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【7/9】世界GP王者・原田哲也のバイクトーク Vol.66「すぐに“世界一”と言い張るノリックでした」

1996年には前年度のランキング9位からゼッケン9を付けて走ったノリック。第3戦日本GPで初優勝を遂げた。当時学生だったという鈴鹿出身の真弓悟史カメラマンは、「ヘアピンでカメラを構えていて、ノリックが走ってくると、歓声が地鳴りのように追いかけてくるから見えなくてもわかるんです。後にも先にもあんな体験をさせてくれたライダーはノリックだけでした」と語ってくれたことがある。この年のランキング5位はノリック自身にとって最高位リザルトになった。