プレミアムヘルメットメーカーとして世界中に知られるSHOEIは、製品のキャラクターをより明確にするため新たなブランドを起ち上げることを発表した。『SHOEI NEXT LINE(シヨウエイネクストライン)』は、“遊ぶ”をキーワードとしてグラフィックヘルメットのみならず、キーホルダーやティーシャツなどのアイテムを展開していく。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
「遊ぶ」をキーワードとして横ノリ系のスポーツやカルチャーと融合する新ブランド
SHOEIは、2016年に『J・O』をはじめとする『NEO CLASSIC LINE』を誕生させた。このシリーズには、かつてのSHOEIロゴをリバイバルした伝統的な書体を用いている。
このたび創生したブランド『NEXT LINE』は、“遊ぶ”をキーワードに、モータースポーツの中で多様化していくカジュアルアイテムを中心に展開する。このブランドロゴには、「NEXT」の文字に含まれ、なおかつ交差することも意味する「X」をモチーフとしたデザインが採用されている。
SHOEIはネクストラインのコンセプトを「“遊ぶ”を次のステージへ。そして新たな自分の可能性(∞)を見つけたい人へ」としており、サーフィンやスケートボードなど、バイクにとどまらないスポーツ、カルチャーとの融合を図っている。
ネクストラインのアイテムは、Xのロゴが大きく描かれるグラフィックモデルの新製品『Z-8 IDEOGRAPH』のほか、キーホルダー、パーカー、ティーシャツが第1弾として登場。大阪モーターサイクルショーと東京モーターサイクルショーのSHOEIブースで展示。その後は東京、大阪、横浜にある『SHOEI Gallery』にて販売される。
・Z-8 IDEOGRAPH(6万8200円)
・キーホルダー(770円)
・Tシャツ(3960円。サイズS~XL)
・パーカー(2023年8月発売予定。価格未定)
このたびの新ブランド誕生により、SHOEIオリジナルラインは「走る」、ネオクラシックラインは「装う」、ネクストラインは「遊ぶ」をメインテーマとして、それぞれのブランドの魅力をより強化した製品を開発していく。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
「自身の頭が最良のサンプルでした」……Mだと思ったらLだった、そんな体験が始まり 「レース生まれの技術です! ……なんて言えたらカッコイイんですけどね」 そう言って笑う海老沢さんは、SHOEIヘルメッ[…]
SHOEIは、同社が東京と大阪に展開する『SHOEI Gallery TOKYO』および『SHOEI Gallery OSAKA』各店にて、ヘルメットを購入した対象者が対象ライディングスクールに参加す[…]
2021年ドイツGPでマルケス選手が被った、往年の世界選手権をイメージしたレプリカ このたび限定販売される『MM93 RETRO』は、MotoGPライダーであるマルク・マルケスのレプリカ仕様だ。いくつ[…]
立体感あふれるメカニカルなグラフィックを3色展開【GT-Air II】 『GT-Air II』は、エアロダイナミズムに優れる帽体、内蔵式サンバイザー、ピンロック対応シールドシステム、SENA製インカム[…]
2000年代に入って勢力を急拡大したスターライン MotoGP・第14戦サンマリノGPでアンドレア・ドヴィツィオーゾ(WithU ヤマハ RNF・MotoGPチーム)が20年にわたる世界GPでのキャリ[…]
最新の関連記事(SHOEI)
バイクのスピード感をイメージさせる象徴的なグラフィックモデル登場 ネオテック3のグラフィックモデル第3弾となるアンセムは、バイクを走らせているときに感じる風を思わせる、スピード感ある模様が特徴だ。ブラ[…]
バイクのパーツと“夜行”をポップアートに描いたホットでクールなグラフィックモデル Z-8 ヤギョウは、ネオンカラーなどの極彩色で彩られた現代ポップアートなグラフィックが特徴だ。グラフィックにはタイヤと[…]
シンプルなトリコロールはオリジナルアレンジも楽しめる GT-Air3のグラフィックモデル第6弾となるリルトは、スカイブルー/ホワイト/レッドの3色をシンプルに配色した、鮮やかで爽やかな印象をもたらして[…]
発売が迫る最新オープンフェイスにグラフィックモデル第1弾が登場 11月に単色モデルが発売予定の、SHOEIのオープンフェイス(ジェットタイプ)ヘルメット『J-Cruise 3』に、グラフィックモデル第[…]
イギリスのみの販売予定だったが日本仕様も限定発売 SHOEIは、世界一過酷と言われる公道レース、マン島TTで活躍するDean Harrison(ディーン・ハリソン)選手のレプリカグラフィックを最高峰ヘ[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
保険料500円でヨシムラ車、乗り放題ッ!! ヨシムラファンにとって秋の定例イベントとなっている「ヨシムラミーティング」。ヨシムラが那須モータースポーツランドでイベントを行ったのは2014年の60周年記[…]
30ヶ国427日間/走行距離約6万キロ/バイクにタンデムで世界一周 編集部:見る前は、きれいな景色や観光案内的な旅内容ばかりだったら、正直、2時間はキツいかな…と思っていたのですが、いやー一気に見入っ[…]
あの頃の憧れが、目の前に 展示の目玉は、1975年に登場した初代GL1000。当時としては革新的な、水平対向6気筒エンジンを搭載し、大型ツアラーの新時代を切り開いた伝説のマシンだ。若かりし日に、ショー[…]
バイク保険の主役は賠償責任保険だ バイク保険って種類がいろいろあって、なんだか難しいですよね。でも、超キホンをおさえておけば初心者でも安心。意外とわかりやすいんです。ちょっと解説してみますね。 まずラ[…]
ホンダ X-ADVが二期連続で首位獲得! 「再び売却した際に高値の付くバイク」=「”リセール・プライス”の高いバイク」ということで、バイク未来総研では定期的にそのリセール・プライスの高いバイクを発表し[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒CBRシリーズの末弟として登場か EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことがわかった[…]
125ccスクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限[…]
電熱インナートップス ジャージタイプで使いやすいインナージャケット EK-106 ポリエステルのジャージ生地を採用した、ふだん使いをしても違和感のないインナージャケット。38度/44度/54度と、3段[…]
第1位:X-Fifteen[SHOEI] 2024年10月時点での1位は、SHOEIのスポーツモデル「X-Fifteen」。東雲店ではスポーツモデルが人気とのことで「とにかく一番いいモデルが欲しい」と[…]
コンパクトな車体に味わいのエンジンを搭載 カワサキの新型モデル「W230」と「メグロS1」がついに正式発表! ジャパンモビリティショー2023に参考出品されてから約1年、W230は白と青の2色、メグロ[…]
最新の投稿記事(全体)
Vストローム250SX[59万1800円] vs Vストローム250[66万8800円] 2023年8月に発売された、スズキ自慢の油冷単気筒エンジンを搭載したアドベンチャーモデル「Vストローム250S[…]
126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccクラス(軽二輪)のスクーターを運転できるのは「AT限定普通二輪免許」もしくは「普通二輪免許」以上だ。 […]
一般人でも許される現行犯逮捕とは? 「逮捕」とは、犯罪の容疑がある人の身柄を強制的に拘束する手続きです。 原則として、事前に裁判官の審査を受けて許可を取り、令状の発付を得てからでなければ、たとえ警察で[…]
バイクのスピード感をイメージさせる象徴的なグラフィックモデル登場 ネオテック3のグラフィックモデル第3弾となるアンセムは、バイクを走らせているときに感じる風を思わせる、スピード感ある模様が特徴だ。ブラ[…]
バイクのパーツと“夜行”をポップアートに描いたホットでクールなグラフィックモデル Z-8 ヤギョウは、ネオンカラーなどの極彩色で彩られた現代ポップアートなグラフィックが特徴だ。グラフィックにはタイヤと[…]
- 1
- 2