【東京モーターサイクルショーにてその目で確かめよう】OVERのCB1000F用カスタムパーツ開発速報!【西4-13】

ジェントルで大人なユーザーに向けてオーヴァーレーシングプロジェクツが提案するカスタムとは? 今週末に控える2026年3月27日(金)~29日(日)に開催される第53回東京モーターサイクルショー。そこに向けて製作中のホンダCB1000Fカスタムに馳せた思いをレポートする集中企画。キャッチフレーズである「楽しく、カッコよく、そして安全に」を具体化するために、オーヴァースタッフはどのような取り組みを行っているのか。そして東京モーターサイクルショーの展示内容についての最新情報もお届けしよう。
●文&写真:栗田晃 ●BRAND POST提供:オーヴァーレーシングプロジェクツ
カスタムにおける一品物と既製品とは?
人によって異なる身長や体重の差を調整するという動機もあるが、バイクのカスタムには自分自身の好みを反映させて個性をアピールする狙いもある。オーヴァーレーシングプロジェクツを筆頭としたコンストラクターやメーカーは、ノーマル部品と交換して取り付けるカスタムパーツの開発を行う一方で、製造された製品には誰もが購入できる量産品という面もある。
この点を捉えて“カスタムパーツといえども所詮既製品じゃないか”という声があるのも事実だ。そうした意見も分かりますが、と言うのはオーヴァーレーシングプロジェクツ事業部開発課の金田宙さん。
「オーヴァーにも時折“○○の部品をワンオフで作ってくれないか”という相談があります。その車両がきわめて珍しくて既製品がないとか、ワンオフという言葉自体にロマンみないなものがあるのも個人的にすごく分かりますが、カスタムにおけるワンオフはそう簡単ではありません」
「“1個作るぐらい簡単だろう”と考えている方もいるようですが、例えばワンオフのセパレートハンドル。幅や垂れ角を数値で指定しても、それが自分の好みに合うかどうかはやってみるまで分かりませんよね。ちょっと違うと感じても、手直しするにはコストが掛かります。違和感を抱きつつ我慢するかもう一度オーダーするかは人それぞれですが、ワンオフやオーダーメイドは基本的にそういうものだと考えています」
「それに対してオーヴァーが製造している部品は、設計図の段階で何度も検討して試作品を製造し、車体に装着してテストした結果“ちょっとどうかな?”と疑問を感じたら、こうしようああしようっていうのを再度テストして改良して製品化しています」
「既製品というとスペシャル感が薄れるように感じるかも知れませんが、試行錯誤は我々が十分に行っているのでユーザーの皆さんは安心して使ってもらえるのが、量産カスタムパーツの大きな利点であると考えています」
前回の記事でも掲載したCGを利用したイメージイラスト。一品物のワンオフパーツではなく、誰でも装着でき失敗がないのが量産カスタムパーツのメリットだ。オーヴァーはマフラー、スイングアーム、バックステップ、ハンドル、ホイールなどあらゆるパーツを自社で開発、製造しているのが特筆すべきポイントだ。
スロットルを開けた瞬間にトルクが実感できるフルエキゾーストマフラー
時代の移り変わりはあるものの、相変わらずカスタムパーツの花形であるマフラー。オーヴァーではスタイリッシュでスポーティなイメージでCB1000Fを仕上げるにあたり、マフラー開発では次のようなポイントに留意したという。
「このマフラーは一般的なユーザーが街乗り時にトルク感を実感できる性能を目指しました。最高出力が上がるのは魅力的だしアフターマーケット製マフラーを選ぶ際に重視する点だと思いますが“スロットル全開で何馬力上がりました”というよりは、街乗りなどスロットル開度が小さい領域で走行している状況で、前を走るクルマが角を曲がって前方が開けて“ちょっとスロットルを開けたときにしっかりついてくる”気持ちよさを重視しました」
「これだけだと中低速寄りマフラーだと誤解される可能性もありますが、ピークパワーを軽視しているわけではありません。限られた条件でしか体感できない領域よりも、普段の街乗りで使用頻度の高い中低速で実感できるトルク感をに配慮しました」
開発目標に対する具体的なアプローチはどのようなものだったのだろう。
「CB1000Fの場合、ベースエンジンがCBR1000RR(SC77)なので基本的な特性はある程度想定できますが、サーキットでもバリバリに走れるスーパースポーツと街乗り主体のCBでは当然使用レンジが異なります。“ピークパワーより実用域でのトルク感”というテーマを決めて開発を行う段階で、基本レイアウトは4-1が良いのか4-2-1にするのか、エキゾーストパイプの管長は厳密に合わせるのか否かなどを検討します。3Dスキャンと3D CADを使用することで設計の効率は向上してパイプ長も管理しやすくなりましたが、実際のパワーフィーリングやトルク感は試作品を何パターンも用意してテストしなくてはなりません」
「集合方式に関しても1-2、3-4を先に集合させるのか1-3、2-4を先につないで集合させるのかによっても結果が異なるので、仮説を立てて試作とテストを行い、我々が期待する特性に近い結果が得られた試作品を元に、もう一度3D CADに落とし込んで車体スペースに無理なく収まるようにデザインしました」
「ちなみにCB1000Fはエンジンとラジエーターのクリアランスが狭くレイアウトにはとても苦心しています。自社内のパイプベンダーで加工を行ったφ38のチタンパイプを用いたエキゾーストパイプは、1~4シリンダーで形状がまちまちで揃っていないように見えますが、完全等長を実現しています。製造を外部委託するとなるとどうしても安全策を採らざるを得ませんが、私たちオーヴァーは社内製造により理想通りの製品作りを可能としています」
車体サイズに対してサイレンサーがコンパクトに見えるのも印象的だ。
「モーターサイクルショー向けとして、スポーティでスタイリッシュな車体デザインにするためにTT-Formula RS+PROを使いたいというのが開発側の理想です。ただし現時点(編集部註・取材時)では音量を測定する段階ではないので、このサイレンサーで果たして性能をスポイルすることなく、政府認証マフラーとして認められるまで音量を下げられるのか、かっこいいエキゾーストサウンドになるのか、乗って楽しいマフラーになるのかはまだ未知数です。
「実際のテスト段階で、例えばパワーを犠牲にしないと認証が通らないとなればサイレンサーサイズを再検討する必要もありますが、カスタム車として重要なルックスにとってはRS+PROが必要だと考えています。さまざまな問題や課題に対してどのように解決するのか、どこを優先順位として取捨選択していくのか、というのが商品開発の姿だと思うので、まずはこのスタイルで製品化に向けたテストを行います」
「ただTT-Formula RS+PROを装着するのは、東京モーターサイクルショー時点でのカスタム提案であり、もう少し旧車の雰囲気がある円筒形のサイレンサーの方が好みだという人もいるでしょうし、政府認証を通った上でピークパワーにこだわりたい方向けには、消音効果を期待できる大きなサイレンサーを装着するなど、引き続き開発を継続して受注を開始するまでに数種類のマフラーラインナップを揃える予定です」
オイルパンがエンジン右側にあるため、エキゾーストパイプや4-2-1の集合部分は車体中心より左側にオフセットせざるを得ない。そのため1-2エキパイと3-4エキパイのレイアウトにまったく対称性はないが、エキゾーストパイプはすべて同じに長さに設定している。
複雑なパイプレイアウトを実現するため、エンジンや車体形状を正確に把握できる3Dスキャンやマフラー設計用の3D CADが不可欠。だが車体に収まるレイアウトが決まったとしても、馬力や排気音、トルクやパワーのフィーリングは試作品を作ってテストしてみないと分からない。オーヴァーでは社内でデジタルとアナログの技術が共存している。
エキゾーストパイプ集合部直後の円筒部分に触媒が収まり、さらにその後方に2-1の集合部がある。エキゾーストパイプ長が同じなのは先の通りだが、このマフラーは触媒後の2-1集合部分まで等長で製造されている。
サイレンサーはTT-Formula RS+PROを使用する予定。円形の前端から五角形のサイレンサーエンドに向けて、チタン素材の断面形状がシームレスに変化するのが大きな特長。
サイレンサーステーを兼ねたタンデムステップは専用プレートでオフセット。シートフレームの傾斜に沿って後方と上方に移動することでスタイリッシュなサイレンサー角度を実現している。
「音量的に厳しいかも知れませんが、開発スタッフはこのサイレンサーを使いたいんです」というオーヴァーの金田さん。設備と環境があるからやる、というのではなく、自分たちがワクワクするカスタムをやりたいというのがオーヴァーの製品開発のモチベーションとなっている。
「こういう可能性もあります」と装着してくれた丸筒サイレンサー。ネオクラシックモデル好きの中には、こちらのデザインの方がピタッとくる人もいるかも知れない。
目の字断面で見た目のインパクトも強いスイングアーム
CB1000Fのノーマルスイングアームは左右非対称形状のアルミダイキャスト製を採用している。これにより、への字形状の右側はマフラーとのクリアランスの最小化や、マスの集中と運動性能の向上を実現しているという
ただし表面処理は黒塗りで、鋳物風の見た目が今ひとつ地味であることは否定できない。
オーヴァーにおけるスイングアームは、創業以来原付クラスからメガスポーツまで力を入れてきた重要なパーツで、もちろんCB1000F用にも開発を行っている。
「突き詰めれば、エンジンとタイヤのパフォーマンスを使い切れるライダーと、サーキットなどパフォーマンスを引き出すに相応しい条件であれば、スタビの有無による性能差を理解できると思います」
「例えばスタビライザーの有無について、スタビがない方が軽量で柔らかい傾向があり、路面への追従性に優れています。これに対してスタビが付くと、路面に対してしっかりトラクションを掛けてタイヤが潰れてグリップした時に、マシンをしっかり支えてくれる利点はありますが、部材が増える分だけ重量も増加します」
「現実問題として、1000ccのバイクで街乗り中心のライダーが、スタビライザーの有無を実感できるか否かといえば、よほどのことがなければ分からないと思います。したがって見た目の好みで選んでいただいて良いと思います。ただどちらを選択してもノーマルスイングアームより軽くなるので、バネ下重量の軽減効果を得られます」
「カスタムで重要な要素となる見た目でも、スイングアーム交換は費用対効果が高い項目です。特にCB1000Fのノーマルスイングアームは黒塗りの鋳肌仕上げなので、ポリッシュ仕上げの目の字断面のスイングアームが付くだけで、場合によってはマフラー交換よりインパクトある仕上がりになることも期待できます」
「さらにオーヴァー製スイングアームにはレーシングV字フックステー仕様、カラー付き仕様があるので、レーシングスタンドやメンテナンススタンドが使いやすい利点もあります。モーターサイクルショーでは下スタビ付きのVフック仕様を展示しますが、受注を開始するタイミングでは複数の製品をリリースする予定なので期待していただきたいです」
東京モーターサイクルショー用に製作したスイングアームは下スタビ付きの目の字断面タイプ。CB好き、ネイキッドカスタム好きにはオーヴァーらしい納得のスタイルだろう。
モンキーやダックスからZ900RSやZRX1200ダエグまで数多くの機種向けにスイングアーム開発を行ってきたオーヴァー。ノーマル部品に対して軽量化しながら、強度と剛性、しなりのバランスを整えて設計を行っている。
スタビライザーを装備することで、スタビ無しより強度がアップするのはもちろんだが、カスタムマシンに必要な見た目の迫力も大幅にアップする。
CB1000Fのノーマルスイングアームにはレーシングスタンドをセットできるスプールがないため、スタンドフックも重宝する。チェーン引きの質感も高い。
自社内で切削加工しているアルミ鍛造ホイール
スイングアームとともに“地面に近いパーツ”として開発を行っているのがホイールだ。オーヴァーではアルミ鍛造素材を自社内で切削加工することで、
・GP-V 高出力エンジン+ハイグリップタイヤに合わせた5本スポークのトップモデル
・GP-XX スポークホイールをオマージュした繊細な20本スポークが特徴
・GP-SIX グリップ力とロードギャップ吸収性を両立した6本スポークタイプ
・GP-TEN 高剛性で挙動がダイレクトな10本スポークタイプ
という異なる4種類のスポークデザインをラインナップしている。
12インチホイールは上記4種類が揃っているが、17インチホイールは現在GP-VとGP-XXには2種類を展開。モーターサイクルショー向けのCB1000Fにはフラッシュチタンアルマイト仕上げのGP-XXを装着予定だ。
「GP-Vはテイストオブツクバに参戦しているOV-46やOV-43がサーキットまで含めたガチのスポーツ走行に対応すべく開発したホイールなので、今回のCBにはメッシュホイール風の繊細なデザインが特徴的なGP-XXを装着します。ノーマルホイールも最新モデル用はかなり軽くなっていますが、GPシリーズは鍛造素材を使用することで強度を確保しながらより大胆な軽量化を果たしています。
CB用に関してもノーマルより軽くなるため、地面に近いバネ下重量の軽減に役立ち、スポーツ性能と乗り心地の両面で効果があります。ノーマルの地味な塗装に対して、切削加工によるスポークとリムのフォルムを際立たせるチタンアルマイト仕上げも大きな魅力のひとつになると思います」
「またこれまで17インチホイールはGP-VとGP-XXの2種類でしたが、今後GP-SIXとGP-TENもラインナップに加わりますので、中型車以上のユーザーの皆さんにとっても、ホイールカスタムの選択肢が今まで以上に拡大します」
ハブ部分では10本のスポークが途中で枝分かれして20本となる繊細なGP-XXホイール。足元がぐっと引き立つ。
スプロケットキャリアやブレーキローターマウントなどのハブセンターはCB1000F専用設計品。フラッシュチタンカラーのアルマイトが上品なイメージだ。
トップブリッジとセットで装着するセパレートハンドル
ネオクラシックモデルらしくパイプハンドルを装着するノーマルに対して、オーヴァーではオリジナルトップブリッジを使用するセパレートハンドルを開発。
「オーヴァーがハンドルを開発するのであれば、パイプハンドルではなくセパレートハンドルだろういうところからスタートしています。もちろん、トップブリッジの下に汎用品を付けるだけではポジション的にも実用面でもまともに乗ることは難しいので、乗って楽しいライディングポジションを実現できるセパレートハンドルを目指しました」
肉抜きされたオリジナルトップブリッジの上にマウントされたハンドルパイプは、セパレートハンドルというにはポジションが高めのようにも感じるが……。
「街乗りやツーリングで苦痛を感じることなく、ワインディングではスポーティーな走りをしたくなるようなポジションを狙いました。正直なところ、ガソリンタンクの幅が広くてポジションを下げるのが難しい点もあります」
「ハンドル切れ角を犠牲にすれば何とかなるかも知れませんが、取り回しやノーマルハンドルロックを使うことを考えるとそれはできません。ただ、オーヴァーはバックステップも自社で開発製造しているので、ハンドルとバックステップのセットで“ちょっとやる気にさせるスポーティなポジション”を提案しています」
トップブリッジにボルトで固定されたクランプの上にハンドルバーを取り付けるセパレートハンドル。アップライトなノーマルのバーハンドルに対して“ちょっとやる気がおきるポジション”となっている。
クランプとハンドルバーの間にスペーサーをセットすることで、グリップの高さを変更できる。ライダーの体格やステップと兼ね合いで調整したいときに便利な機構で、オーヴァーのハンドルキットでは定番の構造だ。
ノーマルハンドルでもセパレートハンドルでも対応できるステップを開発
以前の記事では3Dプリンターで出力された樹脂製プレートを使用したプロトタイプを紹介したが、バックステップもアルミ素材で削り出された部品が装着された。
「現在は寸法上の精度が出た上で取り付けられることが確認できて、次は実際に乗ってみてポジションはどうかという点をテストする段階です」
「図面を書いたときにはノーマルのバーハンドルに対してのポジションだったので、セパレートハンドルにしたことでどうしてもズレが出てきます。ライダーの体格やポジションの好みにもよりますが、正直“バーハンドルの時には具合が良かったのに、セパハンにしたらステップはもうちょっと下げたい”みたいなこともありますよね」
「オーヴァーはハンドルもステップも自社ブランドで開発製造しているので、トータルでのバランスの良いパーツを作れるのが商品開発の強みだと思います。とはいえ、パーツ同士の組み合わせを限定してしまうとユーザーを絞り込むことになってしまうので、スポーティに走りたいというライダーの気分を少し盛り上げてやる気にさせるぐらいの仕上がりがちょうど良いのだろうと考えています」
「我々自身、ライダーが気負わずポンと乗って普通に走れるなじみやすさや親しみやすさがCB1000Fの美点だと思っているので“この組み合わせじゃないと楽しくありませんよ”と狭めすぎないことを心がけています。製品化する際にはなるべく許容範囲を広くしながら、さらにオーヴァーならではの可変式とすることで、ユーザーのライディングにフィットするバックステップを製品化するのでご期待下さい」
試作中のオーヴァー製マフラーにもノーマルマフラーにも干渉しないことを確認済みの右ステップ。一次試作はノーマルハンドルでおこなったため、その後に開発したセパレートハンドルの位置関係で小変更の可能性がある。ステップもハンドルも同じオーヴァー内で行っているので、そうした設計変更もスピーディに行える。
左ステップはノーマルではシフトペダルのピボットとなる部分をリンクとして、ステップバー側に新たなピボットを設置。これによりペダルとステップバーの距離が一定となり、違和感なくシフト操作ができる。
調整する楽しさを実現する別体タンク式リヤショック
スイングアームとともに交換されるリヤショックはオーヴァーとナイトロンのコラボレーションによるスペシャルエディションで、潤滑性向上とフリクションロス軽減効果のあるカシマコートならではのブロンズカラーが印象的だ。
「ナイトロンのサスペンションはスポーツ走行やサーキット走行でも高い性能を発揮しますが、街乗りでもしっかりと効果を感じることができます。何度も繰り返しになりますが、我々オーヴァーが今回のCB1000Fで目指すのも、普通のライダーが馴染みやすく、ちょっとスポーティに走りたいという希望を満たすカスタムなので、とても相性が良いと思います。またナイトロンにはすでにCB1000F用があり、セッティングデータもある点が今回コラボレーションした理由となります」
しかし、ナイトロンをそのまま装着するだけではなく、オーヴァーならではの仕様変更も加えている。
「せっかくの高性能ショックなので、ナイトロン標準のピギーバックタイプを変更してリザーブタンクとプリロード調整を別体として、気軽にセッティングを変更して違いを体感してもらえるようにしました。タンク別体化によって、重量は一体式よりわずかに増えますが、リヤタイヤの前側まで手を突っ込まずにプリロードと伸び/圧減衰の調整ができる点がメリットになります。また左タンデムステップ部にリザーブタンクとプリロード調整マウント専用プレートを製作したのでボルトオンで固定できるのも特長です」
カシマコートのブラウンが落ち着いた印象のオーヴァー×ナイトロンリヤショック。リザーブタンクとプリロード調整を別体式としたことで容易に調整できるのと、カスタムパーツ感アップに役立つ。
CB1000F以外もカスタムマシン目白押し。東京モーターサイクルショーは「楽しく、カッコよく、そして安全に」オーヴァーブースへGO!!
この連載記事では東京モーターサイクルショーで展示するCB1000Fカスタムにおける各パーツのこだわりや製作記を追跡しているが、東京モーターサイクルショーのオーヴァーレーシングプロジェクツブースには、CB1000Fを筆頭に4台のオーヴァー製カスタムマシンが展示される。
通常の展示ならお立ち台の上のマシンを眺めるだけだが、今年のオーヴァーブースは4台のシートにまたがり、ステップに足を載せてセパレートハンドルに手を添えることができるのだ。
オーヴァーブースで展示される車両は次の4台だ。
●ホンダCB1000F・当記事で連載中のカスタムの完成形
●カワサキZ900RS・オーヴァーオリジナルグラフィックをまとったカフェカスタム
●ヤマハXSR900GP・昨年も好評だったXSRのバージョンアップモデル
●ホンダMonkey125・アルミ製ワンオフカウルを装備したカフェカスタム
また今年はデモ車に跨がった画像をハッシュタグ#overracingを付けてSNSに投稿するとステッカーがもらえるプレゼント企画も実施される。ステッカーは4種類あり、1車種を投稿するたびに1枚もらえるので、最大4枚のステッカーをゲットできるチャンス!!
さらに4枚のステッカーをコンプリートすればキーホルダーもプレゼントされる。
完成したCB1000Fの姿に興味のあるライダー、ステッカーやキーホルダーが欲しいオーヴァーのファンは、2026年3月27日(金)~29日(日)の3日間にわたり東京ビッグサイト西展示場で開催される第53回東京モーターサイクルショーのオーヴァーレーシングプロジェクツブース(小間番号:西4-13)まで足を運んでいただきたい。
スピード感あふれるグラフィックが印象的なカワサキZ900RSカフェカスタム。マフラーは変更される可能性がある。
アルミ製アッパーカウルやフロントフェンダーやサイドカバーなど、製品化されていない参考パーツを装着したホンダMonkey125カフェ。Z900RSとおそろいのイメージで、どちらもシートに跨がることができる
新作スイングアームとリヤサスリンク、昨年大好評だったカウルマウントミラーが進化したヤマハXSR900GP。
東京モーターサイクルショーのオーヴァーブースの位置は西4-13となる。ステージのあるアトリウムのエスカレーターで上階へ。あとは上の地図を参考に訪れて欲しい。
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