電動エアポンプ「スマートエアポンプJP01」試用インプレッション【直感的に操作可。測定値は正確だ】

キジマから電動エアポンプが発売された。突起のないスクエアなボディにスクリーンタッチボタンを組み合わせたスマートな外観が特徴で、世界三大デザイン賞のひとつと言われる「レッドドット・デザイン賞」を受賞。5種類のバルブに対応し、オートストップも備える便利なアイテムだ。


●まとめ:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:真弓悟史 ●外部リンク:キジマ

[◯] 虚飾を排した実にシンプルなスクエアボディ。タップ操作がスマート&オートストップが便利

充電式の電動エアポンプが市場に増えてきた。多くの製品に共通するのは、設定した空気圧に達すると自動的に加圧が停止する機能や、付属のアダプターでさまざまなバルブ形式に対応すること。さらに圧力単位が切り替えられることやLEDライトを備えているなどで、キジマから発売されたこの新製品もこれらすべてを網羅している。もっとも特徴的なのは物理スイッチを排除したシンプルなデザインで、国際的に権威のあるデザイン賞(レッドドットデザイン賞)を受賞したという。スクリーンタッチボタンによるタップ操作はスマートで、不思議な感覚だ。

【キジマ スマートエアポンプ JP01】本体サイズは155×63×39mmで、エアホースを収納するとその先端が8mmだけ出っ張る。徹底してシンプルにデザインされており、説明されなければこれがポンプだとは分からないはず。 ●本体サイズ:155(+8)×63×3mm ●最高圧力:150psi ●価格:7920円

このシンプルなデザインと同等以上に感心したのは、エアホースの収納ホールが電源スイッチになっていること。使う際にホースを引き出すとスクリーンに数字とボタンが表示され、ホースを戻すと電源がオフになる。使い方は他の電動エアポンプと共通で、任意の空気圧を設定したら、あとはボタンをタップするだけ。設定空気圧は用途ごとにメモリーでき、圧力単位は4種類から選択可能。実際に使ってみるとオートストップはやはり便利であり、表示される空気圧も高精度エアゲージとの差はほとんどなし。コンパクトながら実用的なアイテムと言えよう。

【抜き差しにより電源をオンオフ】エアホースは本体の所定部分に収納されており、これを抜くと電源がオンになる仕組みだ。これにより電源スイッチを省略できるほか、ホース紛失というトラブルも未然に防げるのだ。

本体に物理スイッチはなく、全ての操作はスクリーンタッチボタンにて行う。モードと圧力単位の切り替え、空気圧の設定など、直感的に操作できるほどシンプルだ。

Mボタンを押すたびに自動車→バイク→自転車→ボールと切り替わり、それぞれで設定した値がメモリーされている。数字の大きい方が現在の空気圧、下段の小さい方が設定した空気圧で、フォントは大きめだ。

本体上面はご覧のとおり。右上の穴はエアホースの収納スペースで、使用する際は赤いサークル内にねじ込む。USB端子はタイプCで、バッテリー容量は2000mAhだ。

本体正面にはLEDライトも装備されており、暗がりでも作業しやすい。重量は428gを公称し、角がラウンドしているので持ちやすい設計だ。

エアホースは4輪やバイクに対応する米式で、それ以外に英式と仏式のアダプター/浮き輪ノズル/ボール用ニードルが付属する。

[△] 充填時間はやや長め。気長に待つしかない

過去に2種類の電動エアポンプをテストしているが、それらよりも充填時間が長めなのが気になった。

[こんな人におすすめ] 携行しやすさを最優先した製品。価格にも注目を

180/55ZR17のリヤタイヤの空気圧を190→290kPaまで上げるテストを実施。過去2製品が3分を切ったのに対し、これは7分弱の時間を要した。コンパクトさを優先した結果か。とはいえこのサイズ感と価格は魅力的だ。


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