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性能のみを追求していた時代の、副産物としての鼓動感がこんなにも心地良いとは! 右手の動きに対するエンジンの反応や、シフト操作によって伝わる歯車を移動している感触。それら全てがみずみずしく、まさにバイクと対話しているかのようだ。法律や安全志向によってこの半世紀で何を失ってしまったのか、あらためて気付かされた(大屋)。