
NEXCO西日本は、お盆期間[2023年8月9日(水)~2023年8月16日(水)の8日間]の管内の高速道路における交通集中による10kmm以上の渋滞予測を公開した。高速道路を使う利用者は、渋滞が多く予測される日や時間帯をずらして利用よう。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:NEXCO西日本
渋滞予測の概要
- NEXCO西日本管内の渋滞回数は、下り線では8月11日(金・祝日)~13日(日)、上り線では8月11日(金・祝日)~15日(火)に多く発生すると予測している。
- 下り線の最大渋滞長は、E1名神高速道路旧山科バスストップ付近を先頭に、8月11日(金曜・祝日)の6時から22時にかけて最大30kmが予測されている。
- 上り線の最大渋滞長は、E1名神高速道路大津IC付近を先頭に、8月11日(金曜・祝日)の6時から16時にかけて最大30kmが予測されている。
- 高速道路を使う前に渋滞予測情報はウェブサイトで、道路交通情報は「アイハイウェイ」などで確認しよう。
- 「繁忙期等の渋滞の激化」を避けるため、8月11日(金・祝日)~13日(日)は、休日割引が適用されない。
渋滞発生の傾向
NEXCO西日本管内のピーク時10km以上の日別渋滞回数
令和5年お盆予測と過去実績との比較
2022年(昨年)の渋滞回数との比較は以下のとおり。2022年実績には、事故などの影響による渋滞が含まれている。
| ピーク時の 渋滞長 | (1)令和5年予測※2 | (2)令和4年実績※3 | 差((1)-(2)) | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 合計 | 下り | 上り | 合計 | 下り | 上り | 合計 | 下り | 上り | |
| 10km以上の渋滞回数※1 | 125回 | 58回 | 67回 | 51回 | 27回 | 24回 | 74回 | 31回 | 43回 |
| うち 30km以上の渋滞回数 | 2回 | 1回 | 1回 | 2回 | 1回 | 1回 | 0回 | 0回 | 0回 |
ピーク時25kmm以上と予測した渋滞
NEXCO西日本管内の渋滞
| 道路名 (方向) | 渋滞 発生箇所 | 渋滞発生予測日時 (カッコ)内はピーク時刻 | 渋滞区間 (末尾側IC⇒先頭側IC) | ピーク時 渋滞長 | 通常時 通過時間 | 渋滞 ピーク時 通過時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| E1 名神高速道路(下り線) 名古屋から大阪方面 | 旧山科(ヤマシナ)BS付近 (京都府京都(キョウト)市) | 8月11日(金曜) 6時~22時頃(17時頃) | 竜王IC⇒ 京都南IC | 30km | 約25分 | 約2時間30分 |
| E3 九州自動車道(下り線) 山口から鹿児島方面 | 筑紫野(チクシノ)IC付近 (福岡県筑紫野(チクシノ)市) | 8月11日(金曜) 7時~14時頃(10時頃) | 古賀IC⇒ 鳥栖JCT | 25km | 約15分 | 約1時間15分 |
| E3 九州自動車道(下り線) 山口から鹿児島方面 | 基山(キヤマ)PA付近 (福岡県筑紫野(チクシノ)市) | 8月13日(日曜) 7時~14時頃(9時頃) | 古賀IC⇒ 鳥栖JCT | 25km | 約15分 | 約1時間15分 |
| E1 名神高速道路(上り線) 大阪から名古屋方面 | 大津(オオツ)IC付近 (滋賀県大津(オオツ)市) | 8月11日(金曜) 6時~16時頃(10時頃) | 茨木IC⇒大津IC | 30km | 約25分 | 約2時間00分 |
| E1 名神高速道路(上り線) 大阪から名古屋方面 | 大津(オオツ)IC付近 (滋賀県大津(オオツ)市) | 8月13日(日曜) 6時~18時頃(9時頃) | 高槻JCT⇒ 大津IC | 25km | 約20分 | 約1時間40分 |
| E3 九州自動車道(上り線) 鹿児島から山口方面 | 広川(ヒロカワ)IC付近 (福岡県八女(ヤメ)郡広川(ヒロカワ)町) | 8月13日(日曜) 13時~22時頃(18時頃) | 菊水IC⇒ 久留米IC | 25km | 約15分 | 約1時間15分 |
第二神明道路および阪神高速道路に跨っている渋滞
この渋滞については、NEXCO西日本管内のピーク時10km以上の日別渋滞回数の図中棒グラフに示す渋滞予測回数には含まれていない。
| 道路名 (方向) | 渋滞 発生箇所 | 渋滞発生予測日時 (カッコ)内はピーク時刻 | 渋滞区間 (末尾側IC⇒先頭側IC) | ピーク時 渋滞長 | 通常時 通過時間 | 渋滞 ピーク時 通過時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| E93 第二神明道路(下り線) 大阪から姫路・ 徳島方面 | 名谷(ミョウダニ)JCT付近 (神戸(コウベ)市垂水(タルミ)区) | 8月11日(金曜) 5時~21時頃(10時頃) | 阪神高速3号神戸線 尼崎西IC ⇒ 第二神明道路 名谷IC | 33km | 約35分 | 約2時間05分 |
| 8月12日(土曜) 5時~21時頃(8時頃) | 阪神高速3号神戸線 武庫川IC ⇒ 第二神明道路 名谷IC | 33km | 約35分 | 約2時間05分 | ||
| 8月13日(日曜) 6時~19時頃(9時頃) | 阪神高速3号神戸線 武庫川IC ⇒ 第二神明道路 名谷IC | 31km | 約30分 | 約2時間00分 |
| IC・JCT名 | 住所 |
|---|---|
| 竜王IC | 滋賀県蒲生(ガモウ)郡竜王(リュウオウ)町 |
| 大津IC | 滋賀県大津(オオツ)市 |
| 京都南IC | 京都府京都(キョウト)市 |
| 高槻JCT | 大阪府高槻(タカツキ)市 |
| 茨木IC | 大阪府茨木(イバラキ)市 |
| 古賀IC | 福岡県古賀(コガ)市 |
| 鳥栖JCT | 佐賀県鳥栖(トス)市 |
| 菊水IC | 熊本県玉名(タマナ)郡和水(ナゴミ)町 |
| 久留米IC | 福岡県久留米(クルメ)市 |
| 尼崎西IC | 兵庫県尼崎(アマガサキ)市 |
| 武庫川IC | 兵庫県西宮(ニシノミヤ)市 |
| 名谷IC | 兵庫県神戸(コウベ)市 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
1. 【背景】50ccガソリン原付は排ガス規制をクリアできず 50ccガソリン原付はなぜ生産終了となるのか。それは地球環境保護という理念のなか世界的に年々厳しくなる排ガス規制値をクリアできないとわかっ[…]
帰省がてら『道-1グランプリ』グルメを堪能 国内最大級の道の駅グルメイベントとして各地の食の豊かさを届けてきた『道-1グランプリ』。7回目を迎えた2025年も「道の駅丹後王国 食のみやこ」で開催。日本[…]
KCBMの熱狂とライダーとの交流 1998年から続くKCBMは、コーヒーを片手にライダー同士が親睦を深める、カワサキファンにとっての聖域ともいえるイベントだ。2025年の開催当日は2000台から300[…]
バイク向けの次世代コネクテッドクラスター かつてオーディオ機器を生産し、現在はカーナビやドライブレコーダーといったモビリティ向けの製品を主力としているパイオニアが、2026年1月6日(火)~9日(金)[…]
日本発のトランスフォーマブル・バイク「タタメルバイク」 タタメルバイクは、日本のものづくりの精神と、自由な発想が融合して生まれた「持ち運べるパーソナルモビリティ」だ。最大の特徴は、その名の通りの折り畳[…]
最新の関連記事(ツーリング)
帰省がてら『道-1グランプリ』グルメを堪能 国内最大級の道の駅グルメイベントとして各地の食の豊かさを届けてきた『道-1グランプリ』。7回目を迎えた2025年も「道の駅丹後王国 食のみやこ」で開催。日本[…]
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
「いつか一緒に走ろう」の約束から8年が経った レースの取材をしていると、大分県のオートポリス・サーキットに年に3度ほど訪れる。このサーキットは大分県に所在しているが、熊本側から向かう方が便利な立地だ。[…]
世界初の360度カメラを生み出したメーカーの現行モデル ツーリング時のスピード感溢れる風景や、ガレージでのカスタム作業の俯瞰映像など、SNS全盛の現代において、臨場感あふれる記録は、単なる思い出以上の[…]
フィジカルの土台作りから本気の肉体改造まで ホームフィットネス製品を展開し、日本においてトップクラスのEC販売実績を誇るステディジャパン株式会社(STEADY)が、年末を達成感で締めくくり、「なりたい[…]
人気記事ランキング(全体)
3Mシンサレート採用の4層構造で冬走行の冷えを軽減する 本商品は、防風ポリエステル生地/3Mシンサレート中綿/裏起毛の4層構造で手全体を効率よく保温する設計。一般的なポリエステル綿と比べて中綿が軽く、[…]
バイク整備は、だいたい汚れとの戦いから始まる バイク整備をしていて、より深く分解していくと避けて通れないのがグリスやオイルの汚れです。今回の場合は古いモンキーのフロントフォーク。オイルは入っていない代[…]
4気筒CBR250との棲み分けでさらに長期モデル化の一途へ! ホンダが1982年5月にリリースしたVT250Fは、パワフルな2スト勢に対抗できる唯一の存在として瞬く間に10万台を突破するベストセラーと[…]
16か所発熱で走行中の冷えポイントを広くカバーする 冬の走行時にとくに冷えやすいのが、肩/背中/腹部などの体幹部である。本モデルは16か所にヒーターを内蔵しており、一般的な電熱ベストより発熱面積が広い[…]
16日間で211万着の「メディヒール」が物量攻勢で復活 ワークマンが展開するPBリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」シリーズが、いま爆発的なヒットを記録している。2026年、秋冬商戦に[…]
最新の投稿記事(全体)
車体剛性を見極めるホンダ、V4を投入するヤマハ ホンダは終盤にやや盛り返した感もあったが、依然不安定だ。それでもシャシーはだいぶよくなった。恐らく車体剛性のカンを押さえることができてきて、剛性を落とす[…]
来年10月から首都高料金が1割値上げか? 12月24日、首都高速道路公団は来年10月から料金を改定(値上げ)する案を発表しました。 これは、今年の10月に設置された「首都高の持続可能な道路サービスに関[…]
美しく静かな4秒間 1990年くらいから、撮影の場をWGP(現MotoGP)からF1にシフトし始めた。F1撮影歴が100戦を超えた、1999年F1イタリアGPの予選でのことだ。ジョーダン・無限ホンダの[…]
〈1988年8月〉SR400[3HT1]/500[3GW1]:負圧式キャブ採用 負圧式BSTキャブレターに変更して始動性や加速性を向上。カムシャフトも変更して、扱いやすさを高めた。エアボックスの容量ア[…]
GSX-Rで培ったフラッグシップでもライダーに優しい高次元ハンドリングを追求! 1999年にデビューしたスズキGSX1300R HAYABUSAは、いまも最新世代がカタログにラインアップされるロングラ[…]
- 1
- 2







































