
年末に発売したヤングマシン3月号の特集は『初夢スクープ』。間もなく開幕する大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーを前に、WEBヤングマシンに記事を大放出! 今回は水冷200cc単気筒エンジンを搭載したオフロード3兄弟+フルカウルスポーツのR20だ。 ●編集部からのお願い:スクープは本誌独自の情報に基づくものです。販売店へのお問い合わせはご遠慮ください
●文:ヤングマシン編集部 ●イメージCG:SRD
ASEANモデルのプレミアム化を推進するヤマハ
以前からスクープ情報をお届けしているとおり、WR155シリーズやYZF-R15などが200ccに進化して登場することになりそうだ。
国内のヤマハから公道走行できる250ccオフが消えて久しいが、グローバル用に200ccクラスの新エンジンを開発中とのウワサは依然からあった。ヤマハは現在、アジアで水冷155cc単気筒のWR155RやYZF-R15を販売中だが、巨大マーケットのインドでより大きな200ccに移行するのでは……という動きだ。
また、2025年2月12日に開催されたヤマハ発動機の決算説明会にて、新たな代表取締役社長に代表取締役副社長だった設楽元文氏が就任することが発表され、そのほかに「ASEANを中心にプレミアム領域でのシェアを拡大し、より高収益を目指していくとの説明もあり、ヤマハのプレミアム商品としてZ世代に浸透している現行155ccクラスより、さらにハイテックなモデルを求める声に応えるべく、上位モデルを含めたプレミアム戦略を展開していく」ことも明らかにされた。
となれば、現行WR155シリーズのアップグレード、またYZF-R15やXSR155についても200cc化するのでは、と想像したくなるのは自然な流れだろう。もちろんセローの復活にも期待したい。
これに先んじて、3月号の初夢スクープでは200cc級の水冷単気筒DOHCエンジンを新開発し、WRなどオフロード系を中心に搭載すると予想。エンジンは電子制御スロットルを採用するという噂があり、250ccクラスと同等のパワーと125ccクラス並みに軽量コンパクトな車体で、日本のストリートにうってつけの存在になるのでは、と見ている。
以下に予想CGを放出するので、とくとご覧あれ!
YAMAHA WR200R / WR200X[予想CG]
世界的に知名度が高いのはセローよりもWRなので登場はテッパンか? デザインはWR155RらWRシリーズ共通のシャープ系だろう。
【YAMAHA WR200R|イメージCG】(CG不許複製/All rights reserved) ●予想発表時期:2025年~2026年 ●想定価格帯:55~65万円前後 ●デビュー可能性:70%
【YAMAHA WR200X|イメージCG】(CG不許複製/All rights reserved) ●予想発表時期:2025年~2026年 ●想定価格帯:55~65万円前後 ●デビュー可能性:70%
YAMAHA Serow200[予想CG]
国内での人気が高く、今なお生産終了が惜しまれるトレッキングマシンのセロー250。新型は初代セロー225並みの軽量コンパクト車になるか?
【XT200Serow|イメージCG】(CG不許複製/All rights reserved) ●予想発表時期:調査中 ●想定価格帯:55~65万円 ●デビュー可能性:40%
YAMAHA YZF-R20[予想CG]
YZF-R15らはSOHC155cc水冷単気筒を搭載。後継として200cc程度のエンジンを開発し、電制スロットルまで備えるとの噂も。
【YZF-R20|イメージCG】(CG不許複製/All rights reserved) ●詳細は調査中
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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