
防護性能が最優先なのはもちろん、運動性や安定性、長時間ライディングでの快適性や疲労度も重要な選考基準だし、ライダーの個性をアピールする大切なアイテムがヘルメットだ。自分にピッタリなモデルを探してみよう! システムヘルメットは、多彩な機能を盛り込むだけに大柄になりがちだったが、現行モデルは通常のフルフェイスと遜色ないコンパクトで軽量な製品がシステム目白押し。プライスもこなれ、身近になった印象だ。
システムヘルメットの草分け〈SHOEI NEOTEC II〉
フェイスカバーやシールドが帽体と重なる部分をシェイプし、開閉しやすく2段にロックできるフェイスガードや、優れたベンチレーションなど安全性や基本性能をとことん追求。スッキリ装着できる専用設計のSENA製インカム(別売)も用意する。
【SHOEI NEOTEC II】●価格:7万1500円(単色)、7万9200円〜8万2500円(グラフィック)サイズ:S、M、L、XL、XXL ●規格:JIS ●色:単色8色、グラフィック4色
攻めのスタイルをコンパクトに集約〈kabuto RYUKI〉
ハードな印象だがフルフェイスに迫る軽さが魅力で、ウェイクスタビライザーで走行時の負荷を軽減。日射熱を抑制するUV&IRカットシールドを装備し、内装はフル脱着。インカム装着スペースやスピーカーホールも装備する。
【kabuto RYUKI】●サイズ:S、M、L、XL ●規格:SG ●色:単色5色、グラフィック9色
ひときわコンパクト!〈NOLAN N100-5 PLUS〉
楕円軌道でフリップして帽体とチンガードの隙間を抑え、オープン状態でロックが可能。バイザーはワンプッシュ格納。PLUSはセンターパッドが調整できる。
【NOLAN N100₅ PLUS】●価格:6万7100円(単色)、7万4800円(グラフィック)サイズ:M、L、XL ●規格:SG ●色:単色3色、グラフィック1色
手頃なシステムヘルメット〈HJC i90〉
帽体は軽量なポリカーボネートで、開閉式のトップベンチレーションや曇りを抑えるチンガードのダクト、抗菌&消臭効果のあるクール内装を装備する。
【HJC i90】●サイズ:S、M、L、XL ●規格:SG、JIS ●色:単色3色、グラフィック5色
ジェットでも楽しめる〈SHARK EVO-ES〉
チンガードが回転して後頭部までフリップアップし、フルフェイスとジェットのどちらも走行可能(両方でSG基準適合)。チンガードの上下にシールドが連動。
【SHARK EVO-ES】●価格:4万1800円(単色)サイズ:S、M、L、XL ●規格:SG ●色:単色2色
簡単にフォームチェンジ〈WINS MODIFY〉
ワンプッシュでフリップアップし、チンガードのベンチレーションもプッシュ開閉。オプションパーツでジェットヘルやワイドビューフルフェイスにチェンジ。
【WINS MODIFY】●価格:2万4750円(単色)、2万6180円(グラフィック)サイズ:M、L、XL、XXL ●規格:SG ●色:単色3色、グラフィック1色※一部はM、L、XL/L、XL、XXL
凹凸のないスマートなフォルム〈YAMAHA YJ-21 ZENITH〉
空力特性に優れる凹凸を抑えた帽体は強靭なポリカーボネート製で、片手で簡単にフリップアップ。スピーカーホールやUVカットシールドなど装備も充実。
【YAMAHA YJ-21 ZENITH】●価格:3万3000円(単色)、3万5200円(グラフィック)サイズ:S、M、L、XL ●規格:SG、JIS ●色:単色4色、グラフィック2色
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヘルメット)
月内発売:SHOEI「GT-Air3 MIKE」 インナーバイザー付きフルフェイスの決定版、SHOEI「GT-Air3」に、ニューグラフィックモデル『MIKE(マイク)』が2025年10月に満を持して[…]
お手頃価格のヘルメットが目白押し! 【山城】YH-002 フルフェイスヘルメットが38%OFF コストパフォーマンスと信頼性を両立させた山城の「YH-002」フルフェイスヘルメット。大型ベンチレーショ[…]
日本の伝統文化をテーマとした色と柄が独特の個性を演出 『J-Cruise 3 ACCONIC』は、ブルー×ブラック、ブルー×ホワイト、ゴールド×ブラックの3色展開だ。しかしこのグラフィックモデルの特徴[…]
新しいグラフィックと新色追加でバリエーションをさらに拡充 『NEOTEC3 BREEZE』は、ホワイトとブラックをベースとして、グラデーションが美しいライトブルーをあしらったカラースキームだ。ブルーは[…]
今季限りでフルタイム参戦から退くジョナサン・レイ選手の最新レプリカ登場 WSBK(スーパーバイク世界選手権)で活躍しているジョナサン・レイ選手(ヤマハ)の最新レプリカヘルメットが登場する。もちろんレイ[…]
最新の関連記事(バイク用品)
世界最高の熱伝導率を誇るシートとレインウェア並みの防水透湿性を融合 ヤマハの純正アクセサリーをリリースするワイズギア。ʼ25年の秋冬ライディングギアは、バイク用として求められる性能を満たしつつ、温かく[…]
古いゴムは硬化するのが自然の節理、だが・・・ ゴム部品は古くなると硬くなります。これは熱・酸素・紫外線などによる化学変化(酸化劣化)で、柔軟性の元である分子の網目構造が変化したり、柔らかくする成分(可[…]
スクランブラースタイルのCL500はカスタマイズも楽しい トラディショナルなスクランブラースタイルの大型バイクとして、2023年に登場したHonda「CL500」とはどんなバイクなのでしょうか? 筆者[…]
多忙なライダーに送る、半日の自由を快適に! 今回発売するのは、『一日をかけてツーリングに行くことができないライダーに「半日」でも息抜きのツーリングに行っていただきたい!』をコンセプトにハーフデイツーリ[…]
薄い︕安い︕温かい︕で話題を呼んだ蓄熱インナーグローブの系譜。足元までワンランク上の暖かさを 2020年に発売した 「蓄熱インナーグローブ」 は、薄手ながら暖かさを実現し、価格の手頃さも相まって口コミ[…]
人気記事ランキング(全体)
新型CBは直4サウンドを響かせ復活へ! ティーザー画像から判明したTFTメーターとEクラッチ搭載の可能性 ホンダは中国がSNS『微博』にて、新たなネオクラシックネイキッドのティーザー画像を公開したのは[…]
ゼロハンが一番熱かった夏 多くの若者がバイクを愛し、GPライダーが同世代共通のヒーローとなった1970年代後半。 それでもフルサイズの“バイク”は、経済的理由や悪名高い“三ナイ運動”の影響からなかなか[…]
懐かしの四角ライトに極太のブロックタイヤ 1987年に発売されたヤマハ「TW200」は、フロントに130/80-18、リヤには180/80-14という極太タイヤを履いたファットなオフロードスタイルで人[…]
低く長いデザインが個性マシマシ! レトロモダンなボバークルーザー 中国から新たな刺客がやってきた! ベンダは2016年設立の新興メーカーで、独自設計のエンジンを搭載したクルーザーを中心に、ネイキッドな[…]
既存の常識を打ち破る驚異的な動力性能 昨今ではあまり話題にならないものの、’70年代以降の2輪業界で、もっとも長く”世界最速”の称号を保持していた…と言うより、もっとも世界最速に”こだわっていた”メー[…]
最新の投稿記事(全体)
バイクを楽しむ人は、幾つになろうと、心は若者です。 夢への挑戦は、誰でも、一度は考えるでしょう。レースの世界でも頂点に立つ、華やかなステージでスポットライトを浴びる、新たなビジネスチャンスに賭ける、そ[…]
3Way仕様で秋から春まで使える高機能モデル:RY2003 ウィンターロングジャケット ワイズギアの2025-2026秋冬モデルとして登場した「RY2003 ウィンターロングジャケット」は、一着で秋か[…]
多岐にわたる仕様変更が行われた9年間 9年に及んだ生産期間中の仕様変更は多岐に及んでいる。ただしそのおもな目的は、最高出力や最高速の向上ではなく、扱いやすさや安全性に磨きをかけることだった。 1969[…]
高機能ジャケットから防寒パンツまで多彩なラインナップ 朝晩の冷え込みに、本格的なツーリングシーズンの到来を感じるこの頃。バイクウェアの老舗ブランド「クシタニ」より、2025-26年秋冬モデルの新作テキ[…]
ゼロハンが一番熱かった夏 多くの若者がバイクを愛し、GPライダーが同世代共通のヒーローとなった1970年代後半。 それでもフルサイズの“バイク”は、経済的理由や悪名高い“三ナイ運動”の影響からなかなか[…]
- 1
- 2