
装飾クロームメッキはその名の通り、フェンダーやハンドルパイプ、マフラーなど外装パーツの見た目を向上させるために使用されている。だがクロームメッキパーツは、エンジンに使用されていることもある。エンジン部品は高温になるため保護皮膜には耐熱性が必要だが、NAKARAIのメッキングは200℃まで耐えられるので、エンジン周辺のメッキに塗布しても高い保護性能を発揮する。絶版車の部品は販売終了になっているものも多いので、クロームメッキの汚れやサビは放置せずKINGシリーズで早めに対策しよう。
●文/写真:栗田 晃 ●BRAND POST提供:NAKARAI
クロームメッキメンテの決定版
クロームメッキ部品のサビは、メッキ皮膜に存在する目に見えないほどの小さなクラックや穴から浸入した水分が原因で成長する。そして地中深くから吹き出すマグマのように、ニッケルメッキとクロームメッキを突き破って現れるのだ。
販売終了部品が多発する絶版車にとって、メッキ仕上げの冷却水パイプは要注意パーツである。走行中は高温の冷却水が循環するため、雨水が付着しても短時間で乾燥するだろう。しかし雨天走行後に濡れた状態で放置すればサビが発生し、成長した末にパイプに穴が開き冷却水漏れの原因になるリスクもある。交換用部品が容易に手に入るなら心配ないが、販売終了となっていたら一大事だ。
そんな事態に慌てなくて済むように、日頃からのメンテナンスやケアを行うことが重要。NAKARAIのメッキング、ミガキング、サビトリキングはクロームメッキの保護、汚れ取り、サビ除去に特化した、メッキのプロが開発したケミカルで、貴重な部品の手入れに最適。
普段はエキゾーストパイプの陰にに隠れて見えない冷却水パイプだが、KINGシリーズで手入れした後は見違えるほどの輝きが復活。汚れを落としただけだと時間経過と共に再びサビが進行するが、メッキングを塗布すれば長期間に渡って保護皮膜が持続するから安心だ。
【メッキング(100ml)】 ●価格:6980円 / 【ミガキング(180ml)】 ●価格:2780円 / 【サビトリキング(デカキング・260g))】●価格:2980円
サビトリキングとミガキングは汚れ具合で使い分けよう
シリンダー間やラジエーターとつながる金属製の冷却水パイプの表面処理にクロームメッキを使用している例。普段はマフラーやフレームパイプやゴムホースに隠れて目立たないが、エンジンから取り外すとクロームならではの光沢は消え失せている。
洗剤で洗っても落ちないような、サビではなく汚れたクロームメッキのクリーニングにはミガキングが最適。ミガキングのボトルをよく振って中身を均一に混ぜて、付属の史上最鏡クロスに取り出す。
ミガキングの主成分はクロームメッキを傷つけない超微粒子コンパウンドで、クロスで軽く擦るとくすみや汚れを掻き落としてクリアな光沢が復活する。汚れが落ちたらメッキングでコーティングだ。
走行中の雨や前輪が跳ね上げた水滴を正面から受けるパイプは点サビが発生している。ラジエーターロア側につながるこのパイプは、アッパー側より水温が下がっているので、付着した水分が乾燥しづらい面もあるかもしれない。
点サビや赤サビはサビトリキングで除去する。サビトリキングはミガキングより粒度が粗いコンパウンドと、サビを溶かす成分を含んでおり、双方の効果でクロームメッキ表面のサビを取り除く。
汚拭クロスにサビトリキングをたっぷり付けて優しく擦ると、初めはクロスが点サビに掛かるが、やがてスムーズに進むようになる。サビはクロスに付着するので、常にきれいな面を使用すること。
スタッドボルトを境界に半分だけサビ取りしたが効果は明らか。クロームメッキ皮膜が破れて点サビとなるため、クレーター状の凹部は回復しないが、手入れが早いほどサビの痕は目立たなくなる。逆に気づくのが遅く、ピンホールになると冷却水漏れの原因になる。
高温になる冷却水パイプのメッキもメッキングでプロテクト
シリンダーライナーの冷却水パイプは特殊な形状で(どのパイプも独自の曲げ形状だが)、マフラーが付いた状態で磨くのは難しい位置にあるのだが、サビで穴が開いたら替えが効かないものばかり。
エンジンから冷却水パイプを取り外す際は、差し込み部分のOリングが販売終了になっていないことを確認してから作業しよう。サビトリキングでサビを落としたら、メッキングを塗布する。
メッキングを厚塗りすると成分中のメッキ光沢剤の影響で虹色のムラなるため、フェンダーやマフラーなどの外装パーツはできるだけ薄く塗るのがコツだが、冷却水パイプは防錆効果優先で厚塗りがおすすめ。
前述の作業前と同じ部品とは思えないほど、クロームメッキの光沢が蘇った冷却水パイプ。見た目はもちろんだが、パイプが腐食して冷却水漏れを起こさないためにも、KINGシリーズでメンテナンスを行おう。
最新の関連記事(NAKARAI)
特殊シリコーン被膜で穴を埋めてサビを防ぐメッキングの可能性を追求 平滑で均一に見えるクロームメッキ被膜には無数の穴があり、そこから浸入した水分によりサビが生じるメカニズムに注目し、特殊シリコーン被膜で[…]
サビ取りのプロ=NAKARAIのケミカルシリーズを使ってケア 樹脂製のカウルやカバーに覆い尽くされた現行車と違って、金属パーツならではの重厚さを感じられるのが絶版車の魅力。’76年に製造されたカワサキ[…]
メッキのプロ、磨きのプロ、サビ取りのプロ、NAKARAIだからできたKINGシリーズの使い方 メッキの表面は一見すると平滑な鏡面状だが、目に見えないレベルの極小サイズの穴が無数に存在しており、そこから[…]
クロームメッキを傷つけずサビだけを取り除く 「バイクが輝いているか否か」は、愛情を示す重要なバロメーターだ。メッキパーツの多い絶版車なら、なおさら輝きにこだわりたい。 クロームメッキは金属のクロムが電[…]
サビだけに反応してクロームメッキを復活 「バイクが輝いているか否か」は、愛車に対する愛情を示す重要なバロメーターだ。メッキパーツの多いハーレーなら、なおさら輝きにこだわりたい。 スチール部品のメッキを[…]
最新の関連記事(モトメカニック)
頼れる規格部品「NTB」ブランド 旧車や絶版車で認めざるを得ないのは「人気車種は恵まれている」ということ。例えばカワサキZ1。流通価格は天井知らずだが、部品は純正、社外品を問わず手に入りやすい。ところ[…]
高性能エンジンオイルや添加剤を利用するかしないかで、エンジン内部に雲泥の差が 「ガソリンを入れてエンジンオイル交換さえしていれば、気持ち良く走ってくれるのが4サイクルエンジンだよね」 といったお話しを[…]
高性能オイルの定義とは? エンジンとエンジンオイルには密接な関係性がある。昨今のガソリンエンジンやハイブリッドエンジン用オイルのトレンドは、低粘度一辺倒と言っても過言ではない。オイルの粘度が低ければエ[…]
泥や油汚れの洗浄は強アルカリなのに優しいマッドマックス一択!! 食器を洗う食器用洗剤やボディソープは毎日使用するものだが、その成分を意識することは少ないだろう。これ以外にもさまざまな洗浄剤があるのは「[…]
オイルフィルターとフィルターレンチのラインアップが豊富 メンテナンスの第一歩で最も重要な項目が、エンジンオイル交換とオイルフィルター交換だ。潤滑や放熱によって劣化するオイルと、エンジン内部のゴミや異物[…]
※本記事はが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。






















