬間の快絶たるや、 たまりませんね~。
ゴールドウイングに乗るおじさんが堂々としていたのは、何も高価なバイクに乗ってるんだという優越感だけではなくて、バイクに乗る、そして乗りこなす、それ自体がとても楽しく誇らしいからこその、威風堂々っぷりだったんだなと、初めて知ることができました。
やっぱり実際に乗ってみなければわからないものです。
ゴールドウイングがゴールドウイングたる所以を、ほんの少しだけ感じることができました。
練習は終わり!次回は ゴールドウイングの真骨頂、 高速道路ビューンとかっ飛ばしてツーリング行きますよ
そんなわけで練習走行はここまで!
こんな私でもなんとかゴールドウイングに乗れることが分かったので、狭い道ばかりの東京都内を脱出します。 次回はゴールドウイングの真骨頂! 高速道路をビューンとかっ飛ばしてツーリングに行きますよ~!
動画解説はこちら↓
(↓)YouTube動画のほうでは映像付きで解説しているのでよかったら参考にしてください♪
私のYouTubeチャンネルのほうでは、「バイクを元気にしたい!」というコンセプトのもと、3日に1本ペースでバイクいじりの動画を投稿しております。よかったら遊びにきてくださいね~!★メインチャンネルはコチラ→「DIY道楽」 ☆サブチャンネルもよろしく→「のまてつ父ちゃんの日常」
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ゴールドウイングツアー)
初代はスポーツモデル:GL1000【1975年モデル】 1970年代当時、巨大なアメリカ市場を独り占めしていた英国車をCB750フォアで一蹴したホンダだったが、Z1とそれに続く競合車の登場でシェアを奪[…]
専用ロゴがファン心をくすぐる 1975年に初代GL1000が誕生してから50年が経つホンダのプレミアムツアラー、ゴールドウイング。2018年のフルモデルチェンジでは、フロントにダブルウィッシュボーンサ[…]
圧倒的! これ以上の“高級感”を持つバイクは世界にも多くない 「ゴールドウィング」は、1975年に初代デビューし、2001年に最大排気量モデルとして登場。そして2025年、50年の月日を経てついに50[…]
特別色と専用ロゴなどを配した『50th ANNIVERSARY』 ホンダは、1833ccの水平対向6気筒エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング ツアー(GOLD WING TOUR[…]
EICMA初公開のコンセプトモデルから世界初公開の初代オマージュ仕様まで ホンダは、「第41回 大阪モーターサイクルショー2025」「第52回 東京モーターサイクルショー」「第4回 名古屋モーターサイ[…]
最新の関連記事(DIY道楽テツ)
バイクのドラムブレーキ「スパッ」と戻りますか? ブレーキの操作性ってバイクに乗るときの「気分」に影響しますよね? みなさんのバイクのドラムブレーキ、レバーを離した時に気持ちよくスパッ!と戻りますでしょ[…]
幻のモペット「ホンダホリディ」 昭和の時代、ホンダが開発したモペット「ホリディ」の正式名称は「ホンダホリディ」、型式はPZ50。1973年頃「ブーンバイク」というアイデアを基に、ホンダ社内のアイデアコ[…]
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
バイクの電装部品のひとつ、レギュレターってご存じですか? こういうの部品です。 車種によって場所はマチマチですが、だいたいがシルバーで、アルミ素材で空冷フィンがついていて、比較的バッテリーに近いところ[…]
アクセルの握り方って意識してますか? バイクのアクセル(スロットル)の握り方や回し方を意識しているライダーの皆様って、どれぐらい居らっしゃるでしょうか? 「そんなの当たり前!」という人は、かなり意識高[…]
人気記事ランキング(全体)
新設計の502cc・4気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ ホンダは、中国で開催された重慶モーターサイクルショーにて4気筒エンジン搭載の新型モデル「CBR500Rフォア(CBR500R FOUR)[…]
BOAフィットとfuzeGELで安定&衝撃吸収 「ウィンジョブ CP306 BOA」はダイヤル操作で締め具合を調整するBOAフィットシステムを採用し、甲まわりをムラなくホールドできます。衝撃緩衝材とし[…]
伝家の宝刀「V4」搭載のキング・オブ・クルーザー エックス ディアベルといえば、マッシブなクルーザーとして「素の」ディアベルとはひと味違った走り、満足感が得られると評判のモデルでした。 新型は、今やド[…]
裏地には90周年モデル限定カラー 1935年の創業から、絶えず革ジャンを作り続けてきた株式会社カドヤが、90周年という節目を迎える今秋、ブランドの歴史を象徴しつつ現代のライディングシーンに応える、特別[…]
ポケットに収まる高洗浄力! これがケルヒャークオリティだ 林道ツーリング後の付着しまくった泥やロングツーリングでこびりついた虫の死骸。海沿いを走った後のベタつく潮風…。バイク乗りにとって、汚れと洗車は[…]
最新の投稿記事(全体)
“水冷”と、その存在感から「ウォーターバッファロー」の愛称も 1971年の東京モーターショーにGT750が出品された当時、観客はラジエーターの大きさや、フィンの見えないシリンダーブロックに目を丸くした[…]
125ccのMTバイクは16歳から取得可能な“小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)[…]
デカいバイクに挑むロマンがここにはある これまで何度か噂には上っていたが、遂にそのときがやってきてしまった。’92年の初代BIG-1ことCB1000SFから30年以上の長きに渡り、ビッグネイキッドのみ[…]
ヤマハが6年ぶりにファクトリー復帰! ホンダHRCが迎え撃ち、スズキCNチャレンジが挑む! 2025年8月1日~3日に開催された「”コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会」では、4連[…]
東京ビッグサイトのような会場が熱気に包まれる 日本のお隣であり、スクーターが一大人気を誇ることでも知られる台湾にて例年開催されている「台湾モーターサイクルショー」を取材してきたのでレポートをお届けした[…]