
キジマの電動ポンプJP01が、装いも新たに「JP02」として新登場。基本的なデザインや機能はそのままに、ボディをブラックからブルーとし、オプションだったパーツ2点を同梱したのがポイントだ。
●まとめ:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:山内潤也 ●外部リンク:キジマ
[◯] 従来より638円お得。黒→ブルーは大正解だ
レッドドットデザイン賞を受賞するなど、タッチパネル採用による突起のないボディが特徴的なキジマのスマートエアポンプ。1年ほど前にテストしているが、その改良版が早くも登場したので紹介しよう。
外観や機能については特に変更はないが、ボディはコーポレートカラーのブルーとなった。先代はブラックだったため、薄暗くなると見失うことがあっただけに、これはうれしい改良と言えよう。そして、従来はオプションだったパーツが2点同梱されており、従来品にこれらを買い足すよりも638円お得なのだ。
使い方は一般的な電動エアポンプと共通で、任意の空気圧を設定したら、あとは中央のボタンをタップするだけ。コンプレッサーなので音量はそれなりにあるが、設定値に達すると自動的に停止するので、バイクから離れていても大丈夫。表示される空気圧は、多少の個体差はあるだろうが、少なくともテストした製品については、高精度エアゲージとほぼ同じ値を示した。十分に実用的であり、コンパクトなボディゆえツーリングで携行すると安心だろう。
[△] コンパクトボディゆえ、充填時間はやや長めか
過去にテストした電動エアポンプと充填時間を比較したところ、やや長めというデータが。これは1分間あたりの吐出量に左右され、ボディが小さいほど不利に。その分、軽量コンパクトなのでバイク向きだ。
[こんな人におすすめ] 空気圧確認の習慣のためにもこれはアリだ
つい最近、電動エアポンプを入手した。これまで自転車用のポンプでシコシコ入れていたので、圧倒的に楽になった。面倒だからという理由だけで空気圧チェックを怠っていた人ほど使ってほしいアイテムであり、ぜひお試しあれ。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(バイクメンテナンス&レストア)
ゴム部品の補修、どうするか? という難問です。 ゴム部品…新しいうちは柔軟性があってとても使い勝手がいいのですが、経年劣化で硬くなる…だけならまだましも、 割れたりすると本来の役割を果たさなくなってし[…]
多くのユーザーがリピートするセミシンセティックゾイル ホンダ スーパーカブというモデルの凄いところは、50年以上前に誕生しながら、今なお世界中のファンに愛され続け、数多くのモデルが“現役”で走り続けて[…]
「最悪のネジ」…この強敵を、どうしてくれようか? ワタクシ、これまで多くの「固着して外れなくなったボルト外し」をやってきましたが、今回のお客様(?)は手ごわいですよ~! まさに「最悪の状態」。 という[…]
メンテの頼りになるNTBの規格部品 使い勝手の良さと頑丈さを両立し、1億台を超える膨大な台数が160を超える国と地域に行き渡っているホンダスーパーカブ。実用車に必要な機能/性能/長年に渡って変わらぬデ[…]
今、これを読んでる皆さんの中で「ピカール」を知らない方はほとんどいないのではないでしょうか? 車用品やホームセンターにもほぼ必ずある「ピカール液」。日本磨料工業の液状金属みがき「ピカール液」は発売日が[…]
最新の関連記事(キジマ)
今年(2022年)刷新されたスーパーカブ&クロスカブ110シリーズ。完成されたスタイリングを崩さずに旅性能を高められるパーツがKIJIMA(キジマ)から登場した! 完成された造形と優れた燃費や[…]
もう取り付けに悩まない! キジマが贈る指先の恋人 最前線で走行風を受ける指先の冷えの苦しさは、すべてのライダーが理解するところ。冷え切った指先をグリップヒーターで温められれば、どれほど助かることか…![…]
GH07:握りやすくて操作性を損なわい、スイッチ一体型グリップヒーター キジマ製グリップヒーターGH07は、純正と同等のグリップ径33mmを実現し、グリップヒーターの弱点である握りの太さを解消している[…]
キジマBMW G310GSカスタムパーツ BMW GSシリーズは、高いオフロード走破性能と快適な高速巡行性能を両立し、アドベンチャーマシンを代表する人気モデル。そのGSシリーズにあって、単気筒エンジン[…]
安心と信頼のキジマから新形状のウインカー登場 キジマが開発した「Nanoウインカー」は、省電力かつ高輝度LEDを採用することで、ヨーロッパの認証規格ECE(50R)をクリアした安全なウインカーだ。もち[…]
人気記事ランキング(全体)
止められても切符処理されないことも。そこにはどんな言い訳があったのか? 交通取り締まりをしている警察官に停止を求められて「違反ですよ」と告げられ、アレコレと説明をしたところ……「まぁ、今回は切符を切ら[…]
XSR125:技アリのロケットカウル風ビキニでよりカッコよく! 懐古的なネオラクシックやカフェレーサーは世界的なトレンドで、その流れは125ccにも波及している。海外ブランドから125ネオクラはリリー[…]
CB750/900Fと並んで進んでいた、ホンダが大攻勢に賭けた初の新エンジン! どのクルマメーカーもお手上げだったマスキー法という排気ガス規制をクリアして、ホンダが世界に認められたCVCCエンジン開発[…]
ダブルクレードルにフルモデルチェンジ〈スズキ GSX-R400R〉 GSX-Rは、’90年に3度目のフルチェンジを敢行。新設計エンジンに加え、φ33mmダウンドラフトキャブや倒立フォークまで備えた。 […]
A89:結局バイク専用駐車場が安心 まず、都市部などでよく見かけるのだけれども「歩道」に停めるのは違反になる。 道路上の場合は、路側帯の幅が0.75m以下なら路側帯には入るのは禁止で、車道の左端に停め[…]
最新の投稿記事(全体)
ひと押しでドヒュンと加速、ゆっくり前後進で取り回しラクラク! 特許庁が発行した意匠公報によると、このイラストは「乗物用メーターの画像」として2022年8月に出願され、2023年3月に登録されたもの。画[…]
電動キックボードの法改正:免許不要/ヘルメットは努力義務 ───まずは、今回の法改正について率直にどう思われますか? 稲垣:モビリティに多様性が与えられる、幅が広がる可能性があるという点においては良い[…]
新車ラッシュがはじまった!【’23-’24】ニューモデル詳報 春は新車の季節! 近日発売されるブランニューを余すところなく一撃紹介します。なかでも注目したいのは、3月17日に開幕した大阪モーターサイク[…]
【テスター:大屋雄一】まだ新車で買えた時代のCT110に試乗した経験もある本誌テスター。CT125は気になるものの、チューブレス&ギヤ段数表示ありのクロスカブ110に惹かれる。 ホンダCT125ハンタ[…]
天空を駆ける道、ここより上はもう空しか存在しない 急峻な四国山脈をその背骨とする四国地方は日本屈指の山国だ。その為、展望風景は果てしなく続く山岳様相が特徴的だ。しかし、唯一の例外がここ四国カルストであ[…]
- 1
- 2