’80年のドイツ ケルンショーにおけるホンダ CX500の発表を皮切りに、日本にもターボエンジンの時代が訪れた。各社競うようにターボ車の開発に挑み、それぞれの方式でリッターマシンのパワーに迫ろうとした。カワサキが目指したのは「世界最強最速のターボモデル」だ。※本記事はヤングマシン特別号 青春単車大図鑑からの転載です。
●文:ヤングマシン編集部
- 1 装備は最先端を走っていた【’84 カワサキ 750 TURBO】
- 2 [連載]青春名車オールスターズに関連する記事
- 3 [’88-]ホンダ XLV750R/XL600Rファラオ:灼熱を疾走する強烈な赤エンジン【青春名車オールスターズ】
- 4 [’88-]ホンダ アフリカツイン:浪漫の塊だった”パリダカ・レプリカ”【青春名車オールスターズ】
- 5 [’89-]カワサキ ZXR750:現代のカワサキSSの源流【青春名車オールスターズ】
- 6 [’94-]ホンダ RVF/RC45:V4レプリカの極致【青春名車オールスターズ】
- 7 [’87-]ホンダ VFR750R:すべてに妥協のない”RC30″【青春名車オールスターズ】
- 8 [’85-]スズキ GSX-R750:衝撃の超軽量ビッグレプリカ【青春名車オールスターズ】
- 9 [’89-]ヤマハ FZ750:勝利のための”5″バルブ【青春名車オールスターズ】
- 10 [’89-]カワサキ ZXR400/250:満を持して登場したカワサキのリアルレプリカ【青春名車オールスターズ】
- 11 人気記事ランキング(全体)
- 12 最新の記事
装備は最先端を走っていた【’84 カワサキ 750 TURBO】
最後発となるものの「世界最強最速のターボモデル」をコンセプトに開発されたマシンで、当時のカワサキのフラッグシップであるGPz1100に匹敵する112psものパワーを発揮した。タービンは日立製で、最高速度はナナハンクラスながら235km/hを記録したという。軽量さもウリで、ゼロヨン加速でもライバルを圧倒した。ただし、ターボ特性が強いこともあり、乗り手を選ぶワイルドなマシンでもあった。
※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
[連載]青春名車オールスターズに関連する記事
人気記事ランキング(全体)
プロトは国内導入を前のめりに検討中! イタリアで1911年に誕生し、現在は中国QJグループの傘下にあるベネリは、Designed in Italyの個性的なモデルをラインナップすることで知られている。[…]
6速MT仕様に加えEクラッチ仕様を設定、SエディションはEクラッチ仕様のみに 2017年4月に発売され、翌年から2024年まで7年連続で軽二輪クラスの販売台数で断トツの1位を記録し続けているレブル25[…]
「おいテツヤ、肉を焼いてるから早く来い!」 年末年始は、家族でケニー・ロバーツさんの家に遊びに行きました。ケニーさんは12月31日が誕生日なので、バースデーパーティーと新年会を兼ねて、仲間たちで集まる[…]
高回転のバルブ往復にスプリングが追従できないとバルブがピストンに衝突してエンジンを壊すので、赤いゾーンまで回すのは絶対に厳禁! 回転計(タコメーター)の高回転域に表示されるレッドゾーン、赤くなっている[…]
250と共通設計としたことでツアラーから変貌 2018年型でフルモデルチェンジを敢行した際、従来の650共通ではなく250共通設計へと方向変換。ライトウェイトスーパースポーツへ大きく舵を切り替えた。完[…]
最新の記事
- 「250km/h超え!!」カワサキZX-25Rにターボをつけて最高速アタックしてみた【トリックスター】
- カワサキが「ニンジャe-1」「Z e-1」の2025年モデルを発表! スペックと価格は据え置き
- CFMOTOのシングルスポーツ「250SR-S」が67万4300円で2月1日発売決定!
- 「新型はよ!」「このパーツほしい」ニンジャZX-25R関連記事ランキングTOP5【2025年最新版】
- 国産唯一のミドルVツインアドベンチャー スズキ「Vストローム650/XT」価格改定の2025年モデルが登場
- 1
- 2