ホンダは、7月6日にコロナ禍によるロックダウン、世界的な海上輸送・港湾の混雑、半導体供給不足などの複合的な要因から製品・部品入荷や物流の遅延が継続・長期化しており、生産・海外からの入荷見通しが依然として不透明な状況が続いていること、そして日本国内け二輪車に対して2022年11月生産分より「令和2年排出ガス規制」が適用(※)されることに伴い、一部機種については現行モデルの注文が生産計画に達した場合、受注を一時停止すると発表。これに続いて8月1日には受注一時停止機種リストにレブル500を追加した。
そして10月7日、新型「CT125ハンターカブ」の発表にともなって、同リストからハンターカブが消滅した。新型ハンターカブの発売日は2022年12月15日だが、すでに予約受注は始まっている。
同リストの対象製品の受注再開については、今後もホンダ公式サイトおよびホンダ二輪車正規取扱店より案内があるはずだ。
2022年10月7日時点で受注一時停止している機種は以下の通り。
・Rebel 1100
・Rebel 500
・Rebel 250
・CRF250RALLY
・CRF250L
・フォルツァ
・ADV150
・グロム
・モンキー125
※令和2年排出ガス規制 適用開始時期:新型車 2020年12月、継続生産車 2022年11月(第一種原動機付自転車にあっては、2025年11月)
上記に含まれているレブル250シリーズについては、ホンダがSNS上で新型の登場を示唆。また、海外ではレブル500の2023年カラー、モンキー125の2023年カラー、新型車のADV160、新型フォルツァ(350)が発表されており、フォルツァは250cc版の国内導入もカウントダウン状態と思われる。このほか、このリストにないCBR250RRについてもインドネシアで新型が発表され、国内では日本GP(モビリティリゾートもてぎ)でお披露目されている。
CT125ハンターカブ 国内仕様 ※10月7日発表
主要諸元■全長1965 全幅805 全高1085 軸距1260 最低地上高165 シート高800(各mm) 車重118kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123cc 9.1ps/6250rpm 1.1kg-m/4750rpm 変速機4段 燃料タンク容量5.3L■タイヤサイズ=前後80/90-17 ●価格:44万円 ●色:銀、赤、緑 ●発売日:2022年12月15日
CMX500レブル 欧州仕様 ※9月27日発表
主要諸元■全長2205 全幅820 全高1090 軸距1490 シート高690(各mm) 車重191kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 471cc 46.25ps/8500rpm 4.41kg-m/6000rpm 変速機6段 燃料タンク容量11.2L■タイヤサイズF=130/90-16 R=150/80-16 ※諸元は欧州仕様
新型レブル250 国内仕様 ※9月27日にSNSで公開(近日正式発表か)
ホンダは国内のSNSで新型レブル250/Sエディションの姿を公開した。姿は大きく変わっていないので令和2年排出ガス規制への適合がメインと思われるが、エキゾーストパイプの湾曲度や触媒の位置といった違いも見いだすことができる。はっきり判別はできないが、吸気まわりにも変更が加えられているようだ。
フォルツァ(350) タイ仕様 ※10月5日発表/国内仕様は250で発表か
主要諸元■全長2143 全幅754 全高1507 軸距1510 最低地上高140 シート高780(各mm) 車重187kg(装備)■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 329.6cc 出力未発表 CVT無段変速 燃料タンク容量11.7L■タイヤサイズF=120/70-15 R=140/70-14 ※諸元はタイ仕様
ADV160 インドネシア仕様 ※7月1日発表
主要諸元■全長1950 全幅763 全高1196 軸距1324 最低地上高165 シート高780(各mm) 車重133kg■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 156.9cc 16ps/8500rpm 1.5kg-m/6500rpm Vベルト無段変速 燃料タンク容量8.1L■タイヤサイズF=110/80-14 R=130/70-13 ●インドネシア参考価格:3600万ルピア ●色:赤、黒、白
モンキー125 欧州仕様 ※9月27日発表
主要諸元■全長1710 全幅755 全高1030 軸距1145 シート高775(各mm) 車重104kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.38ps/6750rpm 1.12kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量5.6L■タイヤサイズF=120/80-12 R=130/80-12 ※諸元は欧州仕様
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