高音質×メッシュ通信が“半額”の衝撃! コスパ最高な次世代機「ASMAX F1 Pro」がインカム戦国時代に殴り込みだ

高音質×メッシュ通信が“半額”の衝撃! コスパ最高な次世代機「ASMAX F1 Pro」がインカム戦国時代に殴り込みだ

バイクライフに欠かせないアイテムとなったインカム。仲間とのツーリングをより楽しく、安全にするための必需品だが、とくに多人数での安定した通信を実現する「メッシュ通信」機能を搭載したモデルは、5万円オーバーも珍しくない高嶺の花だったが、そんな常識を覆す次世代インカム「ASMAX F1 Pro」が登場した。


●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:カスタムジャパン

なぜハイエンドの性能が「半額水準」なのか

ASMAX F1 Proは、次世代バイク用インカムブランド「ASMAX」のフラッグシップモデルで、2025年9月上旬から販売開始される。F1 Proがライダーに与える最大のインパクトは、その価格設定だろう。これまで、SENAやCARDOといったトップブランドが展開するメッシュ通信搭載インカムは、5万円から8万円前後が当たり前とされてきた。

しかし、ASMAX F1 Proの希望小売価格は、なんと3万2900円(税込)。これはまさに価格破壊と言っても過言ではない。 中国製ということもあり、「安かろう悪かろう」ではないかと疑うライダーもいるかもしれないが、その心配は無用だ。

カスタムジャパンが導入にあたり、開発元や製造工場を直接訪問。製品の設計思想から生産プロセス、品質管理体制までをその目で確認している。単なる「安さ」ではなく、「安心して使える製品」を届けるという強い意志のもと、2年間の製品保証を含む万全のサポート体制を日本国内で整えているというのだ。

インカム界の常識を覆す、充実の機能群

価格だけでなく、機能面でもF1 Proは他社のハイエンドモデルに引けを取らない。 まず注目すべきは、やはりメッシュ通信機能だ。最大10人(将来的にはファームウェア更新で16人まで拡張予定)での同時ペアリングに対応し、通信距離は500mから最大3kmに達する。

これにより、日常のソロライドから10人以上の大規模なマスツーリングまで、あらゆるシーンをカバーできる。もちろん、他社製インカムと接続できるユニバーサルペアリング機能も搭載している。 心臓部には、安定した通信性能と高速処理を実現する Bluetooth 5.3(デュアルチップ・8コア) を採用。

音楽やナビ音声を聞きながらインカム通話もできるマルチタスク通信にも対応している。 音質にもこだわりアリ。搭載されるのは、Bongiovi Acoustic Labsによる音響チューニングが施された ASMAXオリジナル40mmスピーカーだ。

走行中でもクリアな会話を可能にする ENCノイズリダクション機能 と相まって、迫力のある高音質サウンドをヘルメット内に響かせる。 操作性もスマートだ。「Hi MAX(ハイ!マックス!)」というウェイクアップワードで起動する、音声コマンド操作 に対応し、音量調整や通話応答などをハンズフリーで行える。

物理ボタンや専用アプリ「ASMAX WORLD」での操作も可能で、ライダーの好みに合わせた直感的なコントロールを実現した。 さらに、雨天での使用も安心な IPX7相当の防水性能 や、約14時間の連続通話が可能な1350mAhの大容量バッテリーなど、ツーリングで求められる基本性能も抜かりはない。

使い勝手とデザイン性も次世代レベル

F1 Proは、日々の使い勝手も良い。ヘルメットへの取り付けには、マグネット式を採用。本体をベースに近づけるだけでカチッと固定される手軽さで、取り外しもワンタッチだ。このマウントは電源のON/OFFとも連動しており、装着すれば自動で電源が入るというスマートさも兼ね備えている。

デザイン面では、2025年の東京モーターサイクルショーに出展された際でも、そのスタイリッシュさが多くの来場者から注目を集めていた。とくに、本体中央でクロスするX字のLEDインジケーターは近未来的な印象を与えており、好感触な声が多数上がったという。

このLEDライトは、専用アプリ「ASMAX WORLD」で発光パターンやカラーを自由にカスタマイズ可能だ。カラーバリエーションは、艶のある「シャイニーグレー」と、シックな「ステラーグレー」の2色から選べる。

広がる販売網と試用のチャンス

ASMAX F1 Proは、カスタムジャパンの公式ECサイトをはじめ、Amazonや楽天市場といった主要ECモール、そして全国数千店舗規模のバイク用品店や販売店で購入可能になる予定だ。またモーターサイクルショー等のリアルイベントでも実際に製品を手に取り、試せる機会が提供されるという。

インカムは実際に使ってみないと良さが分かりにくい製品だけに、こうした体験の場が用意されているのはありがたいところだ。百聞は一見にしかず。コスパ抜群かつ高性能な次世代インカムの実力をその手で確かめてみよう。

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