●文:山下剛 ●写真:SHOEI
SHOEIは、ネオクラシックやカスタムマシンとの相性に優れるスモールジェットヘルメット『J・O』に新色となるバサルトグレーを追加し、6月に発売を予定している。これにより同モデルの単色バリエーションは全7色となる。
クラシック系やビンテージ系に合う軽量ジェットに、落ちつきあるグレーを追加
新色となるバサルトグレーは、これまで販売されていたラットグレーよりもやや濃い色味で、J・Oが持つシンプルな帽体の格好良さをより引き立てる落ちつきのあるカラーとなっている。
『J・O』はコンパクトで軽い帽体としたほか、後頭部に設けたゴーグルバンドなどによりビンテージバイクやネオクラシック、カスタムマシンに似合うトラディショナルなデザインが特徴。それでいて3段階調節が可能な格納式シールド『CJ-3』や、着脱式内装システムといった現代的な機能を備えることで快適性も追求している。チンストラップ(あご紐)は、クラシカルなエクステリアに合うDリング式だ。
シールドはクリアタイプが標準装備されるが、オプションとしてダークスモークやイエロー、紫外線によって変色するフォトクロミックシールドなど全5種が用意されており、オーナーの好みや用途によって使い分けることができる。
また、コンパクトで非常に軽く、Sサイズは1023g、XXLサイズでも1177gに抑えられているため、スクーターでの買い物といった用途でもさっとかぶれる気軽さも特徴。幅広いシチュエーションで愛用できるジェットヘルメットだ。
SHOEI J・O
【SHOEI J・O】●価格:3万7400円 ●サイズ: S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:灰(新色)、白、黒、つや消し黒、銀、緑、青 ●規格:JIS ●構造:AIM(Advanced Integrated Matrix) ●付属品:布袋、ステッカ ●発売時期:2021年6月
カラーリングモデルの『キャブレター』も発売中
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
落ちついたムードのソリッドカラーとM.マルケス選手のレプリカグラフィック 『J-FORSE IV』は、オープンフェイスならではの軽さを生かした帽体と機能が特徴だ。それでいて空力性能を高次元で満たす帽体[…]
[◯] 造り込んだ外観と絶妙な着用感に拍手 ついに'20年9月から国内販売が開始された「グラムスター」。まず最大の特徴はデザインだ。シンプルで丸い帽体は実にレトロ調だが、さりげなく上下にエアインテーク[…]
2010年から続くサクセスストーリー SHOEIは、ロードレース世界選手権MotoGPクラスに参戦中のマルク・マルケス選手およびアレックス・マルケス選手と2024年までの4年間の契約更新が合意に至った[…]
フリップアップ式にインナーバイザー装備、インカムもビルトイン可能 2019年に第2世代となったSHOEIのシステムヘルメット「ネオテックII」は、同社のシンクロテック、マルチテック、ネオテック(初代)[…]
先代モデルよりも面積を拡大したインナーバイザーを採用、安全性や使い勝手も向上 GT-Air IIは、先代GT-AirのDNAを受け継ぎつつさらに進化したモデル。先代モデルより5mm伸ばしたインナーサン[…]
最新の記事
- ニーリン&たぬゴーもフムフム! ジャパンライダースが「二輪車の安全運転を考える」シンポジウムを開催
- 【2024年9月版】400ccバイクおすすめ20選! 普通二輪免許の最高峰だけど、車検付きでも意外と高くない?!
- ホンダの電動「RTLエレクトリック」で藤波貴久が全日本トライアル参戦!! 10月13日 第6戦に
- 【2024年9月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
- まさかのホーク250が優勝?! 欧州ホンダ、CL500/CL250カスタムコンペティションの投票結果
- 1
- 2