撮影車両は3台製作されたうちの第1号車。漂うオーラから大きく見えるが、取り回すとレーサー然とした軽さとスムーズさを感じる。ヨシムラ伝統のカラーを纏うトルネードF1カウルは新車時はFRP製だったが、経年劣化に対応するため現在はドライカーボン製に変更(オーナーの志賀さんが出資してカーボン型を製作し、001/002号車ともに換装している)。
ヨシムラが初めて世に放ったコンプリート車が、 スズキの初代GSX-R1100をベースとする「トルネード1200ボンネビル」。そこにいるだけで畏怖の念を抱かせる絶対的な存在感と、 手の届かない憧れ…。当時ヨシムラで開発を担当したアサカワスピード・浅川邦夫氏に誕生の経緯を尋ねた。 目次 1 完成車メーカー「ヨシムラ」への布石2 1980年代半ばに“300km/h”に迫った衝撃 完成車メーカー「ヨシムラ […]






















































