SHOEIのハイエンドフルフェイス『X-Fifeen(エックスフィフティーン)』に、今季からドゥカティへ移籍したMotoGPライダー、マルク・マルケス選手のレプリカモデル『X-Fifeen MARQUEZ BARCELONA(マルケスバルセロナ)』が、受注生産限定で販売される。発売予定は’24年6月だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
レプソルカラーをアクセントとする今や貴重なM.マルケスレプリカモデル
マルク・マルケス選手をサポートするSHOEIは、そのレプリカモデルを多数リリースしており、現在も昨年のタイGPで着用したグラフィックモデルの販売を控えている。そんな中、さらに新たなレプリカモデルが発表された。『X-Fifeen マルケス バルセロナ』は、’23年MotoGP第4戦スペインGPで着用したものを再現している。
グラフィックはステンドグラスを彷彿とさせるモザイク柄で、ブルー系をベースとして、スポンサーカラーのレッド・オレンジ・イエローをアクセントにしている。マルク・マルケス選手はホンダを離れてドゥカティ(グレシーニ・レーシング)へ移籍しただけに、今となっては貴重なレプリカモデルだ。
『X-Fifeen』はMotoGPスペックの安全性を誇る、SHOEIのフラッグシップフルフェイスヘルメットだ。世界中のレーシングライダーが着用し、製品開発にはレースからフィードバックされた機能と性能が凝縮されている。
風洞実験とレースの実践を生かした帽体は、時速350km/h超の速度域でも安定した空力性能を発揮する。オーバースペックと思うかもしれないが、日本の高速道路の上限120km/hでもその空力性能は生かされ、走行中の疲労軽減し、集中力を持続させる。これは結果として安全運転につながり、事故を未然に防ぐセーフティとなっている。
また、安全規格は公道走行に必須なJIS規格はもちろんのこと、国際レース参戦に必要なFIM、国内レースに欠かせないMFJ規格もクリア。ほかにも、レーシングポジションで最適化されるベンチレーションシステム、レーシングシールドロック、前傾姿勢時の広い視界を確保するアッパーフィールドオブビジョン、走行中の水分補給をサポートするレディフォーハイドレーションシステムなど、スーパースポーツオーナーやサーキット走行を楽しむライダーをサポートする機能が満載だ。
これらの機能性はもちろん公道走行でも有効で、最高峰を求めるライダーならチェックしておきたいヘルメットだ。
SHOEI X-Fifeen MARQUEZ BARCELONA
●価格:9万6800円 ●サイズ:XS(53-54cm)、S(55-56cm)、M(57-58cm)、L(59-60cm)、XL(61-62cm)、XXL(63-64cm) ●色:青×緑(TC-2) ●規格:JIS、FIM、MFJ ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガードJ、チンカーテンD、シリコンオイル、防曇シート、ロアエアスポイラー、SHOEIロゴステッカー、シールド用ステッカー(No.11ステッカー) ●発売時期:2024年6月(受注限定販売)
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