
●文:ヤングマシン編集部
NENOSグループのGachaco(ガチャコ)は、2024年に予定しているバッテリーシェアリングの個人向けサービス開始に向けて、「Gachacoバッテリーシェアリング体験キャンペーン」を2023年10月下旬より開始すると発表した。これに先立ち、モニターとして参加してくれるライダーを募集開始している。
参加者には期間中、最新の電動バイク(ホンダのEM1 e: またはBENLY e:)を無償で貸し出すとともに、Gachacoのバッテリーシェアリングサービス(有償)を利用することで、2024年に展開予定のサービスを先取りして体験してもらいたいという。また、キャンペーン終了時にはギフトカードも進呈される。
応募条件は、東京都練馬区およびその周辺にお住まいの方/クレジットカードで支払い可能な方などややピンポイントではあるが、開始前のサービスを体験するとなるとインフラの整ったエリアに限定されることも納得。
キャンペーン期間のサービス月会費は300円/月、利用料金は300円/kWh相当(バッテリー代込み)だ。
Honda EM1 e:
Honda BENLY e:(原付一種)
【キャンペーン期間(予定)】:2023年10月下旬~12月下旬
【応募期間】:2023年8月21日(月)~9月20日(水)
【キャンペーンエリア】:練馬区およびその周辺のエリア
【応募人数】:30名程度
【主な応募条件】:
(1) 練馬区およびその周辺にお住まいの方で第一種原動機付自転車(原付一種)のバイクに乗れる免許をお持ちの方
※普通自動車免許保有の方も含む
(2) キャンペーン期間中、日常的にバイクを使う方
(3) 店舗、事務所、ご自宅などに電動バイクを保管する駐車場等を確保できる方
(4) クレジットカードで支払いが可能な方
(注意点)モニター利用開始前の安全講習への参加、およびモニター期間終了後のアンケートへのご協力が必須となります。
【応募方法】:以下のQRコードから応募可能です
Gachaco バッテリーシェアリングサービスの特長
本サービスを利用すると、バッテリー残量が少なくなった時など都合の良いタイミングで、お好きなGachacoステーション(※)で充電済みバッテリーと交換することができます。これにより電動バイクの課題である電欠リスクの軽減や充電待ち時間の解消、移動距離の延長が可能です。
また、車両の購入時にバッテリーを買う必要が無く、安価に電動バイクの利用を始める事ができます。バッテリーをシェアリングすることにより、バッテリー劣化による買い替えの心配もなくなります。
※Gachacoステーション:電動バイクのバッテリーを街中で自由に交換できるステーション
【ご利用の流れ】
(1)専用アプリの掲載マップにより交換可能なステーションの位置を把握
(2)専用IDタグによる認証後、短時間で簡単にバッテリー交換が可能。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
Hondaが国内で初めて個人向けに発売する電動バイク ホンダは、1994年から電動バイクを推進してきた。これまでは官公庁や自治体、法人向けの展開だったが、新たにパーソナルユースを目的としたホンダ初のモ[…]
鮮やかなトリコロールに輝くゼッケン33! ホンダは「2023 FIM世界耐久選手権 "コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会」にワークスチーム「#33 Team HRC with 日本[…]
水上のカーボンニュートラルは二輪の技術で推進する 「船外機」とはご存知のとおり、船舶に取り付けるパワーユニット。ホンダだけでなく他の国内二輪メーカーも参入しており、現状ではエンジン搭載モデルが大勢を占[…]
最高速度25km/h以下の“EB”に分類される3車 「Honda Cub e:(ホンダ・カブ・イー)」「Dax e:(ダックス・イー)」「ZOOMER e:(ズーマー・イー)」の3モデルが一気に発表さ[…]
Gachacoは、一般社団法人次世代自動車振興センター「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金(電動二輪交換式バッテリー整備・運用モデル構築実証事業)」の一環として、本田技研工業(東京都港区[…]
最新の関連記事(新型EV/電動バイク)
ひと目でEVとわかる先進的なスタイリング こちらが今回発表された「CUV e:」! Hondaはこれまで、EVバイクとしてパーソナル向けに原付一種の「EM1 e:」を市販化していますが、CUV e:は[…]
【本田技研工業 電動事業開発本部 二輪・パワープロダクツ電動事業開発統括部 CUV e: LPL(開発責任者) 後藤香織さん】2006年入社。以来一貫して2輪車開発に従事し、おもに車体設計としてEV-[…]
パワフルで坂道も得意、実用的な原付二種EV 2023年のジャパンモビリティショーでコンセプトモデル「SC e: Concept」として参考出品されていたものが車名を「CUV e:」と改め、2025年6[…]
高まるペット移動ニーズに応える革新的モビリティ ガソリン価格の高騰と50ccクラス原付の製造終了という時代の転換期において、経済的かつ環境に優しい移動手段への需要が急速に高まっている。その一方で、近年[…]
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
かつての人気モデル「キャンパー」のDNAと手巻きムーブメントの融合 「MK1ハンドワインド」のルーツは、1980年代に登場し、シンプルかつ実用的なデザインで人気を博したキャンパーモデルに遡る。そのデザ[…]
都市型イベント「My Yamaha Motorcycle Exhibition」開催へ ヤマハは、2025年9月20日に桜木町駅前(神奈川県横浜市)にて「My Yamaha Motorcycle Ex[…]
コーポレートアイデンティティとユニフォームを39年ぶり刷新へ スズキ株式会社は、2025年4月1日よりコーポレートアイデンティティ(CI)とユニフォームを39年ぶりに一新すると発表した 。 従来のCI[…]
カワサキの新世代モビリティが大阪万博で公開 2025年日本国際博覧会、通称「大阪万博」のカワサキブースで、未来のオフロードビークル「CORLEO(コルレオ)」が注目を集めている。バイクのように乗車する[…]
ダレノガレ明美さんがCB1300SFファイナルエディション購入 タレントのダレノガレ明美さんが、ホンダのビッグネイキッド「CB1300スーパーフォアSPファイナルエディション」のオーナーになったことが[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキ500SSマッハⅢに並ぶほどの動力性能 「ナナハンキラー」なる言葉を耳にしたことがありますか? 若い世代では「なんだそれ?」となるかもしれません。 1980年登場のヤマハRZ250/RZ350[…]
マーヴェリック号の燃料タンク右側ステッカー エンタープライズに配属された部隊 赤いツチブタは、「アードバークス」の異名を誇る米海軍「第114戦闘飛行隊(VF-114)」のパッチ。1980年代には第1作[…]
※この記事は別冊モーターサイクリスト2010年11月号の特集「YAMAHA RZ250伝説」の一部を再構成したものです。 ヤマハ RZ250のエンジン「2ストロークスポーツの純粋なピーキー特性」 ヤマ[…]
カラーバリエーションがすべて変更 2021年モデルの発売は、2020年10月1日。同年9月にはニンジャZX-25Rが登場しており、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりつつあった[…]
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
最新の投稿記事(全体)
カワサキW800(2017) 試乗レビュー この鼓動感は唯一無二。バイクの原点がここに 1999年2月に発売されたW650は2009年モデルを最後に生産を終了。その2年後の2011年、ほぼ姿を変えずに[…]
旧車の開発に使われた”鉱物油”にこだわる 1992年に創業した絶版車ディーラーのパイオニア・ウエマツ。販売だけでなく、整備にも徹底して力を注いできた同社がそのノウハウをフィードバックし、旧車に特化した[…]
インパクト大なシリーズ初カラー 現代的ストリートファイターのMT-09をベースに、アルミタンクカバーなど金属の質感を活かした専用外装などでネオレトロに仕上げられた1台であるXSR900。3種のパワーモ[…]
イベントレース『鉄馬』に併せて開催 ゴールデンウィークの5月4日、火の国熊本のHSR九州サーキットコースに於いて、5度目の開催となる鉄フレームのイベントレース『2025 鉄馬with βTITANIU[…]
ロングツーリングでも聴き疲れしないサウンド 数あるアドベンチャーモデルの中で、草分け的存在といえるのがBMWモトラッドのGSシリーズ。中でもフラッグシップモデルのR1300GSは2024年に国内導入さ[…]
- 1
- 2