
開発陣は画期的な大型ベンチレーションシステムを完成させた後、その空気をコントロールできればより快適なのでは?と気づきます。
今回はその機能について深堀りします。
●文:ウインズジャパン ●BRAND POST提供:ウインズジャパン
曇り対策と快適性を両立する風向切り替えスイッチ
[Q] 開発終盤で追加された機能があるそうですね。
はい。
実はこの内側の切り替えスイッチ、最後の最後で追加した機能なんですよ。
ほぼ設計が固まって、試作品もできて、走行テストを繰り返しながら細かな調整を進めていた段階でした。
もう「これで完成かな」というところまで来ていたんですが、せっかく大量の空気を取り込めるヘルメットができたのに、その空気をどこへ送るかをライダーが選べないのはもったいないと思ったんです。
[Q] それで空気の流れを切り替えられる何かが付いたんですか?
そうです。
「曇り対策を優先するのか」「口元の快適性を優先するのか」。
それをライダー自身が調整できたら理想的だよね、という話になりました。
例えば、突然雨が降ってきたり、山道に入ったら霧が出て湿度が一気に上がったりすることってありますよね。曇り止めを付けていればいいんですが、「今日は大丈夫だろう」と思って付けていない日もある。
(メガネ)
そういう時は、とにかくシールド側へ空気を送って曇りを防ぎたいんです。
一方で、真夏の40℃近い環境で走っている時って、暑さや息苦しさの方が気になるんですよ。
サーキット走行では呼吸量も増えます。そんな時に口元へフレッシュエアを送り込むと、本当に楽になるんです。
フルフェイス特有の密閉感もかなり軽減される。実際に使ったライダーからも「口元に新鮮な空気が入るだけで全然違う」という声をいただきました。
風向切り替えスイッチは無段階調整できる
[Q] 風向切り替えスイッチの見た目が、オン・オフのみのスイッチに見えます。
みなさんそう思うんですよ(笑)
でも、実は単純なオン・オフスイッチじゃないんです。
上下にはロック位置があるんですが、その間は無段で調整できるようになっています。
[Q] 自由な位置で止められるんですか?
そうなんです。
一番上でロック。一番下でもロック。
でも、その間は自由に調整できる。少しだけシールド側へ空気を送りたいとか、少しだけ口元側へ流したいとか、自分好みにセットできます。
[Q] それは意外と知られていないポイントかもしれませんね。
そうですね。
実際に触ってみないと分からない部分なんです。
例えば「今日はちょっと曇りそうだな」と感じたら少しだけシールド側へ。逆に暑い日は口元側へ少し多めに流す。
そんな微調整ができます。
[Q] それは、サーキットだけでなく街乗りでも効果がありそうですね。
ストリートでこそ活きる機能かもしれません。サーキットなら極端なんですよ。曇りを優先するか、口元の冷却を優先するか、比較的判断しやすい。
でも一般道は違います。山間部へ入ったら急に湿度が上がることもあるし、街中では暑さとの戦いになることもある。そういう状況って刻々と変わるじゃないですか。
[Q] 確かにツーリングでは天候も気温も変わります。
だからこそ微調整が活きてくるんです。
当初は中間にもう一段階ロックを設ける案もありました。でも、それよりライダー自身が自由に調整できる方が使いやすいだろうと考え、その結果、無段階調整という形になりました。
で、この微調整で効果が実感できる理由はやっぱり大風量のベンチレーションができたからなんです。どちらか一方ではここまで快適にはならない。声を大にして言いたいです(笑)
[Q] このスイッチ、フラットなんですね。もう少し出っ張りがあった方が操作しやすそうですが?
そうですね。
確かに出っ張っている方が操作しやすいんですが、これは万一の時に出っ張った部分が顔に当たらないようにあえてフラットにしてるんですよ。
【WINS JAPAN公式】A-FORCE RR
決して派手な機能ではない切り替えスイッチは、曇り対策や走行時の快適性など、ライダーが環境に合わせて空気をコントロールできる奥深い機能でした。
3D Air Tech、ベンチレーション、切り替えスイッチ。この3つで、ヘルメット内の快適性が保てていることがよくわかりました。
次回は安全機能「エマージェンシーシステム」について。
なるほど!と思わされる仕組みに迫ります。
※本記事はウインズジャパンが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。


