【A-FORCE RR】2Dシールドとセンターロック

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【A-FORCE RR】2Dシールドとセンターロック

A-FORCE RRの機能について、今回からインタビュー形式でお伝えします。
開発の担当者だからこそ語れる、着眼点、そして製品化までの試行錯誤。そのリアルな開発秘話を通して、A-FORCE RRが持つ機能に迫ります。

●文:ウインズジャパン ●BRAND POST提供:ウインズジャパン

ライディングポジションと視界へのこだわり

[Q] A-FORCE RRは前傾姿勢になった際の視界にもかなりこだわられたそうですね。

はい。そこは意識した部分ですね。

特に重要だったのが、ライダーが伏せた姿勢になったときの目線です。スポーツライディングでは前傾が深くなるので、その状態でもしっかり前方が見えることが大切なんです。

[Q] 具体的にはどのあたりを調整されたのでしょうか。

この開口部周辺の角度ですね。RSと比べてもかなり変更しています。ライダーが伏せた状態で自然に視線を前へ向けたとき、どの位置まで見えるのかを細かく確認しながら形状を決めています。

[Q] 実際のライディングを重視した設計なんですね。

そうです。

デザインももちろん大事ですが、まずは「ちゃんと見えること」。どのくらいの角度が最適なのか、何度も検証しました。

さらに、頭頂部のパッドの厚みを調整用パッドで調整することで、よりユーザー自身に合わせたセッティングができて、より視界を確保しやすいんですよ。

初採用の2Dシールドに込めたこだわり

[Q] A-FORCE RRは、大きく変わったポイントのひとつがシールドですね。

そうですね。

一番大きな変更点はシールドじゃないかなと思います。ウインズとしては初めての2Dシールドです。

[Q] 2Dシールドを採用することのメリットにどんなことがありますか?

リベルテックのワイドタイプが使えるようにしたかったんですよ。そこは開発段階から強く意識していました。(※リペルテックについては前回の記事をご覧ください。)

このシールドだと、サーキット走行でも使える、リペルテック ワイドレーシング(R-03)やリペルテック ワイド(R-02)を貼ることができます。ゲリラ豪雨などがある昨今ですから、急な雨でも安心して走れますよ。

[Q] 2Dシールドはデザイン面でも印象が変わりますね。

そこが大きなポイントです。

丸い帽体の中にこの直線が入ることで一気にスポーティに見えるんですよ。ヘルメットって全部が曲線だとどうしても柔らかい印象になるんですけど、2Dシールドの直線が入るとパキッと締まります。

[Q] 確かに実物を見るとかなりシャープです。

そうなんです。

シールドのラインと帽体の角度が合わさることで、従来モデルとはかなり違うスポーティなイメージになっています。レーシーな印象はかなり強くなりました。

センターロックを採用したメリットとは

[Q] 今回はセンターロックも採用されています。

はい。実は従来のサイドロックの場合、人によって閉め方が違うんです。

横から押して閉める人もいれば、上から押して閉める人もいる。そうすると、シールドが微妙に斜めの状態で閉まることがあるんです。

[Q] センターロックにするとそれが解消するんですか?

そうなんです。

でもセンターロックなら、その問題がほぼなくなる。中央でロックするので、ピタッと均等にシールドが閉めることができる。どこを押しても結果は同じ。シールドモールへの当たりも均一になるので、防風性や密閉性も保てます。

[Q] 一方で、センターロックは開けにくいという声もあります。

ありますね。

サーキットでは歓迎されるんですけど、ストリートライダーからすると「開け閉めしづらい」という印象を持つ方もいらっしゃいます。だから今回の開発では、その部分をどう解決するかをかなり考えました。

[Q] ウインズは昔から操作性へのこだわりが強い印象がありますね。

そうですね。

ヘルメットってサーキットだけじゃなくて、街乗りでも毎日使うものじゃないですか。信号待ちでちょっと風を入れたい時もあるし、夏場なんかは空気を入れ替えたい時もある。だからロック解除と開閉操作が自然につながるように設計しています。実際に触ってもらうと分かると思うんですけど、センターロックなのにかなり扱いやすいですよ。

[Q] 街乗りでの快適性も重視しているわけですね。

そうです。

もちろん高速道路ではしっかり閉めて使ってください。でも街中で走ってると、信号待ちで少し開けたり、渋滞中に換気したりしますよね。そういう場面まで考えた時に「センターロックだから使いにくい」と言われるものにはしたくなかった。

レーシング性能だけじゃなくて、毎日の街乗りやツーリングでも気持ちよく使えること。そこは最後までこだわった部分ですね。

【WINS JAPAN公式】A-FORCE RR

シールドのデザインとセンターのロックには、見た目以上の機能が備わっていることがよくわかりました。

次回は「気温40度台を乗り切るベンチレーション」について、数回に分けてお伝えしていきます。


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