ロード5/6のサイプは内部に進むほど幅が広くなる逆三角形構造だが、剛性を重視するロードW GTはストレート形状を選択している。前後ともカーカスの外周には、高速走行時の遠心力によるトレッドのせり上がりを抑制するため、アラミドファイバー製保護プライを配置。カーカスは、細身のフロントが3層だ。
いわゆるクルーザー用のタイヤは、一般的なロードバイク用とは異なる基準で開発するのが通例である。ところが、ミシュランがホンダ・ゴールドウイング1800専用品として生み出したロードW GTは、既存のパイロットロード/ロードシリーズで培った技術を転用しているのだ。 ●文:中村友彦(ヤングマシン編集部) ●写真:山内潤也 ●取材協力:SP忠男 浅草店 ●BRAND POST提供:ミシュラン 目次 1 純正 […]


















