
ホンダは欧州で、CMX500 REBEL(日本名:レブル500)の2024年モデルを発表した。標準モデルにはシルバーとグリーンメタリックの2色が登場し、ブラックは継続。Sエディションにはブラックが登場している。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
Sエディションはパールシャイニングブラック+ブロンズ色ホイールの新色
ホンダは欧州で、レブル500/Sエディション(欧州正式名称はCMX500レブル)にニューカラーを設定し、2024年モデルとして発表した。標準モデルには2色の新しいカラースキームを追加、Sエディションは1色のみのカラースキームが刷新され、標準モデルのマットガンパウダーブラックメタリックは継続。エンジンはすでにユーロ5に適合済みであり、アシスト&スリッパークラッチやフルLED灯火類、ギヤポジションインジケーターといった装備は変わらない。
日本ではレブル250が軽二輪クラスで圧倒的なベストセラーとなっているが、大型二輪クラスのレブル500は、免許制度との兼ね合いなどもあってリッタークラスのレブル1100ほど人気車になっているとは言えない。とはいうものの、欧州などでは471cc並列2気筒エンジンを搭載したレブル500がベーシックモデル。ちなみに北米など単気筒のレブル300を導入している国もある。
さて、これらの新色は昨年などの例を見れば日本国内のレブル250やレブル500のニューカラーを占うのにうってつけ。全色とは限らないものの、欧州のカラースキームが日本仕様に導入されることは多いのだ。
レブル250は単気筒エンジン、レブル500は並列2気筒エンジンという違いはあるものの、基本的な車体構成は共有しており、カラーリングも共通したものを採用する例が多い。国内における昨年モデルの発表は10月だったことだし、そろそろ続報を期待してもいい頃……かも?
HONDA CMX500 REBEL / S EDITION[2024 EU model]のカラーバリエーション
主要諸元■全長2205 全幅820 全高1090 軸距1490 シート高690(各mm) 車重191kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 471cc 46.25ps/8500rpm 4.41kg-m/6000rpm 変速機6段 燃料タンク容量11.2L■タイヤサイズF=130/90-16 R=150/80-16 ※諸元は欧州仕様
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(新型クルーザー)
Honda Rebel 500(2020) 大人気モデルへと成長したレブル250と同じスタイリング&ボディサイズでありながら、約2倍の排気量となる471ccの直列2気筒エンジンを搭載したレブルシリーズ[…]
ニューカラーをまとった2026年最新トラをチェック プレミアム志向の輸入ブランドとしても、国内でも地位を確立した感のあるトライアンフ。その2026年モデルが、ニューカラーをまとって出そろった。 話題の[…]
7月上旬発売:ヒョースン「GV125Xロードスター」 ヒョースンモーター・ジャパンから、原付二種クラスに新型クルーザー「GV125Xロードスター」が投入される。発売は2025年7月上旬から日本国内向け[…]
排気量“500cc”バイクの魅力って? Hondaがラインアップする人気シリーズ「レブル」&「CL」シリーズ。 中でも、レブル250とCL250は幅広い層に人気を集めていて、街中やツーリング先でもとて[…]
非Vツインから始まった、日本メーカー製のアメリカンモデル 1969年に公開されたアメリカ映画「イージーライダー」に登場するハーレーダビッドソンのカスタムチョッパーに影響を受け、長めのフロントフォークと[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
国内初のX-ADV(’21-23)用車検対応2本出しフルエキゾースト 日本はもちろん、欧州で人気のX-ADVは数々の輸入マフラーメーカーがさまざまな製品をラインナップしています。しかし、日本で車検対応[…]
“次”が存在するのは確実! それが何かが問題だ 2018年に発売されたモンキー125以来、スーパーカブC125、CT125ハンターカブ、そしてダックス125と、立て続けにスマッシュヒットを飛ばしている[…]
ホンダPCX/160(2020/2021)比較試乗レビュー この記事では、ユーロ5に対応するため全面的に刷新し、第4世代となった2021年モデルと前年にあたる2020年モデルについて比較して紹介するぞ[…]
「カブ」の名称は小熊を意味する英語から カブF型は自転車の後輪に取り付ける6kgの補助エンジンで、ホンダのオートバイ躍進の基盤を築いた機種。「白いタンク、赤いエンジン」の愛称で親しまれ、デザインでも人[…]
あの頃の中型 青春名車録「4気筒全盛」(昭和54~57年) 1979年(昭和54年)、カワサキのZ400FXで火ぶたが切られた400cc4気筒ウォーズに、2番目に参入したのはヤマハだった。FXに遅れる[…]
人気記事ランキング(全体)
“次”が存在するのは確実! それが何かが問題だ 2018年に発売されたモンキー125以来、スーパーカブC125、CT125ハンターカブ、そしてダックス125と、立て続けにスマッシュヒットを飛ばしている[…]
カバーじゃない! 鉄製12Lタンクを搭載 おぉっ! モンキー125をベースにした「ゴリラ125」って多くのユーザーが欲しがってたヤツじゃん! タイの特派員より送られてきた画像には、まごうことなきゴリラ[…]
疲れない、頭痛知らずのフィッティング技術! SHOEIの「Personal Fitting System(以下P.F.S.)」は、十人十色で異なるライダーの頭部形状に合わせたフィッティングを行う同社の[…]
セニアカー技術をベースとしながら、誰もが楽しめる乗り物へ スズキがジャパンモビリティショー2023(JMS2023)で出品したのが、16歳の高校生からセニアカーに抵抗のある高齢者まで、誰でも簡単に楽に[…]
40年の歴史を誇るナナハン・スーパースポーツと、兄弟車のR600 1985年当時、ナナハンと呼ばれていた750ccクラスに油冷エンジン搭載のGSX-R750でレーサーレプリカの概念を持ち込んだのがスズ[…]
最新の投稿記事(全体)
実質年利2.69%のスペシャルクレジットキャンペーン カワサキモータースジャパンでは、2025年7月1日(火)よりカワサキモーターサイクル新車(国内全モデル、年式排気量不問)/オフロードコンペティショ[…]
ページのボタンを押すとマフラー音が聞こえる! 現在、無料掲載中の『ヤングマシン電子版8月号』では、『最新マフラー特集』を展開している。 日本を代表するマフラーメーカーの最新マフラーを紹介しているが、そ[…]
ヤマハNMAX155試乗レビュー この記事では、ヤマハの原付二種スクーターから、NMAX ABS(125)の2018年モデルについて紹介するぞ。 ※以下、2018年7月公開時の内容に基づく 【NMAX[…]
「バイクを文化に」を共有する 日本自動車工業会(自工会)と日本二輪車普及安全協会(日本二普協)は、共催で「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY 2025」イベントを開催する。このイベ[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
- 1
- 2