最低気温マイナス1.5℃! 大洗キャンプ場でガチ1泊してみた
テントの性能はやはり泊まってみなければ分からない、ということで実際に朝まで過ごしてみた。場所は茨城県東茨城郡大洗町にある大洗キャンプ場。テストしたのは1月上旬なので明け方の気温はマイナス1.5℃まで下がったが、結果的には何の不満もなく朝を迎えることができた。空気が乾燥していたからかインナーテント内側の結露は一切なし。また夜半に雨予報があったものの結局降ることはなかったので、防水性のチェックについては次回以降に持ち越しに。
エントリーモデル以上の満足度。ローコストでソロキャンを始めたい人へ
生地や縫製、シームテープの処理などは1万円台のテントに比肩し、実際に1泊してみたが特に不満を感じなかった。これが蒸し暑い時期ならもっと通気性を高めたいだろうし、また小石がたくさん落ちているようなサイトならグランドシートがあった方が良かった、などという不満が出ただろうが、そうした問題は現場で使ってみなければ分からないもの。ちなみに高価なウルトラライト系のテントは軽量化のため薄い生地が使われており、取り扱いが難しいものも多い。このBASICドームテントはそこそこ厚手の生地なので、ビギナーの少々乱雑な扱い方も許容してくれるはず。そういった点も含めて、これはローコストでソロキャンを試してみたいというライダーにピッタリな商品と言えよう。
なお、商品販売ルートはアイテムによって異なり、2月下旬にワークマンオンラインストア内(直送なし、店頭受け取り限定)、もしくは店舗販売の2パターンを予定しているとのこと。また、これらは販売中に変更される可能性もあるので、詳しくは2月下旬にワークマンオンラインストアのアナウンスをチェックしてほしい。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
独自開発素材の横展開が加速! 透湿防水生地のテントも登場 作業服メーカーのワークマンが、キャンプギアの本格展開をスタートしたのは昨年2月のこと。テントやタープなど主力となる大型商品は、WEB注文後に実[…]
今年もバイクで使いやすいワークマン製品を色々紹介してきました。全てコスパに優れているのは間違いないのですが、価格帯は2000円~6000円程度。 もっとコスパの良い製品はないのかと思い、5つのワークマ[…]
2022-2023秋冬コレクション、テーマは「原点回帰」と「さらなる深化」だ ついこのあいだまで夏だったのに……。そう感じているライダーのみなさんに、ワークマンの2022-2023年秋冬コレクションの[…]
6月16日に東京池袋サンシャインシティアルパにワークマンシューズ店舗がオープンしました。 筆者は冬時期のバイク通勤でワークマンの防寒シューズを履いていました。 毎日履く通勤用シューズは傷むのが早いです[…]
大手ブランドの半額以下。圧倒的なコストパフォーマンスで差別化 キャンプに挑戦したい、でも何から揃えれば…。これがビギナー共通の悩みであろう。就寝およびリビングスペースとなるテント、アウトドアの寝具であ[…]
最新の関連記事(ワークマン)
最新モデルはペルチェデバイスが3個から5個へ 電極の入れ替えによって冷却と温熱の両機能を有するペルチェ素子。これを利用した冷暖房アイテムが人気を博している。ワークマンは2023年に初代となる「ウィンド[…]
涼しさの心臓部。それは「素材」と「構造」の魔法的組み合わせ うだるような暑さと、じっとりと肌にまとわりつく湿気。毎年繰り返されるこの季節に、多くの人が少しでも快適に過ごせる服を探し求めている。そんな中[…]
コーデュラ(R)ユーロ3Dメッシュジャケット:プロテクションと通気性を両立 ライダーの安全と快適を追求した一着。腕部分には耐摩耗性に優れたコーデュラ(R)素材を採用。万が一の転倒時にもダメージを軽減す[…]
インフレの今、価格破壊王のワークマンがまたやってくれた! 春から初夏にかけ、ツーリングのシーズンがやってきた。爽やかな空気を全身に浴びてのライディングは最高だ。しかし…この期間はジメジメ・シトシトの梅[…]
コラボモデルは継続販売、新作も生地は同スペックだ 昨年、Honda二輪デザイナー監修の「イナレムプレミアム レインジャケット ライディングモデル(4900円)」を発売したワークマン。これが大好評だった[…]
人気記事ランキング(全体)
“次”が存在するのは確実! それが何かが問題だ 2018年に発売されたモンキー125以来、スーパーカブC125、CT125ハンターカブ、そしてダックス125と、立て続けにスマッシュヒットを飛ばしている[…]
カバーじゃない! 鉄製12Lタンクを搭載 おぉっ! モンキー125をベースにした「ゴリラ125」って多くのユーザーが欲しがってたヤツじゃん! タイの特派員より送られてきた画像には、まごうことなきゴリラ[…]
疲れない、頭痛知らずのフィッティング技術! SHOEIの「Personal Fitting System(以下P.F.S.)」は、十人十色で異なるライダーの頭部形状に合わせたフィッティングを行う同社の[…]
セニアカー技術をベースとしながら、誰もが楽しめる乗り物へ スズキがジャパンモビリティショー2023(JMS2023)で出品したのが、16歳の高校生からセニアカーに抵抗のある高齢者まで、誰でも簡単に楽に[…]
40年の歴史を誇るナナハン・スーパースポーツと、兄弟車のR600 1985年当時、ナナハンと呼ばれていた750ccクラスに油冷エンジン搭載のGSX-R750でレーサーレプリカの概念を持ち込んだのがスズ[…]
最新の投稿記事(全体)
脇を冷やすことで全身を効率的にクールダウン 「THERMO-GEAR BELT」の最大の魅力は、なんといっても「冷暖対応デュアルペルチェ搭載」という点だ。一台で夏場の猛暑対策はもちろんのこと、冬場の厳[…]
クシタニが主宰する国内初のライダー向けイベント「KUSHITANI PRODAY 2025.8.4」 「KUSHITANI PRODAY」は、これまで台湾や韓国で開催され多くのライダーを魅了してきたス[…]
レストアでのつまづきはそこかしこに 古いバイクをレストアしていると意外なところでつまずいたりするものですが、今回引っかかったのが8インチのチューブタイヤの「リムバンド」。 こちらのホイール、別にリムバ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
ガソリン添加剤の役割 ガソリン添加剤といってもその用途はさまざまですが、大まかなカテゴリーとしては 洗浄効果 性能向上 の2つに分けられます。 洗浄効果について 現在主流になっているPEA(ポリエーテ[…]