
ホンダは、大人気の大型クルーザーモデル「レブル1100/DCT」のカラーバリエーションを変更するとともに、ツーリングエディションの「レブル1100T/DCT」を追加し、2023年2月23日に発売した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●写真:ホンダ
「レブル1100T」は1色、「レブル1100」は2色の設定
ホンダは、海外で先行発表されていた「レブル1100(REBEL 1100)/デュアルクラッチトランスミッション(DCT)」のニューカラーおよび新たに設定したバリエーションのツーリングモデル「レブル1100T(REBEL 1100 T)/DCT」を昨年11月に国内正式発表。それから時は流れ、2023年2月23日に発売へと至った。
レブル1100T/DCTは、大型フロントカウルとサドルバッグ(容量は右側16L/左側19L)を標準装備するツーリングエディションで、車体色は「ガンメタルブラックメタリック」の1色のみを設定。スペックは、カウル装備により全高がスタンダードモデル比で65mm高くなった点と、車重が15kg増になったほかは燃料タンク容量などすべて踏襲した。
スタンダードモデルのレブル1100/DCTは、従来の「ボルドーレッドメタリック」に代えて新色の「イリジウムグレーメタリック」を設定し、継続色の「ガンメタルブラックメタリック」と合わせて計2色のラインナップになった。
価格は下記の通り。
レブル1100T=131万4500円
レブル1100T DCT=142万4500円
レブル1100=113万8500円
レブル1100DCT=124万8500円
HONDA REBEL 1100 T / Dual Clutch Transmission[2023 model]
| 車名 | REBEL 1100 T |
| 車名・型式 | ホンダ・8BL-SC83 |
| 全長×全幅×全高 | 2240×850【845】×1180mm |
| 軸距 | 1520mm |
| 最低地上高 | 120mm |
| シート高 | 700mm |
| 装備重量 | 238kg【248kg】 |
| エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ |
| 総排気量 | 1082cc |
| 内径×行程 | 92.0×81.4mm |
| 圧縮比 | 10.1:1 |
| 最高出力 | 87ps/7000rpm |
| 最大トルク | 10.0kg-m/4750rpm |
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン【電子式6段DCT(オートマチック)】 |
| 燃料タンク容量 | 13L |
| WMTCモード燃費 | 19.4km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
| タイヤサイズ前 | 130/70B18 |
| タイヤサイズ後 | 180/65B16 |
| ブレーキ前 | 油圧式ディスク |
| ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
| 乗車定員 | 2名 |
| 価格 | レブル1100T=131万4500円/DCT=142万4500円 |
| 発売日 | 2023年2月23日 |
HONDA REBEL 1100 / Dual Clutch Transmission[2023 model]
| 車名 | REBEL 1100 |
| 車名・型式 | ホンダ・8BL-SC83 |
| 全長×全幅×全高 | 2240×850【830】×1115mm |
| 軸距 | 1520mm |
| 最低地上高 | 120mm |
| シート高 | 700mm |
| 装備重量 | 223kg【233kg】 |
| エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ |
| 総排気量 | 1082cc |
| 内径×行程 | 92.0×81.4mm |
| 圧縮比 | 10.1:1 |
| 最高出力 | 87ps/7000rpm |
| 最大トルク | 10.0kg-m/4750rpm |
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン【電子式6段DCT(オートマチック)】 |
| 燃料タンク容量 | 13L |
| WMTCモード燃費 | 19.4km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
| タイヤサイズ前 | 130/70B18 |
| タイヤサイズ後 | 180/65B16 |
| ブレーキ前 | 油圧式ディスク |
| ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
| 乗車定員 | 2名 |
| 価格 | レブル1100=113万8500円/DCT=124万8500円 |
| 発売日 | 2023年2月23日 |
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