
ピアッジオグループは、2024年の干支である辰年をオマージュした特別仕様のベスパ「Vespa 946 Dragon(ベスパ946ドラゴン)」を発表した。2023年の卯年に続くモデルで、1888台が限定生産される。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:VESPA
日本への導入は今年も僅少?
イタリアに本拠を置くピアッジオグループは、卯年の2023年に1000台限定で生産され日本に7台が導入された「ベスパ946 10°アニベルサリオ」に続き、辰年の2024年にちなんだ特別仕様「ベスパ946ドラゴン(Vespa 946 Dragon)」を発表した。
東洋の神話に登場し、干支の中では唯一架空の存在である龍を、特別なゴールド色のボディ左面に大胆なエメラルドグリーンで配置。この限定モデルは1888台が限定生産される。
また、同じ図案をもとにしたバーシティジャケットも同時発売の予定。ウールとレザーのスリーブを組み合わせ、左胸と背中部分にエメラルドグリーンのドラゴンが刺繍され、ジャケットの右胸部分にはベスパを象徴する“V”のロゴが描かれる。
これらの日本での発売情報については後日あらためて案内されるとのこと。卯年バージョンが日本に導入されたのは限定わずか7台だったことから、母数が増えて世界1000台→1888台となったとはいえ高い競争率になりそうだ。
ちなみに、このベスパ946ドラゴンは、ピアッジオグループが香港で行った旧正月の始まりを祝う式典で初お披露目された。125cc版と155cc版の2種類あるが、ボディサイズ等のスペックはほぼ同等となっている。
Vespa 946 Dragon
| 車名 | Vespa 946 Dragon(125cc・155cc) |
| 全長×全幅×全高 | 1965×730×──mm |
| 軸距 | 1405mm |
| シート高 | ── |
| 装備重量 | ── |
| エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC3バルブ |
| 総排気量 | 125cc/155cc |
| 最高出力 | ── |
| 最大トルク | ── |
| 変速機 | 自動無段階変速(CVT) |
| 燃料タンク容量 | 8L |
| タイヤサイズ前 | 120/70-12 |
| タイヤサイズ後 | 130/70-12 |
| ブレーキ前 | φ220mmディスク(ABS) |
| ブレーキ後 | φ220mmディスク(ABS) |
| 価格 | 未発表 |
| 発売日 | 未発表 |
Vespa 946 Dragon
バーシティジャケット
バーシティジャケット
バーシティジャケット
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ベスパ「946 10° アニベルサリオ」の写真をまとめて見る シリアルナンバー入り1000台限定/日本は7台限定 ピアッジオグループジャパンは、卯年にちなんだ『バニー』グラフィックをまとう限定モデル『[…]
パッチリお目目のカエル顔! Mは専用シートなどを装備する まん丸の両目の下には、げっ歯類を思わせる小さな口?! そんなカワイイ生き物をモチーフにしたかのような、台湾ヤマハの新型スクーターがビノーラ(V[…]
最高速度25km/h以下の“EB”に分類される3車 「Honda Cub e:(ホンダ・カブ・イー)」「Dax e:(ダックス・イー)」「ZOOMER e:(ズーマー・イー)」の3モデルが一気に発表さ[…]
このカワイイの、日本でもプリーズ! ヤマハは、欧州で展開する予定の『Switche ON』で、これまで30年にわたって培ってきたeバイク(電動アシスト自転車)のノウハウを昇華させたモペッドシリーズと新[…]
シート高765mm、約20万8000円でグロム似のタウンライドマシンをリリース ホンダはアメリカ市場にインド生まれのオートマチックファンバイク「ナビ(NAVI)※インド名はNAVI 110」を投入する[…]
最新の関連記事(ベスパ)
ベスパ LX 125 ■空冷4ストローク単気筒SOHC3バルブ 124cc 10.6ps/7250rpm シート高785mm 車重120kg ●価格:46万2000円 ●色:ユーフォリコライラック(新[…]
平日も週末も楽しめる大排気量エンジンをラージボディに搭載するスタンダードなベスパ GTSシリーズは、ベスパならではのスチール製モノコックボディを、大排気量にふさわしい車格としたラージボディが特徴だ。こ[…]
世界限定888台で199万9800円! 干支の巳をモチーフとした特別仕様車 ピアッジオグループは近年、その年の干支をデザインモチーフとした特別仕様車を発売し、好評を博している。このたび発表された『ベス[…]
プラットフォームを同一とする姉妹シリーズ 「プリマベーラ」と「スプリント」はスチールモノコックボディにパワフルで低燃費のi-getエンジンを搭載し、ホイールベースや車重、エンジンの最高出力などは同一ス[…]
乗りやすさそのままに爽やかなブルーとビビッドなイエローが追加 ベスパLXは、2005年のベスパブランド誕生60周年を記念して生まれたモデル。エレガントでクラシカルな外観とコンパクトで使い勝手のいい車体[…]
最新の関連記事(記念モデル/限定モデル)
新型Z900RS発表を記念した火の玉グラフィック! 「かわす性能」をさらに高めるためのフォルムを生み出す、世界初のシールドシステム〈VAS-VCシステム〉を搭載したアライヘルメット「RAPIDE-NE[…]
大型ウイングレット装備とともに戦闘力を向上! カワサキは欧州と北米で「ニンジャZX-10R」シリーズの2026年モデルを発表。サーキットパフォーマンスと公道での実用性を両立するスーパースポーツがさらな[…]
TMAX生誕25周年! 特別装備満載の記念モデルが登場! ヤマハは、”オートマチックスポーツコミューター”という独自のジャンルを築き上げた「TMAX」の誕生25周年を記念し、特別仕様車「TMAX560[…]
ライダー本人のサイン入り限定ヘルメットも附属 ホンダUKが発表した「CBR1000RR-RファイアーブレードSP ディーン・ハリソン レプリカ」は、2025年のマン島TT・スーパーストッククラスでディ[…]
F1の英雄アイルトン・セナとドゥカティから続く熱い絆 セナとバイクのつながりが最初に報道されたのは、おそらく1990年のことでしょう。当時、ドゥカティのオーナーだったクラウディオ・カスティリオーニが8[…]
人気記事ランキング(全体)
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
寒暖差が大きくても着替えずに対応できる! ワークマンのヒーターウエア『WindCore(ウインドコア)』シリーズは、電熱ヒーターを内蔵する防寒アイテム。別売りのバッテリー(4900円)は必要だが、もの[…]
お待たせしました経過報告です 前回のラバゲイン記事、おかげさまで大反響をいただきました。ありがとうございます! そして同時に、「続編が知りたい!」「その後どうなったの?」「どれぐらい持つの?」「いつま[…]
昔ながらの構成で爆発的な人気を獲得 ゼファーはレーサーレプリカ時代に終止符を打ち、以後のネイキッドの基盤を構築したモデルで、近年のネオクラシックブームの原点と言えなくもない存在。改めて振り返ると、’8[…]
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
最新の投稿記事(全体)
Nプロジェクトを彷彿とさせる魅力的なデザイン スクエアX125最大の魅力は、その名の通り「スクエア(四角)」を体現した、垂直の箱型ボディだ。空気抵抗を減らすカウルを持つことが主流の現代のスクーターデザ[…]
知識ゼロから飛び込んだ継承への挑戦 このデニム、ただの復刻ではない。SFG前オーナーの強い想いに突き動かされ、全てを見直して完成させた「ライダー向け」の工夫が詰まっているのだ。 G RIDEが起業して[…]
250cc水冷90°V型2気筒でDOHC8バルブが、たった2年でいとも容易くパワーアップ! ホンダが1982年5月、V型エンジン・レボリューションのVF750Fに次ぐ第2弾としてVT250Fをリリース[…]
バニャイアにとって「新しいモノはいいモノ」じゃなかった MotoGPマシンがあまりにも速くなりすぎたこともあって、再来年にはレギュレーションが大きく改定されることになった。 エンジンは850ccに、空[…]
戦闘力を高めるヘッドギア「ダインギア ヘッドアーマー」 クロスカブ110の個性をさらに際立たせ、カスタムの方向性を決定づけるほどの高いデザイン性を持つパーツが登場した。それがダイバディプロダクションが[…]
- 1
- 2






















































