イジリ心をくすぐる1台! 新型ヤマハXSR900をカスタムし倒す妄想劇場〈後編〉フルカウル/色変更

いかにも往年のレプリカ改らしいフォルムの新型ヤマハXSR900。もっと当時のマシンに近づけてみたら? そんな妄想をCGで具現化してみたら、こんなんなりましたぁ! 後編はフルカウル化と色変更モデルをお届けする。


●文:ヤングマシン編集部 ●CG:SRD

【’22 YAMAHA XSR900】ノーマルもカッコよし! ※写真は欧州仕様

〈YM妄想劇場その2〉フルカウル化:’80sレプリカ魂

’80年代WGPで活躍したYZR500をはじめ、’80年代耐久レーサーのFZR750、レプリカのFZR400をモチーフに2眼+フルカウル化したのがコチラ。XSRやMT-09ベースのフルカウル仕様は未登場だが、もし発売されたらこんな姿で、名称は「FZ900R」か「YZF-R9」になる? もちろんSTDの丸眼1灯を活かした、’70年代末~アーリー’80年代のレトロレーサー風もよく似合う!

【マッチングよし!】カウルはバッチリ。4ストのFZRイメージだが、2ストのチャンバー風にしてもオモロイのでは? テールから後方排気風のダミーも生やしてみた! ※写真は予想CG

【GG RETROFITZ:1灯スタイルもアリ】写真のベース車はYZF-R25! 米国ビルダーによる外装キットを元に、’78~’80YZR500をオマージュしたカスタムだ。[9-GATE]

フルカウル化参考:嗚呼、青春のソノート!

【’85 FZR750】ヤマハ初の4ストワークス車。8耐にテック21カラーで、ボルドール24耐にサロンがソノートカラーで挑み、ともにトップ快走も……。

【’89 YZR500】ソノートヤマハ(現フランスヤマハ)がまとったゴロワーズカラー。’89年のC・サロン車はサイドに張り出したダクトがバブリーだ!

【’86 FZR400】TT-F3レーサー=YZF400(写真左)のレプリカとしてデビューしたFZR400。2眼とゴツいテールまわりが特徴で、白×赤ストロボのほか、ゴロワーズカラーも選べた。

〈YM妄想劇場その3〉色変更:ストロボも欲しい!

’70~’80年代のヤマハワークスは、白×赤ストロボラインのほか、ケニー・ロバーツの3連覇などで知られるイエローストロボも有名。様々なモデルに採用されてきた定番&鉄板カラーで、新型XSRにも登場する可能性はアリ。CGでもシックリ来ている! なお新型は前側のみタンクカバーなので、従来より色換えのハードルが高い。

【キングケニー!】ストロボラインこそないが、白×赤は現行XSR900に存在。イエローはヤマハ60周年記念カラーとして’16年型に設定されていた。新型もクル? ※写真は予想CG

タンク形状&組み方の違い:RZカラーの再現は難ありか?!

従来型はタンクカバーが横1枚のパネルなのに対し、新型はカバーが前側で分割ラインがサイドを横切る。RZカラーはロゴの配置が難しい!

従来型XSR900ではタンクカバーが横1枚だった。

外装キットの市販例:新型XSR用も登場に期待!

これまでも各社から数々の外装セットが販売されてきた。過激なのはやはり欧州ビルダーで、スペインのジャパンレジェンズのようにネイキッドをレプリカ風にするキットが存在しており、新型XSR用が登場する可能性もゼロではない。もちろん日本のワイズギアにも期待しています!

【旧XSR900用オーセンティック外装セット:新型でもぜひ!】ヤマハ純正パーツを販売するワイズギアが発売。従来のXSR900は、RZ250/350に似た雰囲気があったが、セットではサイドカバーまで製作され、激似だった。※すでに生産終了 [ワイズギア]

【XSR700スーパー7:日本でも買えるボルトオン】ドイツのJvB-moto社が製作したXSR700やMT-07用の外装。パーツはすべてボルトオンで、カンタンにスクランブラー風に変貌できる。国内でも販売中だ。[モトサロン]

【Z900外装キット:Z900がZXRルックに!】4ストレプリカのZXR750に見えるが、ベースは現代のZ900。スペインのビルダーによる外装キットで、丸2眼LEDも同梱。タンクはベース車を塗装した。


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