
ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンは、2023年モデルのネイキッド4種の発売を2月3日に発表した。2023年式が発表されたのは『ヴィットピレン401』、『スヴァルトピレン401』、『スヴァルトピレン250』、『スヴァルトピレン125』で、いずれも2月に全国のハスクバーナ正規販売店にて発売済みだ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:ハスクバーナモーターサイクルズジャパン
先進のデザインと走行性能を継承して2023年式ネイキッド4車種が上陸
ハスクバーナのスモール~ミドルクラスのネイキッドモデル「ヴィットピレン/スヴァルトピレンシリーズ」。2023年型は2022年型を継承して発売された。
排気量ラインナップにも変更はなく、ヴィットピレン401、スヴァルトピレン401/250/125の4車種となっている。すべてにWP製サスペンション、ByBre製ブレーキ、BOSCH製ABS、LEDヘッドライト/テールライトが装備される。
また、ヴィットピレン401とスヴァルトピレン401のサスペンションはより細やかなセッティングを可能とするアジャスタブルサスペンション、クラッチ操作不要でシフトアップ/ダウンできるイージーシフトを備え、ハスクバーナならではのアグレッシブなライディングを着実にサポートする。
ヴィットピレンは「白い矢」、スヴァルトピレンは「黒い矢」を意味するスウェーデン語だ。シャシーやエンジン、外装パーツの多くは共通だが、ヴィットピレンはカフェレーサー、スヴァルトピレンはスクランブラーをコンセプトとしている。そのためヴィットピレンは前傾姿勢が強くなる低いハンドルとロードタイヤを装着、スヴァルトピレンにはアップハンドルとブロックタイヤを装備している。
HUSQVARNA MOTORCYCLES VITPILEN 401[2023 model]
【Husqvarna Vitpilen 401[2023]】主要諸元■全長― 全幅― 全高― 軸距1357±15.5 シート高835(各mm) 車重約151kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 373cc 44ps/9000rpm 3.78kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量約9.5L■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:78万9000円 ●色:白 ●発売時期:2023年2月
HUSQVARNA MOTORCYCLES SVARTPILEN series[2023 model]
【Husqvarna Svartpilen 401[2023]】主要諸元■全長― 全幅― 全高― 軸距1357±15.5 シート高835(各mm) 車重約151kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 373cc 44ps/9000rpm 3.78kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量約9.5L■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:79万9000円 ●色:黒 ●発売時期:2023年2月
【Husqvarna Svartpilen 250[2023]】主要諸元■全長― 全幅― 全高― 軸距1357±15.5 シート高835(各mm) 車重約153kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 248.8cc 31ps/9000rpm 2.45kg-m/7250rpm 変速機6段 燃料タンク容量約9.5L■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:68万5000円 ●色:黒 ●発売時期:2023年2月
【Husqvarna Svartpilen 125[2023]】主要諸元■全長― 全幅― 全高― 軸距1357±15.5 シート高835(各mm) 車重約146kg(燃料除く)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 125cc 15ps/9500rpm 1.22kg-m/7500rpm 変速機6段 燃料タンク容量約9.5L■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格:64万5000円 ●色:黒 ●発売時期:2023年2月
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
400ccクラスに4気筒が復活の狼煙! 北米価格は9699ドル=約125万5500円?! ホンダが誇るベストセラー、CB400スーパーフォア/スーパーボルドールが生産終了となったのは2022年10月。[…]
GB350は受注一時停止中だが、ロイヤルエンフィールドは供給順調 中型クラス……というか普通二輪免許で乗れる空冷ネオクラシックバイクが大人気だ。ホンダはインドで「ハイネスCB350」として発表したモデ[…]
四半世紀ぶりの大台に乗った! 二輪車新聞は、元旦号で2022年の二輪車総需要(需要台数=販売台数のこと)を総括。これは毎年発表されるデータで、どの排気量クラスが盛り上がっているのか、売れた機種はなんだ[…]
20世紀末の400ccネイキッド、ガラパゴスと言うなかれ ’80年代中盤以降のレーサーレプリカブームに対するカウンターパンチのように巻き起こった、ネイキッド旋風。きっかけは1989年に登場したカワサキ[…]
最新の関連記事(ハスクバーナ)
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
愛車は1290スーパーデュークRという「素人」のチーちゃん! ヤングマシン最新動画は、人気の新型車試乗。JAIAの2025試乗会ということで、最新の輸入バイクに試乗しました。 しか~し、今回は出演者に[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
最新の関連記事(新型ネイキッド)
7月上旬発売:ヒョースン「GV125Xロードスター」 ヒョースンモーター・ジャパンから、原付二種クラスに新型クルーザー「GV125Xロードスター」が投入される。発売は2025年7月上旬から日本国内向け[…]
Z1、GPz900R、Ninja ZX-9Rから連なる“マジックナイン”の最新進化系 カワサキは、948cc並列4気筒エンジンを搭載したスーパーネイキッド「Z900」および上級モデル「Z900 SE」[…]
2025新型「MT-07」について概要を知りたいなら… こちらの記事をチェック。2025年モデル最大のトピックといえるのは、MT-09に続きクラッチ・シフト操作不要な「Y-AMT」仕様をラインナップし[…]
元気溌剌350か、上質感ある500か!! ウィズハーレー編集部では2023年の秋、X350の日本市場導入が発表されたのと同時に購入を決意。ハーレーダビッドソン川口にて予約を入れた。 「Vツインではない[…]
コスパモンスター、それだけだと思っていたら これまでなかなか試乗する機会のなかった(筆者がたまたま試乗機会に恵まれなかった)スズキの軽二輪スタンダードモデル「ジクサー150」に乗ることができたのでイン[…]
人気記事ランキング(全体)
カバーじゃない! 鉄製12Lタンクを搭載 おぉっ! モンキー125をベースにした「ゴリラ125」って多くのユーザーが欲しがってたヤツじゃん! タイの特派員より送られてきた画像には、まごうことなきゴリラ[…]
エンジン積み替えで規制対応!? なら水冷縦型しかないっ! 2023年末にタイで、続く年明け以降にはベトナムやフィリピンでも発表された、ヤマハの新型モデル「PG-1」。日本にも一部で並行輸入されたりした[…]
スズキが鈴鹿8時間耐久ロードレースの参戦体制を発表! スズキは2025年8月1日(金)から3日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM 世界耐久選手権 鈴鹿8 時間耐久ロードレース」に「チ[…]
高評価の2気筒エンジンや電子制御はそのままにスタイリングを大胆チェンジ! スズキは、新世代ネオクラシックモデル「GSX-8T」および「GSX-8TT」を発表。2025年夏頃より、欧州、北米を中心に世界[…]
なぜ「モンキーレンチ」って呼ぶのでしょうか? そういえば、筆者が幼いころに一番最初の覚えた工具の名前でもあります。最初は「なんでモンキーっていうの?」って親に聞いたけども「昔から決まっていることなんだ[…]
最新の投稿記事(全体)
7月上旬発売:ヒョースン「GV125Xロードスター」 ヒョースンモーター・ジャパンから、原付二種クラスに新型クルーザー「GV125Xロードスター」が投入される。発売は2025年7月上旬から日本国内向け[…]
モリワキイズムを変えずに継承していく モリワキの面白さは、ライダーが主役のもの作りだと思っています。サーキットを速く走るにはどうしたらいいのか、ライダーの意見を聞いて解決策をプロダクトとライダーの両方[…]
青春名車録「元祖中型限定」(昭和51年) CB400FOUR(CB400フォア)は、CB350フォアをベースとしたリニューアルバージョンとして1974年12月(昭和49年)に発売。クラス唯一のSOHC[…]
【モリワキエンジニアリング取締役名誉会長・森脇護氏】1944年、高知県生まれ。愛車だったホンダCB72のチューニングをヨシムラに依頼し、それをきっかけにPOPこと吉村秀雄氏に師事し、チューニングを学ぶ[…]
北海道という「ハードルの高さ」 ライダーにとってのひとつのあこがれ、北海道ツーリング。しかしフェリーの予約が面倒だったり、北海道までの移動で疲れてしまったり。 そういったライダーの悩みを解決し、「手ぶ[…]
- 1
- 2