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【-1.5℃、寝れんのか!】ワークマンのテント(4900円)でソロキャンプしてみた【発売から1年の人気モデル】

最低気温マイナス1.5℃! 大洗キャンプ場でガチ1泊してみた

テントの性能はやはり泊まってみなければ分からない、ということで実際に朝まで過ごしてみた。場所は茨城県東茨城郡大洗町にある大洗キャンプ場。テストしたのは1月上旬なので明け方の気温はマイナス1.5℃まで下がったが、結果的には何の不満もなく朝を迎えることができた。空気が乾燥していたからかインナーテント内側の結露は一切なし。また夜半に雨予報があったものの結局降ることはなかったので、防水性のチェックについては次回以降に持ち越しに。

寒さ対策として、地面からの冷気を遠ざけるためローコットを使用した。写真はAmazonで入手したものだが、同様のアルミローコットがワークマンからも5800円でリリース予定だ。

コットの上にTHP01 アウトドアマットレス(1900円)を敷いた。低反発ウレタンフォームを用いたマットレスで、バイクで運ぶには少々かさばるが、寝心地はなかなか良かった。

冬キャンの醍醐味と言えばやはり焚き火だ。暖を取るためにも有効な手段であり、バイクで携行しやすいコンパクトサイズの焚き火台や、薪ハサミもワークマンから発売される。

テントの外はマイナス1.5℃まで冷え込んだのに対して、人間が寝ているテントの内側は2.6℃までしか下がらなかった。たった4.1℃の違いとはいえ、体感的にこの差は大きかった。

エントリーモデル以上の満足度。ローコストでソロキャンを始めたい人へ

生地や縫製、シームテープの処理などは1万円台のテントに比肩し、実際に1泊してみたが特に不満を感じなかった。これが蒸し暑い時期ならもっと通気性を高めたいだろうし、また小石がたくさん落ちているようなサイトならグランドシートがあった方が良かった、などという不満が出ただろうが、そうした問題は現場で使ってみなければ分からないもの。ちなみに高価なウルトラライト系のテントは軽量化のため薄い生地が使われており、取り扱いが難しいものも多い。このBASICドームテントはそこそこ厚手の生地なので、ビギナーの少々乱雑な扱い方も許容してくれるはず。そういった点も含めて、これはローコストでソロキャンを試してみたいというライダーにピッタリな商品と言えよう。

なお、商品販売ルートはアイテムによって異なり、2月下旬にワークマンオンラインストア内(直送なし、店頭受け取り限定)、もしくは店舗販売の2パターンを予定しているとのこと。また、これらは販売中に変更される可能性もあるので、詳しくは2月下旬にワークマンオンラインストアのアナウンスをチェックしてほしい。

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