ベルトを伸ばせばショルダーにも

フラッグシップ バリアスホルスターバッグ試用インプレッション【多機能かつ使い勝手も優秀】


●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:富樫秀明 ●取材協力:フラッグシップ

[〇] 見た目以上によく入る。控えめな主張も好印象

ETCが普及する以前、乗車したまま財布が取り出しやすいことから重宝されたホルスターバッグ。その役目を終えた今も、最小限の荷物が収納できる、ウエストバッグよりスマートなどの理由から、一定の人気を保っているというのが現状だ。

【フラッグシップ FSB-852 バリアスホルスターバッグ】 ●色:茶 黒×緑 黒×赤 黒×黒 ●サイズ:29×15×10cm ●容量:約1.7L ●価格:6380円

今回テストしたのは、フラッグシップの新製品「FSB-852 バリアスホルスターバッグ」だ。メイン室と大型ポケットの2室構造で、外側にはペットボトルホルダーとホールディングコードを装備。そのコードを通すループにはリフレクターが採用されている。メイン室は長財布が余裕で入るほど大きく、大きめのモバイルバッテリーやタオルなどもまとめてしまうことができた。大型ポケットは裏地が起毛素材なので、スマホ用と考えていいだろう。ボトルホルダーは夏場に重宝するし、ホールディングコードはグローブやメガネなどを一時的に固定するのに便利だ。

ウエストベストを伸ばせばショルダーバッグとして使えるのもポイントだ。体と接触する面にはクッション材とメッシュ生地が使われ、硬いものを入れていてもうまく緩衝してくれる。このように使えば使うほどその良さを実感できるのに、ロゴは小さなタグのみというのもセンスがいい。強く推せる優秀なバッグだ。

メイン室は大きめの長財布が余裕で収納でき、さらに開口部はダブルファスナーなのでスピーディに出し入れ可能。ホールディングコードはグローブなどの仮固定に重宝するはず。

ポケットの裏地にはスマホのタッチパネルを傷付けにくい起毛生地を使用。その外側のフラップは500mlのペットボトルがホールドできるように作られている。

ウエストベストは長めに作られており、伸ばせばこのようにショルダーバッグとしても使える。ベルトは回転式の丸バックルなので、バッグからの脱着も容易。

カラーバリエーションはサンドベージュ/黒×緑/黒×赤/黒の4種類を用意。フラッグシップのジャケットやパンツとコーディネートしやすいラインナップだ。

[△] 不満らしい不満なし。ガンガン使ってほしい

丈夫な生地ゆえに最初は硬く感じられるが、使っているうちに馴染んでくるだろう。耐久性は高そうだ。

[こんな人におすすめ] 便利さを再確認。身に付けるのでコーデも大切だ

ここ最近はボディバッグを多用していたが、いちいちバッグを正面に回して中身を取り出す面倒さと比べれば、確かにホルスターバッグは使い勝手がいい。身に付けるバッグなのでジャケットやパンツとのカラーコーデも楽しんで!


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