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Q48:どれでもいいの? バイク用ヘルメットの種類と違いを教えて!【30秒でわかる! バイクの疑問】

Q48:どれでもいいの? バイク用ヘルメットの種類と違いを教えて!【30秒でわかる! バイクの疑問】

ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。48問目は好みで選んで大丈夫? ヘルメットの違いについて。


●文:ヤングマシン編集部

A48:基本的には好みで選んで問題ナシ

大前提として、PSCマークがないものは国内で乗車用ヘルメットとして販売することが禁止されている。たいてい、製品の欠陥による人身事故に最高1億円の賠償制度があるSGマークと同じラベルで表示されているぞ。PSC/SGラベルがない製品は使わないようにしよう。

あとは好みで選んで問題ないが、それぞれに長所と短所がある。フルフェイスは安全性や防寒性に優れている反面、視野が狭めで夏は暑い。オープンは開放感が抜群で着脱もしやすいが、事故の際に顔やアゴをケガしやすい。システムは安全性に優れて停車時は開放感も得られるが、重量では不利になる。

【フルフェイス】

【オープン(ジェット)】

【システム】

【オフロード】

アゴのガードがあるフルフェイスには、オンロード用とオフロード用が存在。チンガードがないのがオープンフェイスで、チンガード部を開閉できるのがシステムヘルメット。

規格もいろいろ

国の安全基準適合を示すPSCマーク、この基準と同等かそれ以上となる製品安全協会認定のSGマーク、任意規格となる日本工業規格のJIS規格や世界でも最もシビアなスネル規格、レース参戦時に必要なMFJ/FIM規格などがある。

【PSC/SG】

【JIS】

【スネル】

【MFJ】

【FIM】


※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
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