[〇] 見た目以上によく入る。控えめな主張も好印象
ETCが普及する以前、乗車したまま財布が取り出しやすいことから重宝されたホルスターバッグ。その役目を終えた今も、最小限の荷物が収納できる、ウエストバッグよりスマートなどの理由から、一定の人気を保っているというのが現状だ。
今回テストしたのは、フラッグシップの新製品「FSB-852 バリアスホルスターバッグ」だ。メイン室と大型ポケットの2室構造で、外側にはペットボトルホルダーとホールディングコードを装備。そのコードを通すループにはリフレクターが採用されている。メイン室は長財布が余裕で入るほど大きく、大きめのモバイルバッテリーやタオルなどもまとめてしまうことができた。大型ポケットは裏地が起毛素材なので、スマホ用と考えていいだろう。ボトルホルダーは夏場に重宝するし、ホールディングコードはグローブやメガネなどを一時的に固定するのに便利だ。
ウエストベストを伸ばせばショルダーバッグとして使えるのもポイントだ。体と接触する面にはクッション材とメッシュ生地が使われ、硬いものを入れていてもうまく緩衝してくれる。このように使えば使うほどその良さを実感できるのに、ロゴは小さなタグのみというのもセンスがいい。強く推せる優秀なバッグだ。
[△] 不満らしい不満なし。ガンガン使ってほしい
丈夫な生地ゆえに最初は硬く感じられるが、使っているうちに馴染んでくるだろう。耐久性は高そうだ。
[こんな人におすすめ] 便利さを再確認。身に付けるのでコーデも大切だ
ここ最近はボディバッグを多用していたが、いちいちバッグを正面に回して中身を取り出す面倒さと比べれば、確かにホルスターバッグは使い勝手がいい。身に付けるバッグなのでジャケットやパンツとのカラーコーデも楽しんで!
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