ハーレーダビッドソンは、限定生産のプレミアムモデルシリーズ「CVO」の完全刷新モデルとして、米国時間6月7日に「CVO ストリートグライド」と「CVO ロードグライド」の2モデルを世界発売することを発表した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ハーレーダビッドソンジャパン
ブランニューデザインで新開発エンジン包む、ハーレーダビッドソンの最高峰
ハーレーダビッドソンのCVO(Custom Vehicle Operations)に新たな顔が登場だ! カスタムビークルオペレーションズとは、ハーレーが誇るスタイルとデザインの最高峰であり、プレミアムな塗装仕上げ、先進技術、専用部品、ディテールへのこだわりを詰め込んだ限定生産の逸品。このCVOのなかでも象徴的なモーターサイクルとされる2機種が完全に再構築された。
それらの名は「CVO ストリートグライド」および「CVO ロードグライド」。フルLEDと思われるヘッドライトを中心に刷新されたビジュアルデザインが与えられ、搭載する新型エンジンはミルウォーキー エイト VVT 121と名付けられる。詳細は不明ながら、その外観と名称からは121キュービックインチ(約1983cc)のVツインであることと、VVT(可変バルブタイミングシステム)を搭載していると推察できる。
また、新型サスペンションと新型インフォテイメントシステムも搭載しており、文字通り全てがアップデートされた。
両モデルとも、日本仕様も含めた詳細および価格などは米国時間の6月7日に公式プレミアで公開されるという。グランドアメリカンツーリングの最高峰を、刮目して待て!
HARLEY-DAVIDSON CVO STREET GLIDE
ベースモデルのストリートグライドは、バットウイング(コウモリの翼)型のフェアリングを備え、左右一対のサドルバッグを装備するツーリングモデル。大陸横断バイク・ウルトラ系のストリート仕様と言えるモデルで、バガーカスタムの雰囲気も。
HARLEY-DAVIDSON CVO ROAD GLIDE
ベースモデルのロードグライドはキング・オブ・バガーと呼ばれ、フレームマウントのシャークノーズ フェアリングと左右のサドルバッグが特徴。CVOはだいぶワルっぽい顔に。
【公式動画】Announcing the All-New 2023 Harley-Davidson CVO Models
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