1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く! ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

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“続く”を意識したタイヤであることは知っていたけれど、まさかここまで劣化が少ないとは…。使用開始から4年以上の年月が経過して、1万2000kmの距離を走ったにもかかわらず、ダンロップのロードスマートⅣは、感覚的には本来の資質の80%ぐらいを維持していたのだ。

●文:中村友彦 ●写真:関野温 ●BRAND POST提供:ダンロップ

コンセプトは4つの“続く”

2020年からダンロップが発売を開始したロードスマートⅣは、“興奮が、続く”、“気持ちが、続く”、“性能が、続く”、“走りが、続く”という、4つの“続く”をコンセプトに掲げて生まれたツーリングタイヤである。それらの中から当記事で検証するのは“性能が、続く”なのだが、テスト車(編集部所有の初代MT-09)が履くロードスマートⅣは、装着時期が4年以上前で、現在までの走行距離は約1万2000km。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

ハイグリップ系やスポーツ系と比べればライフが長いツーリングタイヤと言っても、その年月と走行距離からは、賞味期限切れや要交換などという言葉をイメージする人が少なくないだろう。ましてや、過酷な条件で使われることの多い編集部所有のバイクが履かれているタイヤということもあり、通常以上にタイヤの消耗も激しいと予想したのだが…。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

ところが、今回のテストで市街地・高速道路・ワインディングロードをじっくり走り込んだ僕は、まだまだOK‼と感じたのだ。年月的にはそろそろ交換時期でも、距離的にはまだまだ余裕でイケるんじゃないかと。

既存のツーリングタイヤで使用開始から4年以上が経過して約1万2000kmを走ったら、露骨な性能劣化を実感することが珍しくないのに、ロードスマートⅣは、感覚的には本来の資質の80%ぐらいを維持していたのである。

多くのライダー/車両にマッチする鉄板物件

本題に入る前に大前提の話をしておくと、僕はロードスマートⅣにかなりの好感を抱いている。2019年末に開催された試乗会では、先代のロードスマートIIIとは一線を画する上質な乗り心地と、軽すぎず重すぎずの絶妙なハンドリングに感銘を受けたし、後にさまざまな状況でテストを行ってみたところ、ウェット路面における安心感や、冷間時からの暖まりの早さに大いに感心。また、早朝から深夜まで走り続けるロングツーリングに使った際は、帰宅後の心身の疲労の少なさに驚きを感じた。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

そんなわけだから、僕にとってのロードスマートⅣは鉄板物件で、これまでに多くの人にオススメしてきた。

と言っても、サーキットやワインディングロードでのグリップ力や旋回性を重視するライダーには、他の選択肢を提示することもあったのだけれど、最近の僕は周囲の友人知人からタイヤに関する相談を受けた際に、“迷っているならロードスマートⅣ”、“ロードスマートⅣなら間違いない”などという助言を何度もしているのだ。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

マイナス要素が見当たらない!

さて、ここからは今回の試乗の話で、編集部でテスト車と対面した僕は、まずはタイヤを入念に観察。この車両は室内保管なので、硬化やヒビ割れがないのは想定内だったものの、トレッド面の良好な状況は意外と表現したくなるレベル。

と言っても、約1万2000kmを走ってセンターを中心に摩耗が進んだ結果として、前後ともプロファイルはやや平らになっているのだが、中央付近の溝の深さは、新品時がフロント:4.5mm/リア:7mmだったのに対して、テスト車はフロント:2.2mm/リア:5.4mmで(いずれも筆者の実測)、スリップサインにはまだ到達していない。リアよりフロントの減りが早いのは、車両がアグレッシブな特性のMT-09だからかもしれないし、走行距離を考えれば、摩耗はかなり少ないと言っていいだろう。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

前後タイヤの溝は、市販のデプスゲージで計測。リアの中央付近はまだまだ使えそうな5.4mmだが、装着時期を考えると、次の交換は前後セットで行うべきだろう。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

フロントの中央付近の残ミゾは2.2mm。その数字を知ると不安を感じる人がいるかもしれないが、新品時のプロファイルが極端に崩れているわけではまったくない。

まあでも、見た目に問題がなくても、タイヤの性能は走ってみないとわからないものである。だから僕は、マイナス要素を探るつもりで試乗を開始したのだが…。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

市街地・高速道路・ワインディングロードをじっくり走り込んでも、そんなものは見当たらなかった。もっとも新品と比較するなら、乗り心地は微妙に悪くなっているだろうし、ライダーの操作に対する反応はわずかに鈍くなっている気はするけれど。

それでも使用開始から4年以上の年月が経過して、約1万2000kmの距離を走っても、ロードスマートⅣは相変わらずロードスマートⅣで、不快感や恐怖心を抱く場面には1度も遭遇しなかったのである。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

中でも僕が嬉しかったのは、コーナー進入時の軽快なフィーリングと、中途半端なバンク角で走行している際の安定&安心感。冒頭で述べたように、ロードスマートⅣは4つの“続く”を意識して生まれたのだが、まさかこういう特性もしっかり維持しているとは。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

逆にその2点を認識した僕は、ダンロップの“続く”に対するこだわりをしみじみ実感。今回の試乗は真夏の炎天下で行ったものの、おそらく、ウェット路面での安心感や冷間時からの暖まりの早さも、きっちり維持しているのだろう。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

もちろん、ここまでに述べたフィーリングがいつまで続くかは、現時点ではなんとも言えないところであるが、たとえば、MT-09駆って、今から数日以上のロングツーリング、北海道や九州などに出かけるとなったら、前後タイヤの交換はまったく検討しないと思う。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

それほどまでに、ロードスマートⅣの“続く”性能に驚かされた一日であった。

1万2000kmを走っても“性能”や“走り”が続く!ダンロップ スポーツマックス ロードスマートⅣ

ワインディングロードでの撮影を終えた後は、芦ノ湖スカライン内のレストハウスレイクビューで食事。筆者が注文したかき揚げ蕎麦(冷)は、なかなかの美味だった。

動画でスポーツマックス ロードスマートⅣのインプレをチェック!


※本記事はダンロップが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。