
今年で16回目を迎える恒例のバイクイベント「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」が今年も開催される。開催日はもちろん8月19日(月)で、場所は昨年と同じ東京・秋葉原UDXビル2階の「アキバ・スクエア」。JR秋葉原駅から徒歩3分と近く、真夏のバイクイベントながら、会場は空調の効く半室内なのも特徴だ。
●文:編集部 ●写真:一般社団法人日本自動車工業会/一般社団法人日本二輪車普及安全協会 ●外部リンク:8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY
無料&涼しく過ごせる、希少な2輪サマーイベント?
8月19日が「バイクの日」とされたのは今から35年前の1989年。政府総務庁(現在の内閣府)が二輪車の事故撲滅を目的に制定したもので、以来、全国自治体の交通安全担当課や地元警察はこの日を中心に二輪の安全運転講習会などを実施し、二輪関係法人や業界は8月19日を挟む7〜9月を「バイク月間」と定め、全国各地で安全運転を啓蒙するさまざまな活動を展開している。
その中でも知名度が高く、すでに16回を数えるのが「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY」で、2024年の今年も東京・秋葉原のUDXビルにある「アキバ・スクエア」で開催される。主催は日本自動車工業会と日本二輪車普及安全協会(JAPAN RIDERS)で、バイクユーザーをはじめとする一般に向けて「交通安全意識の啓蒙」「バイクの日の認知拡大」「バイクの有用性・利便性・楽しさのPR」を目的にさまざまなコンテンツを展開予定だ。
具体的な内容は以下で紹介するが、昨年から会場となったアキバ・スクエアはビル2階の半室内スペースにあり、真夏のバイクイベントとしては異例とも言える、空調の効いた空間で楽しめるのもちょっとしたポイント。入場は無料で、JR秋葉原駅から徒歩3分とアクセスも良好。公共交通機関で訪れて涼し〜く楽しんでみるのはいかがだろうか。
8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY概要
■イベント概要
- 日時:2024年8月19日(月) 12:00〜17:00
- 場所:東京・秋葉原 UDX2F「アキバ・スクエア」(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX)
- アクセス:JR秋葉原駅 電気街北口 徒歩3分/地下鉄銀座線 末広町駅 1番出口 徒歩3分(※1)
- 主催:一般社団法人 日本自動車工業会/一般社団法人 日本二輪車普及安全協会(JAPAN RIDERS)
- 後援:内閣府/警察庁/警視庁交通部/一般社団法人 全国軽自動車協会連合会/一般財団法人 全日本交通安全協会/一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会
- 訴求テーマ:安全運転意識の啓発/「バイクの日(8月19日)」の認知度向上/運転マナー向上/バイクの有用性・利便性・楽しさ・魅力の発信
- ※1:イベント当日は駐車場の混雑が予想されるため公共交通機関の利用を推奨。二輪車等で来場の場合は必ず駐車場を利用し、違法駐車は絶対禁止。
■おもなプログラム
- バイク車両展示(12:00~17:00)
国内4メーカー最新モデル/レースマシン/EVバイク/白バイ/黄バイ展示 等 - ステージイベント(13:00~16:30) ※YouTubeにて生配信予定
- オープニング(日本自動車工業会 副会長 兼 二輪車委員会委員長 日髙祥博氏<ヤマハ発動機 代表取締役社長>/日本自動車工業会 常務理事 江坂 行弘氏/日本二輪車普及安全協会 専務理事 小椋 道生氏 ほか)
- 警視庁クイーンスターズ 交通安全啓発ステージ
- 地方自治体プレゼンテーション
- ゲストトークショー
- EVバイク(競技車両)によるトライアル演技
- 抽選会
- 記念撮影
- コンテスト:『バイクで俳句』コンテスト入賞者作品の発表・講評
- BIKE LOVE NIPPON展示:国内観光地や景勝地、ツーリングスポットなどライダーに有意義な情報の展示
- バイク応援自治体紹介:ライダーを招致し地方を盛り上げる地方自治体によるPR展示及びステージ
- メインMC:梅本まどか(JAPAN RIDERSアンバサダー)
- ゲスト(五十音順):伊万里 有(俳優/モデル)/岡崎 静夏(プロレーサー)/高橋 健介(俳優)/難波 祐香(バイク声優/イベントMC)/平嶋 夏海(タレント/グラビアアイドル)/堀田 季何(文芸家)/横田 龍儀(俳優)
- ゲストライダー:黒山健一(トライアルライダー)
主催者の「日本自動車工業会」と「日本二輪車普及安全協会」って?
「一般社団法人 日本自動車工業会(自工会)」は4/2輪メーカー14社による、自動車関連産業の健全な発達を目的に活動する団体。昨年まではトヨタ自動車会長の豊田章男氏が会長を務めたことでも知られる。2輪に関しての活動は「二輪車委員会」が行っており、ヤマハの日髙祥博社長が委員長を務めている。
自工会・二輪車委員会では発信にも積極的で、さる6月27日には東京・浅草のライダースカフェ「ORTIGA」で2輪メディアとのミーティングも開催。日髙祥博委員長も出席し「バイクの魅力」についてのディスカッションを行った(当日の様子はこちらの動画から)。
「一般社団法人 日本二輪車普及安全協会(二普協)」は、「安全」「安心」「快適」「楽しさ」の4つをキーワードにライダーをサポートしている団体で、東京/大阪モーターサイクルショーの主催や安全運転講習会の開催、防犯登録や二輪の通行規制情報/解除の手助けなどを行っている。JAPAN RIDERSという名称でも活動中だ。
グッドライダーミーティングの名で開催してきた安全運転講習会は、今年から初心者を重視した「ベーシックライディングレッスン」に改称。保険代の200円だけで参加できるとても有意義な講習会だ。さらに若年層と二普協の接点を増やすべく、今年からは各地で「JAPAN RIDERS CAFE」も展開している(ジャパンライダースの活動はこちらの動画から)。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(イベント)
地域の課題をライダーが解決 舞台となるのは、兵庫県北部の養父市と朝来市にまたがる日本遺産「鉱石の道」だ。ここは、かつて日本の近代化を力強く支えた鉱山の史跡群が点在する、歴史ロマンあふれるエリア。しかし[…]
世界初公開のプロトタイプ&コンセプトモデルも登場予定! ホンダが公式素材として配布した写真はモーターサイクルショー展示車および鈴鹿8耐時点のもの、つまりミラー未装着の車両だが、JMS展示車はミラー付き[…]
ふだんは走れないマシンで、絶景ロードを独り占め 「クラシック&原付・スペシャルバイク走行撮影会」は、伊勢神宮への参拝をゴールとする「おかげ参りツーリングラリー2025」のスペシャルイベントという扱いだ[…]
東京ビッグサイトのような会場が熱気に包まれる 日本のお隣であり、スクーターが一大人気を誇ることでも知られる台湾にて例年開催されている「台湾モーターサイクルショー」を取材してきたのでレポートをお届けした[…]
EXILEの本格再始動をライブスタッフユニフォームでワークマンが応援! 9月25日、都内において、株式会社ワークマンと株式会社LDH JAPANとのコラボプロジェクトである【EXILE×WORKMAN[…]
人気記事ランキング(全体)
フレディ・スペンサー、CB1000Fを語る ──CB1000Fのインプレッションを聞かせてください。 とにかくすごく良くて、気持ちよかったよ。僕は何年もの間、新しいバイクのテストをしてきた。HRCのテ[…]
お手頃価格のヘルメットが目白押し! 【山城】YH-002 フルフェイスヘルメットが38%OFF コストパフォーマンスと信頼性を両立させた山城の「YH-002」フルフェイスヘルメット。大型ベンチレーショ[…]
後発のライバルとは異なる独創的なメカニズム 近年では、日本製並列4気筒車の基盤を作ったと言われているCB750フォア。もっとも細部を観察すると、この車両のエンジンには、以後の日本製並列4気筒とは一線を[…]
まさかのコラボ! クロミちゃんがホンダバイクと出会う ホンダがサンリオの人気キャラクター「クロミ」と、まさかのコラボレーションを発表した。クロミがバイクに乗りたくなるというストーリーのオリジナルアニメ[…]
世界初公開のプロトタイプ&コンセプトモデルも登場予定! ホンダが公式素材として配布した写真はモーターサイクルショー展示車および鈴鹿8耐時点のもの、つまりミラー未装着の車両だが、JMS展示車はミラー付き[…]
最新の投稿記事(全体)
10/1発売:カワサキ「Ninja ZX-25R SE/RR」 250ccクラスで孤高の存在感を放つ4気筒モデル、「Ninja ZX-25R」の2026年モデルが早くも登場する。今回のモデルチェンジで[…]
「世界初の量産250ccDOHC水冷4気筒エンジン」が生み出す最上の乗り味 1983年3月。デビューしたてのGS250FWに乗った印象といえば「速い!というよりすべてがスムーズ。鋭い加速感はないけど必[…]
スマホ連携機能で魅力を増した、ボッシュ製ARASを備える最高峰ツアラー カワサキは「ニンジャH2 SX SE」の2026年モデルを11月1日に発売する。カラー&グラフィックの変更およびスマートフィンア[…]
地面を感じる直進安定性で日常の移動を安心快適に 決勝レース1で自己最高となる2位を獲得した第3戦を終え、全日本ロードレース選手権は8月下旬まで約2ヵ月間の夏休み。その間もいろいろと忙しいのですが、やっ[…]
ゼファーとは真逆のコンセプトで独り勝ちを掴む! 1989年のカワサキZEPHYR(ゼファー)をきっかけに、カウルのないフォルムをネイキッドと呼ぶカテゴリーが瞬く間に人気となった。 続いて1991年に、[…]
- 1
- 2