
カワサキは、ジャパンモビリティショー2023にニンジャZX-4RRやニンジャZX-10Rの“Ninja”40周年記念モデルを展示。これにともない、同イメージの白×青×緑の3カラーに塗られたフルフェイスヘルメット「Arai RX-7X」を展示した。すでにカワサキプラザの公式ホームページに掲載されており、11月より順次納品していうという。
●文/写真:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
40周年記念モデルに乗るなら、ヘルメットも合わせたい!
カワサキは、ジャパンモビリティショー2023で5車のワールドプレミアを行い、そのうち2モデルには「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション(Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition)」および「ニンジャZX-10R 40周年記念エディション(Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition)」という『Ninja(GPZ900R)』の誕生から40周年を記念したモデルを投入した。
時を同じくして、海外でもZX-6RとZX-14Rに同カラーリングを施した40周年記念モデルを発表。さらに、ジャパンモビリティショー2023の会場には同仕様のカラーリングを再現したヘルメットが展示されていた。
その名も「Ninja 40th 記念 Arai RX-7X カワサキプラザ限定モデル」。メーカー希望小売価格は7万8100円と掲示されているのみだ。
というわけで、さっそく現地で関係者にお話を伺うと、じつはこれ9月にはカワサキプラザの公式ホームページ、アパレルコーナーにて公開済だったものだという。名前のとおりカワサキプラザ(カワサキの全モデルを扱う正規ディーラー)限定で販売されるが、数に限定は設けていないとのこと。ベースになったグラフィックは、スーパーバイク世界選手権で“絶対王者”と呼ばれたあの男のレプリカモデルだ。
特徴的な3カラー(白×青×緑)は1990年モデルのZXR400Rなどで採用していた当時のレーサーレプリカカラーがベースになっており、サイド面は黒とラメ入り濃銀で引き締められている。
すでに出荷は始まっているようで、11月より順次納品されるとのこと。11月中旬にはZX-4RRおよびZX-10R・40周年記念モデルの発売情報も公開されるので、オーナーになる予定の方は見逃せないだろう。もちろんZXR250/400/750オーナーにも。それだけでなく、カワサキ車に乗る方ならすべて違和感なく被れてしまうかもしれない。
Ninja 40th 記念 Arai RX-7X カワサキプラザ限定モデル
●サイズ:S(55-56cm)、M(57-58cm)、L(59-60cm)、LL(61-62cm) ●価格:7万8100円 ●シェル:PB-SNC2/規格:スネル、JIS ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装(抗菌・消臭・防汚内装)、エマージェンシータブ
Ninja 40th 記念 Arai RX-7X カワサキプラザ限定モデル
Ninja 40th 記念 Arai RX-7X カワサキプラザ限定モデル
Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition
日本、北米、欧州、インドネシアで発表。
Ninja ZX-4RR 40th Anniversary Edition
Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition
日本、北米、欧州、インドネシアで発表。
Ninja ZX-10R 40th Anniversary Edition
Ninja ZX-6R 40th Anniversary Edition
北米、欧州、インドネシアで発表。
Ninja ZX-6R 40th Anniversary Edition
Ninja ZX-14R 40th Anniversary Edition
北米で発表。
KAWASAKI Ninja ZX-14R 40th ANNIVERSARY EDITION[U.S. 2024 model]LIME GREEN/PEARL CRYSTAL WHITE/BLUE
ZXR400R
ジャパンモビリティショー2023に歴史車として展示されているZXR400R。1980~90年代に日本市場を席捲したレーサーレプリカブーム中に、400ccクラス国内市販量産車で初となる倒立フロントフォークを装備してデビューした。カラーリングの白×青×緑は今回の40周年ZX-Rの元ネタになっており、当時のレースシーンの熱さを現代に伝える。ちなみにZXR400RはSP(スポーツプロダクション)レース参戦を見据えて作られたガチ系モデルだ。
ZXR400R[1990]
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
まさかのZX-Rシリーズから始まった『Ninja』40周年記念モデル カワサキはジャパンモビリティショー2023で「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション(Ninja ZX-4RR 40th […]
白×青×緑のZXRカラーを現代に再現 ジャパンモビリティショー2023で公開されて話題となった「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション」および「ニンジャZX-10R 40周年記念エディション」[…]
1441cc、新幹線のような快適性も ジャパンモビリティショー2023では「ニンジャZX-4RR 40周年記念エディション」および「ニンジャZX-10R 40周年記念エディション」が世界初公開され、さ[…]
トップガン観たよね? 心の準備よろしく! 当WEBが11月13日付けで公開した記事『まさかのGPz900R復活!? EICMAで展示のトップガン仕様に「離陸に備えよ」の超意味深メッセージ!!』は予想以[…]
スポーツラジアルの定番が全方位に進化 ブリヂストンが新型スポーツラジアルタイヤ「BATTLAX HYPERSPORT S23」(バトラックス ハイパースポーツ エスニーサン)を2024年1月に発売する[…]
最新の関連記事(カワサキ [KAWASAKI])
400cc4気筒ブームの立役者、第3世代の直4を実現したカワサキの戦略 Z1/Z2系からZ650のザッパー系に続くカワサキ直4の第3弾がZ400FX。1980年代初頭に日本で巻き起こった空前のバイクブ[…]
ミドル直4“ザッパー”見参! 次世代を見据えた新技術を余さず投入 1970年代中頃はZ1がすでにビッグバイク界を席巻していたが、カワサキはその名を不動とするため「Z1ジュニア」のコンセプトのもと、40[…]
オフロード界に刺客! ツーリング仕様「KLX230 DF」見参 人気のKLX230シリーズに、ブランニューモデル「KLX230 DF」が追加された。KLX230シェルパをベースとしながら、リヤキャリア[…]
日本では400だが、グローバルでは500(451ccエンジン)のエリミネーター 欧州でエリミネーター500/SEに新色が登場した。日本仕様でプラザエディションとしてラインナップされる『メタリックインペ[…]
3色すべてホイールカラーも異なる カワサキは欧州でZ650RSのニューカラーを発表。カラーバリエーションの全てが新色に置き換わり、黒ボディにレッドストライプ&レッドホイールのエボニー、メタリックブルー[…]
最新の関連記事(アライヘルメット)
皮脂や汗に含まれる尿素が生地を痛めてしまう ──一般の方が汗でびちょびちょのヘルメットをリフレッシュさせたい場合、どのように行えばよいでしょうか? 「どこが外せるのか、どういうふうに洗えばいいのかは、[…]
ヘルメット専用設計で、手提げ&肩にかけてショルダーにしても快適 ツーリング先でのヘルメットの持ち運びのために、ポケットへ忍ばせておくのに最適な、小さく折りたためるヘルメットトートバッグ。出先での急な買[…]
2026年以降のFIM安全基準に合致したレーシング仕様フルフェイスヘルメット このたびRX-7Xに追加される『RX-7X FIMレーシング#2』は、2020年よりFIMカテゴリーのレースにおいて義務化[…]
1980~90年代を代表するイタリアンライダー、ルカ・カダローラのレプリカを復刻! ルカ・カダローラはイタリア出身のレーシングライダーで、1984年に世界GP125にデビュー。’86年にチャンピオンを[…]
人気のネオクラシックモデルに、グラフィックデザイナー・加藤ノブキ氏の第3弾 アライの「RAPIDE-NEO(ラパイドネオ)」は、かわす性能を追求した安全性と快適性をクラシカルなデザインでまとめたフルフ[…]
人気記事ランキング(全体)
夏場は100℃超えも珍しくないけれど… いまやバイクのエンジンは“水冷”が主流。安定した冷却性能によってエンジンパワーを確実に引き出すだけでなく、排出ガス/燃費/静粛性の面でも水冷の方が空冷より有利な[…]
皮脂や汗に含まれる尿素が生地を痛めてしまう ──一般の方が汗でびちょびちょのヘルメットをリフレッシュさせたい場合、どのように行えばよいでしょうか? 「どこが外せるのか、どういうふうに洗えばいいのかは、[…]
RH1250S スポーツスターS:ダウンドラフト吸気の水冷Vツインを黒で統一 121HPを発揮するレボリューションマックス1250Tエンジンをオールブラックにし、精悍さを強調するデザインとなった202[…]
シグナスシリーズ、20年の歴史を背負うニューフェイス 以前は空冷エンジン搭載のコンパクトな原付二種スポーツスクーターとして人気を博した「シグナスX」だが、水冷の新世代「シグナス グリファス」に交代した[…]
作って、触って、攻略する。新感覚のサーキット模型 スマホケースなどの地図柄グッズを手がけるクロスフィールドデザインが、モビリティライフスタイルブランド「レシプロ」の新商品として「レイヤード ランドスケ[…]
最新の投稿記事(全体)
販売終了が続く絶版車用純正部品を信頼のMADE IN JAPANで復刻 長期間不動状態だったバイクを再始動する際、キャブレターやガソリンタンクの状態もさることながら、クラッチの張り付きも懸念事項のひと[…]
RH975S ナイトスタースペシャル:ダウンドラフト吸気の水冷Vツインを黒で統一 レボリューションマックス搭載モデルでは、燃料タンクをシート下にレイアウトすることでダウンドラフト吸気を実現。従来タンク[…]
BMWライフをスタイリッシュにサポート 安全性と品質を兼ね備えたBMW Motorradギア&ガーメント。2025秋のギア&ガーメントも新作アイテムが目白押し。その中でBMWライフをスタイリッシュにサ[…]
クリーンな次世代モビリティBMW CE 04とCE 02を各1名様にプレゼント 白馬の雄大な自然を舞台に、『BMW MOTORRAD DAYS JAPAN』はついに20回目の開催を迎えることとなった。[…]
旅として楽しむ、ほっこりラリーイベント 「MOTHER LAKE RALLY」は、2023年に初めて開催され、今年で3年目を迎えるイベントだ。単なる速さや距離を競うラリーとは一線を画し、そのコンセプト[…]
- 1
- 2