ラレー(Raleigh)といえばイギリスの名門自転車メーカーとして有名だが、20世紀初頭にはエンジン付きのタンデムトライクも手がけていた。水冷式エンジンは3.5spを発生し、2速ギア、クラッチ、ブレーキも装備していた。前部の座席にはかなり凝った装飾がされていることから、貴族などの富裕層が大切な人を乗せて走るトライクだったのかもしれない。ちなみに、運転席にもワイヤーによるエンジンガードを装備し、ロングスカートを着用した女性でも運転できるよう設計されている。
世界中にバイク博物館は数あれど、イギリスの『ナショナルモーターサイクルミュージアム』は、展示台数850と世界最大級だ。国立だけあってそのほとんどはイギリス車で、世界のバイク史の前半をイギリスがつむいできたことを実感できるミュージアムなのである。 目次 1 英国バイク産業の聖地へ2 ナショナルモーターサイクルミュージアムから厳選紹介! 英国バイク産業の聖地へ ナショナルモーターサイクルミュージアムは […]
























































