【A-FORCE RR】40℃時代のヘルメットにするために開発陣が考えたすべてのこと(1)

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【A-FORCE RR】40℃時代のヘルメットにするために開発陣が考えたすべてのこと(1)

●文:ウインズジャパン ●BRAND POST提供:ウインズジャパン

A-FORCE RRのベンチレーション性能を語る上で欠かせない、画期的内装パッド「3D Air Tech」

最高気温が40℃を超える日が”酷暑日”と設定されました。最高気温が40℃を超えるのも珍しくなくなってきた中で、酷暑の日本の夏を乗り切るさらなるヘルメットにおける工夫とは…ヘルメットのベンチレーションの仕組みを3回に渡ってお伝えします。

(※A-FORCE RR 12K、A-FORCE RR CCFには標準付属。A-FORCE RRは別売です。)

[Q] 今回のA-FORCE RRで開発陣が最も力を入れたポイントはどこですか?

正直、全部なんですけど(笑)。

その中でもベンチレーションは間違いなくトップクラスにこだわった部分ですね。

僕自身もレースをやるので分かるんですが、サーキットってストリートとは体を動かす量が全然違うんですよ。気温15℃くらいでも汗だくになることも普通にあります。当然、ヘルメットの中も熱がこもる。だから「もっと空気を入れたい」という気持ちは開発当初から強くありました。

[Q] 近年の暑さも影響していますか?

すごく影響しています。

A-FORCE RSを開発した頃から比べて、ここ数年の暑さは異常ですよね。昔は最高気温40℃がニュースになるくらいでしたけど、今は40℃超えはめずらしくない。42℃、43℃なんて日もあります。

その環境でライダーはアスファルトの上を走るので、さらに暑いわけです。だからと言って、ヘルメットの中にエアコンを付けるのは現実的ではありません(笑)

でも、汗をかいた頭部に大量の風を当てて気化熱を利用することはできる。それだけでも体感温度はかなり変わるんです。

[Q] A-FORCE RRは既に販売されている「3D Air Tech」との相性も考慮されたそうですね。

もちろんです。

「3D Air Tech」はすでに市場に投入していますし、ユーザーからの評価も高い。だったら次は、その性能を最大限活かせるヘルメットを作ろうと。

[Q] そもそも、「3D Air Tech」はどういった経緯で作られたのでしょうか?

従来の内装パッドはスポンジと布で成型されているんです。ヘルメット内は例えるなら「頭に布団を被ったまま走っている」ような状態になるんです(笑)

だから熱がこもりやすく、スポンジ部分は汗で濡れやすい。汗を吸収したスポンジがさらに蒸れて頭部が濡れる、という悪循環に陥りがちでした。

[Q] そこで登場したのが「3D Air Tech」なんですね。

はい。

「3D Air Tech」は立体ハニカム構造を採用した内装パッドなので、空気がパッド内部まで入り、通り抜けます。だからヘルメット内を快適な状態に保ちやすいんです。従来のスポンジタイプとは発想そのものが異なる、非常に画期的な内装システムと言えます。

[Q] 快適性以外のメリットもあるのでしょうか。

あります。

「3D Air Tech」はスポンジ素材ではないため、衝撃吸収性能が従来比で約17%向上しています。ライダーにとって快適性はもちろん重要ですが、安全性能の向上という点も見逃せません。

[Q] それなら夏は通常の内装パッドより断然快適ですね。

(※画像はイメージです)

そうなんです。

素材にはポリウレタンを採用しているため、頭部に触れる接点が少なくて蒸れにくいんです。だから、雑菌が増えにくくて清潔なんです。しかも、「3D Air Tech」は水洗いが非常に簡単です。

洗浄後も軽くひと振りするだけで水が切れ、乾燥時間も短い。汗をかく夏場やロングツーリング後でも気軽に洗えるので、常に清潔な状態を維持できるんです。

開発のステップは「3D Air Tech」から「ベンチレーション」へ

[Q]「 3D Air Tech」を頭頂部に採用したことで、どのような効果が得られましたか?

「3D Air Tech」だと、従来モデルと比べて体感的には7~8割ほど快適性が向上します。頭頂部は熱や湿気がこもりやすい部分なので、ここでしっかり空気を流せるようになるだけで、ライダーが感じる快適さは大きく変わります。

[Q] それだけでもかなり大きな進化ですね。

そうですね。

ただ、私たちはそれで満足したわけではありませんでした。「3D Air Tech」ができたから、その効果を引き出すためのベンチレーション設計にシフトすることができました。

【製品情報】3D Air Tech

【WINS JAPAN公式】3D Air Tech

「3D Air Tech」によって頭頂部の快適性は大幅に向上しました。

次回は、その性能を最大限に引き出すためのベンチレーションの設計について。どのように走行風を取り込み、内部を通過させて効率よく排出させているか。その仕組みに迫ります。

【WINS JAPAN公式】A-FORCE RR


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