
ホンダ「モンキー125」のスペシャルカラー「Monkey 70’s Ride」がタイで発表された。モンキーやスーパーカブなど、趣味系スモールが集うカブハウスで取り扱う模様で、今のところ詳細は不明。カッコイイことだけは間違いない!
●情報提供:CUB House
昭和かっ! シンプルな空冷のホンダが愛されていたあの頃の……(感涙)
今年の3月、ホンダはタイの趣味系バイクディーラー「カブハウス」のオンラインライブで、ロングストローク&5速ミッションの新エンジンを搭載した新型モンキー125を発表した。同時にロングストローク&4速ミッションの新型スーパーカブC125も発表し、これらは日本への導入も心待ちにされている。また、スペックに変更はないものの現地では“サファリグリーン”と名付けられた新色のCT125ハンターカブも登場している。
そんな125クラスが熱を帯びるタイで、早くも新型モンキー125のスペシャルカラーモデルが発表された。といってもまだ詳細は不明で、カブハウスオリジナルの特別仕様だろうということと、昭和というか1970年代のホンダの大衆向けバイクをモチーフにしているであろうこと、そしてブラック、ブルー、レッドの3色バリエーションがあることしかわかっていない。
HONDA Monkey 70’s Ride[Thailand]Black
ではあるものの、これが見ての通りカワイイしカッコイイのである。モチーフとしたのは1975年発売のモンキーZ50J-IIあたりのようだが、ほかにも当時のマシンが採用していたストライプで似た雰囲気がありそうなものをピックアップしてみた。
それにしても、タイで公開された写真には日本の1970年代当時のカタログを意識したようなものが多く、中には看板などに日本語が見られたりも。どうやら昭和の日本を愛でる気持ちは、日本人だけのものではないようだ。
まずは公開された写真素材を御覧あれ!
明らかに昭和ライダーの風景。タンクのストライプ模様は何種類かあるようだ。よく見ると後ろの看板の電話番号、アタマにある国番号(+66)はタイである。芸が細かい。ちなみに右のは“レッド”。
カタログ風。折り目のついたところから印刷が剥げそうな、そんなにいい紙を使ってなさそうな演出がたまらない。
おお400。 ……というヨンフォアのカタログを思い出した方もいらっしゃるのでは。ちょっと違うのだけれど雰囲気ということで。ちなみに筆者は初代CB400Fourと同い年。
モチーフはこのあたり?
下の動画はCUB HouseのFacebookで公開されたもので、その中に「インスパイアされたバイク」としてモンキー Z50J-IIの姿も出てくる。
さらに、このへんに寄せても面白いかも……というものを適当にピックアップ。適当なので「これ違う」とかはご容赦くだせぇ……。
といったところで、「Monkey 70’s Ride」が日本に入荷する見込みは限りなく薄いが、こんな昭和っぽいカラーリングは大アリだぞ! と思わずにいられなかったので記事にしてみた次第である。モチーフになりそうなものはいくらでもあるし、カスタムの参考にしてみてもいいかも。
HONDA MONKEY 125[2021 Thailand model]※参考
【HONDA MONKEY 125[2021 Thailand model]】主要諸元■全長1711 全幅754 全高1028 軸距1143 最低地上高174 シート高775(各mm) 車重103kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 123.94cc ボアストローク50.0×63.1mm 圧縮比10.0 出力未発表 変速機5段 燃料タンク容量5.6L■タイヤサイズF=120/80-12 R=130/80-12 ※諸元はタイ仕様
HONDA MONKEY 125[2021 Thailand model]銀×黄
HONDA MONKEY 125[2021 Thailand model]銀×赤
HONDA MONKEY 125[2021 Thailand model]銀×黒
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
新型グロムが搭載するロングストローク単気筒をモンキー125にも! ホンダはこの3月に、タイの趣味系バイクディーラー「カブハウス」によるオンラインライブイベントで2021年モデルとなる新型「モンキー12[…]
エンジンはグロムや新型スーパーカブ110などとベースを共有か タイで続けざまに発表された新型モンキー125、CT125ハンターカブの新色に続き、スーパーカブC125の新型も発表された。一見するとニュー[…]
新型グロムエンジン:ワイドレンジなロングストローク 次期型ダックス125に搭載されるエンジンは'21グロムと同系の新ユニットで決まりだろう。ユーロ5時代のトレンドに乗ったロングストローク設計で、環境性[…]
胴長フレームにグロムの新型エンジンを搭載して復活!! 妄想ながら限りなく実現に近いスクープとして、ヤングマシン本誌で再三追いかけてきたホンダの「ダックス125」。ヨーロッパでも商標登録されているのが確[…]
その名も「スマートエンジン」は、CT125ハンターカブよりもロングストローク タイホンダは「スーパーカブ110」の新型を発表。「オールニュー」と銘打たれたスーパーカブ110は「Find Your Or[…]
最新の記事
- ホンダ「CBR250RR」歴代モデル図鑑【2022年モデル:艶やかなブラック登場】
- 「一緒に走り続けよう!」ハーレーダビッドソンジャパン新社長が販売店へ熱き言葉! 東京モーターサイクルショー2025〈動画あり〉
- トップガン マーヴェリックがもっと楽しめる! 知ってびっくりな「GPZ900R」劇中車のこだわり
- とっつきやすさは一緒だけど違いあり! 2025カワサキ「KLX230シェルパ/S」ライディングポジション/ディテール比較
- 赤フレームのニューカラー追加! ホンダ「CB1300シリーズ」歴代モデル大図鑑【2024年モデル】
- 1
- 2