
ワークマンが2022年2月から本格的にキャンプグッズを販売していることはすでにご存じだろう。本記事では、発売から1年が経った人気モデルで、ソロ用で4900円(!)というシリーズ中で最も安価なBASICドームテントのテストをプレイバック。キャンプツーリングで寒さに震えながら(?)使ってみたぞ!
●文/写真: 大屋雄一(OYA Yuichi) ●取材協力: ワークマン
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テントはSG基準に準拠し、キャノピーポールまで付属する
収納時サイズは直径13cm×長さ55cmを公称するが、実際にはメインポールを畳んだ状態での最小長さ(約50cm)ほどとなる。収納袋の開口部はロールクロージャーで、側面には2本のコンプレッションベルトがあり、テントの畳み方が少々雑でもあとからコンパクトに圧縮できるのはビギナーにとってありがたい。 [写真タップで拡大]
設営手順は非常に簡単、使用前は取扱説明書に目を通そう
設営手順はダブルウォールのドーム型としては一般的なもので、組み立てた経験のある人なら説明書を読まずとも設営できるはず。それだけシンプルで分かりやすい設計となっているわけだが、破損や事故を未然に防ぐためにも、初めて使用する前には取扱説明書を一読してほしい。
手順を簡単に説明すると、まず本体(インナーテント)を広げて前後を確認する。設営場所と向きを決めたら、次に2本のメインポールを伸ばして本体の対角線上に置き、両端を本体の四隅にあるそれぞれのリングに差し込む。あとはポールを立ち上げて本体にあるフックを引っ掛けていき(これを吊り下げ式という)、頂点の交差部分にヒモを結べばインナーテントの完成だ。
続いて本体の四隅に付属のペグを打ち込み(これをペグダウンという)、この時点で内側に天井ネットを取り付ける。あとは向きを確認しながらフライシートをかぶせて本体の四隅とバックルで接続し、各部をペグダウンしてガイロープを張ればテントの設営は完了だ。
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