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もはやツーリングに欠かせないという人も少なくない、スマートフォンホルダーやバイク用インカム。SSTR2021(サンライズサンセットツーリングラリー)参加時に使用し、その利便性を再確認した。今回は高品質なバイクグッズを開発/販売しているサインハウスの製品を紹介しよう。
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:関野温 ●外部リンク:サインハウス
マウントシステム:アルミ削り出しの高品質。バイク専用設計だから安心
スマートフォンなどをハンドルマウントするデバイスホルダーは、「もはやツーリングに欠かせない」という人も少なくないだろう。しかしバイクの振動により、高性能なスマホのカメラ機能が故障するトラブルが続出しているのも事実。
そんななか、バイク専用に設計・開発され、ユーザーらに高く評価されているのがサインハウスの「MOUNT SYSTEM(マウントシステム)」だ。純アルミよりも高強度/高耐食性を備えるアルミA6061を本体の素材に採用。強度をさらに高めるために、熱処理を加えるだけでなく、日光による熱/雨/粉塵にさらされることを考慮し、表面にアルマイト処理をプラスしている。
【サインハウス マウントシステム】Aホルダー/Bアーム/Cベースを組み合わせて使用。どんなバイク、どんなデバイスでも使えるように工夫されている。
【サインハウス マウントシステム A-46 スマートフォンホルダー】スライドパーツによる強固なホールド力はそのままに、ツメ部のサイズや位置を再設計。●対応機種サイズ:高さ120~175mm 幅61~87mm 厚さ13.5mmまで ●価格:1万7600円
【サインハウス マウントシステム Bアームパーツ】ノブの回しやすさが向上したBアームパーツは、42mmと56mmに加えて76mmのロングタイプが新登場。従来より角度調整可動範囲が120~260%アップし、さらに細かいセッティングが可能となった。●サイズ:42mm 56mm 76mm ●価格:各5500円
【サインハウス マウントシステム Cパイプクランプベース】パイプクランプベースのCパーツは、従来品に比べ約5mmスリムでコンパクトになった。強度はそのままに取り付けの自由度が向上。狭いスペースにもセッティングできる。●サイズ:22.2mm 1inch 28.5mm 1.25inch ●価格:各4620円
POINT!!
●どんな振動にも耐えられる強度
●タフでありながらも軽量で傷つきにくい
●バイクの外観を損ねることのないスタイリッシュさ
●幅広い車種に対応。ハーレーにもピッタリ!
B+COM:いい音でわかりやすい操作性。通話が楽しい!!
「そろそろ、休憩しよう」「了解。道の駅まで◯◯kmだよ!」などと走行中も会話し、楽しく快適にツーリングできた今回のSSTR。すべてはバイク用インカム「B+COM(ビーコム)」のおかげだ。
B+LINKによって簡単にペアリングでき、接続が切れても通話範囲に戻れば自動で再接続されるのが便利。ハイエンドモデル「SB6X」では大容量800mAリチウムポリマーバッテリーで最大18時間稼働。スタンダードモデル「B+COM ONE」でも650mAで最大14時間稼働だから、1日たっぷり余裕を持って使えた。
通話可能人数は最大6人で、さらに仲間が増えても大丈夫。また、音楽再生すると、歪みのない明瞭かつパワフルなサウンドを奏で、まるで高音質高級ヘッドホンのようだったことも報告しておこう。
【サインハウス SB6X】2つのBluetoothチップを搭載することで、スマートフォンとB+COMの音声通信を両立することが可能。お気に入りの音楽を聴きながら会話したり、ナビの道案内を聴きながら会話することができるので、ツーリングがより快適になる。●価格:シングルUNIT3万8280円/ペアUNIT7万4250円
【サインハウス B+COM ONE】ボタンは上下にひとつずつ、横にダイヤルタイプのボタンがあり合計3つだけ。直観的に操作ができる。SB6Xで好評のビーコムサウンドシステムはこのONEにも搭載され、スピーカーは高音質かつ音圧もパワフルだ。●価格:アームマイクUNIT2万9700円/ワイヤーマイクUNIT2万9700円
POINT!!
●高音質だから長時間使っても疲れない
●走行中に接続が切れても自動で復活
●簡単&直感的に操作ができる
●1日使っても切れないバッテリー性能
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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