4月21日(日)、ドゥカティジャパンはドゥカティの総合イベント「Ducati Day 2024」をポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)で開催した。千葉県木更津市の会場にはのべ1340人の参加者が集結し、イベントのメインである「Ducatiパレードラン」には新旧230台のドゥカティが参加、圧巻のパレードランを見せつけた。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:編集部/ドゥカティジャパン
Ducati Day 2024の会場となったPEC東京は、4輪スポーツカー・ポルシェのブランド体験設備として、2021年10月に千葉県木更津市に開設された施設で、全長約2.1kmのクローズドコースを核にさまざまな施設を有している。ドゥカティとは同じフォルクスワーゲングループのよしみで今回のイベントに貸し出された経緯を持つが、PEC東京で2輪のイベントが開催されるのは初めてだ。
当日はクローズドコースを使ったドゥカティ最新モデルの試乗会や、プロスタントライダーの木下真輔氏によるスタントショー、ラリーストの三橋淳氏によるエクストリームライドなどを開催。さらに今年から全日本JSB1000にパニガーレV4Rで参戦を開始した、Ducati team Kagayamaの加賀山就臣監督とライダーの水野涼選手によるトークショーも行われた。
イベント最大の見せ場となったのは、総勢230台のドゥカティが参加した「Ducatiパレードラン」。約2.1kmのクローズドコースを、ドゥカティジャパンのマッツ・リンドストレーム社長と加賀山監督、水野選手という3人の先導で周回。新旧さまざまなドゥカティがコースを埋め尽くす様はなかなかに圧巻だった。
会場にはドゥカティの歴史的モデルのほか、ポルシェやアウディ、ベントレーやランボルギーニといったフォルクスワーゲングループの4輪車も展示。さらにピレリやブレンボ、シェル、カルドといったドゥカティパートナーに加え、各ディーラーやフードトラックなどの出展で会場は賑わった。総入場者数は1340人に達し、ドゥカティジャパン初の総合イベントとしては大成功だったと言えるだろう。
イベント記念Tシャツを10名にプレゼント
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ドゥカティ)
速さを身近にする驚異のエンジニアリング ドゥカティのMotoGPマシンであるデスモセディチGPに最も近い市販車。これが2025年モデルのパニガーレV4Sの答えだ。デスモセディチGPは、2年連続でタイト[…]
ミドルSSの究極を目指しフルチェンジ パニガーレはドゥカティが誇るスーパーバイクで、2018年からはV型4気筒エンジンを搭載し、その戦闘力を高めるとともに車名がパニガーレV4となった。そして2020年[…]
スクランブラー誕生10周年。スタンダードモデルと特別仕様車を発表 ドゥカティ スクランブラーは、2014年に登場したネオクラシックシリーズで、1960~1970年代に人気を博したモデルをモチーフとした[…]
熟成度が深まったアドベンチャーツアラー ムルティストラーダはドゥカティのアドベンチャーツアラーで、2021年のフルモデルチェンジで1158cc水冷V型4気筒エンジン『V4グランツーリスモ』を搭載した。[…]
ライダーを様々な驚きで包み込む、パニガーレV4S 5速、270km/hからフルブレーキングしながら2速までシフトダウン。驚くほどの減速率でNEWパニガーレV4Sは、クリッピングポイントへと向かっていく[…]
最新の関連記事(イベント)
デイトナを制した伝説のマシンが代官山に出現! 日本が世界に誇るサンダンスハーレーのレーシングマシン「Daytona Weapon I」と「Daytona Weapon II」が、代官山蔦屋書店(東京都[…]
さすがはヨシムラ、参列者が超豪華! 1954年に創業し、今年で70周年という節目を迎えたヨシムラ。その歴史は常に“挑戦”とともにあった。巨大メーカーや乗っ取り、工場火災といった、目の前に立ちはだかる強[…]
アクセス良好な都心でのファン感謝イベント 東京・青山のホンダ本社ビル内にあるウエルカムプラザ青山で開催された「Honda Racing 2024 SEASON FINALE」は、ホンダ契約の2輪/4輪[…]
BRLの掲げる初心者の定義は「公道での運転に不安がある人」 「Basic Riding Lesson(ベーシックライディングレッスン:通称BRL)」は、北海道/東北/関東/中部/近畿/中四国/九州の7[…]
20 回目の節目となる「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025」 BMW Motorrad は、BMW ファンのみならずモーターサイクルを愛するすべての人が楽しめる 年に一度の祭典「[…]
人気記事ランキング(全体)
私は冬用グローブを使うときにインナーグローブを併用しています。防寒目的もありますし、冬用グローブを清潔に保つ目的もあります。最近、長年使い続けたインナーグローブが破れてしまったこともあり、新品にしよう[…]
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
白バイ隊員はバイクバカ⁉ 白バイに乗りたい、白バイ隊員になりたい、と白バイ隊員を目指す警察官のなかでバイクに関心のない人はいないと言い切っていいかと思います。少なくとも私が知るなかではひとりもいません[…]
2018 カワサキ ニンジャ400:250と共通設計としたことでツアラーから変貌(2018年8月30日公開記事より) 2018年型でフルモデルチェンジを敢行した際、従来の650共通ではなく250共通設[…]
高回転のバルブ往復にスプリングが追従できないとバルブがピストンに衝突してエンジンを壊すので、赤いゾーンまで回すのは絶対に厳禁! 回転計(タコメーター)の高回転域に表示されるレッドゾーン、赤くなっている[…]
最新の投稿記事(全体)
突然の交通取り締まり! 違反をしていないときでも… 交通ルールを守って安全運転に努めているのに、とつぜん取り締まり中の警察官に止められてしまった経験がある方は多いはずです。 「え? なにか違反した?」[…]
グローバルサイトでは「e-アドレス」「アドレス125」と表記! スズキが新型バッテリーEV(BEV)スクーター「e-ACCESS(e-アクセス)」、新型スクーター「ACCESS(アクセス)」、バイオエ[…]
従来は縦2連だったメーターが横2連配置に ヤマハは、2004年に欧州で誕生し、2017年より日本を含むアジア市場へ(250として)導入されたスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを欧州および[…]
しっかりとした防寒対策をすれば冬ならではの魅力が楽しめる! じっとしているだけでも寒い季節…さらに走行風を浴びるバイクって何が楽しいの? と思われる方も多いかもしれません。たしかに寒さの感じ方は、人そ[…]
時期が合えば水仙と桜の共演も 日本の三大水仙群生地と呼ばれているのが、福井県の越前海岸と、兵庫県の淡路島、そして千葉県の南房総:鋸南町である。鋸南町の水仙は12月中旬から1月下旬が見頃で、2025年も[…]
- 1
- 2