【第33回 ヨコハマ ホットロッド カスタムショー2025】マジかよエンジン2基掛けッ!? ロイヤルエンフィールドが放つ衝撃カスタム「VITA」＆「Carolina Reaper」横浜で世界初公開だ！
横浜が熱気に包まれたッ！ 2025年12月7日（日）にパシフィコ横浜で開催された日本最大級のカスタムショー「第33回 ヨコハマ ホットロッド カスタムショー2025（HCS2025）」にて、ロイヤルエンフィールドがとんでもない隠し玉を炸裂させたぞ。
⚫︎文：ヤングマシン編集部 ⚫︎写真：真弓悟史 ●BRAND POST提供:ロイヤルエンフィールド
驚愕の650ccツイン×2基搭載！ 魔改造すぎる怪物「VITA」爆誕
まず会場の度肝を抜いたのが、滋賀県を拠点に世界の名だたるショーでアワードをかっさらってきた実力派「CUSTOM WORKS ZON（カスタムワークス・ゾン）」による「VITA（ヴィタ）」だ。
VITA（ヴィタ）
一見すると、とんでもなく美しい仕上げのロングフォーク・チョッパーなのだが、エンジンの造形に違和感が……って、おいおいマジかよ！ エンジンが2つ載ってるじゃねぇか！！
VITA（ヴィタ）
ベースとなっているのは、なんと今年の9月から国内受注が始まったばかりの最新フラッグシップ「CLASSIC 650（クラシック650）」。その空冷並列2気筒648ccエンジンを、贅沢にも2基搭載しているのだッ！
VITA（ヴィタ）
ZONの吉澤氏と植田氏による超絶技巧はここからだ。前側のエンジンからはミッションを取り外し、クランクケースを短く加工。そして前後2つのエンジンを左側のプライマリーチェーンで連結するというメカニズムを実現。これを独自設計のハードテール・フレームにぶち込んでいる。
VITA（ヴィタ）
足まわりも強烈だ。フロントにはワンオフのガーダーフォークをセットし、ホイールはなんとモダンな26インチ大径サイズ！ クラシックとモダンが火花を散らすような融合っぷりがたまらない。外装には塗装をせずアルミの地肌を活かし、そこに高級木材のマホガニーを組み合わせるという、ため息が出るような美しい仕上げも必見だ。ZONとロイヤルエンフィールドの共同ブースは、この怪物を一目見ようとするギャラリーで溢れかえっていたぞ。
VITA（ヴィタ）
日本未導入「GRR 450」が早くもカスタムに！ 走りの魂が宿る「Carolina Reaper」
もう1台の衝撃作は、「Have Fun Flat Track」ブースに降臨した「Carolina Reaper（キャロライナ・リーパー）」だ。
Carolina Reaper（キャロライナ・リーパー）
こちらのベース車両は、なんと日本への導入がまだ決まっていない最新プレミアム・モダン・ロードスター「GRR 450（ゲリラ450）」だッ！ ヒマラヤにも搭載されている新開発の水冷単気筒DOHC4バルブ「シェルパ450」エンジンを積んだ意欲作を、早くもカスタムベースにするとは……ロイヤルエンフィールド、攻めすぎだろ！
Carolina Reaper（キャロライナ・リーパー）
製作を手掛けたのは、東京を拠点にフラットトラックシーンを牽引する「Cheetah Custom Cycles（チーター・カスタムサイクルズ）」の大沢俊之氏。自らもライダーとしてトラックを駆る大沢氏の魂が注入されたこのマシン、コンセプトは「レトロとモダン、準レーサーとカスタムバイクの融合」だ。
目指したのは70年代のアメリカン・フラットトラックレーサー。GRR 450のメインフレームは活かしつつ、リアフレームを新規製作。外装類はすべてアルミ板からの叩き出しという手の込みようだ。スイングアームはクロモリ鋼管とブラスブレージング（真鍮ロウ付け）で製作されたオリジナルで、セッティングを考慮して直押しタイプのリアサスに変更されている点も見逃せない。
Carolina Reaper（キャロライナ・リーパー）
エンジン2基掛けの超絶チョッパーに、日本未発表モデルベースのガチなトラッカー。ロイヤルエンフィールドの「CUSTOM WORLD」が、日本のビルダーと組むとここまで面白い化学反応が起きるのか！ 改めてカスタム文化の奥深さと、ロイヤルエンフィールドの本気度を見せつけられたHCS2025だった。
※GRR 450(ジーアールアール・ヨンゴーマル)の日本市場への導入は、現時点では未定。
※本記事はロイヤルエンフィールドが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
