カワサキモータースジャパンは、ロー&ロングなフォルムのミドルクルーザー「エリミネーター」および「エリミネーターSE」の2024年モデルを発表した。さらに、カワサキプラザ専売の「エリミネーター プラザエディション」をラインナップに追加した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
プラザエディションは専用カラーで発売
カワサキモータースジャパンは、前18/後16インチホイールを履くロー&ロングフォルムなミドルクラスクルーザー「エリミネーター」シリーズの2024年モデルを発表した。主要諸元に変更はなく、価格はそれぞれ5万5000円アップしたほか、新たにプラザエディションが追加されている。
まず標準仕様(STD)は、従来あったパールロボディックホワイトを廃止し、メタリックフラットスパークブラックを継続。48psを発揮する並列2気筒エンジンや、カワサキ同クラス唯一のETC2.0標準装備なども変更なした。
上記ETC2.0車載器のほか、ヘッドライトカウル、ツートーンのシートレザー、フロントフォークブーツといった外装パーツを追加装備し、ミツバサンコーワ製のGPS対応型前後ドライブレコーダー、USB Type-C電源ソケットを標準採用するエリミネーターSEは、従来のメタリックマットカーボングレー×フラットエボニーを廃止する代わりに、新色のメタリックフラットスパークブラック×メタリックマットダークグリーン、およびファントムブルー×エボニーを新たにラインナップする。
そして注目は、新たに追加されたプラザエディション(PLAZA EDITION)だ。専用カラーとしてパールサンドカーキ、パールストームグレーが与えられ、さらにSEと同様にミツバサンコーワ製GPS対応型前後ドライブレコーダーとUSB Type-C電源ソケットを装備。スタイリングはSTDを基調としながら、独自のカラーリングと上級装備で差別化が図られている。価格はSTDとSEのほぼ中間で、その名が示す通りカワサキプラザでの専売モデルとなる。
シート高735mmとフレンドリーな車体で、乗り味はクルーザーというよりもゆったりとしたネイキッドといえるエリミネーターは、2023年の販売台数ランキングでも251~400ccクラスで2位に入った人気モデル。さらに魅力を増し、多くのユーザーに歓迎されることになりそうだ。
KAWASAKI ELIMINATOR / SE / PLAZA EDITION[2024 model]のカラーバリエーションとスペック
車名 | ELIMINATOR【SE】〈PLAZA EDITION〉 |
型式 | 8BL-EL400A |
全長×全幅×全高 | 2250×785×1100mm【2250×785×1140mm】〈2250×785×1140mm〉 |
軸距 | 1520mm |
最低地上高 | 150mm |
シート高 | 735mm |
キャスター/トレール | 30°/121mm |
装備重量 | 176kg【178kg】〈177kg〉 |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 398cc |
内径×行程 | 70.0×51.8mm |
圧縮比 | 11.5:1 |
最高出力 | 48ps/10000rpm |
最大トルク | 3.8kg-m/8000rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 12L |
WMTCモード燃費 | 25.7km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 130/70-18 |
タイヤサイズ後 | 150/80-16 |
ブレーキ前 | φ310mmディスク+2ポットキャリパー |
ブレーキ後 | φ240mmディスク+2ポットキャリパー |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 81万4000円【91万3000円】〈86万9000円〉 |
車体色 | 黒【黒×濃緑、青×黒】〈カーキ、灰〉 |
発売日 | 2024年3月23日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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