●文/写真:モトメカニック編集部(栗田晃) ●取材協力:オーヴァーレーシングプロジェクツ モトジョイ
サーキットには行ってみたいが、現行のスーパースポーツ車に混じって走るのは気が引ける。クラシックレーサーで走行できる機会が少なくてフラストレーションが溜まっている…。そんなライダーに注目されている「アストライド」は、自分で走るのもビンテージマシンを見るのも楽しいイベントだ。
たまにはサーキットで思いっきり走りたい! そんなライダーにぴったりのイベント
普段は街乗り中心だが、たまには思い切り走ってみたい。サーキット走行に興味はあるが、わざわざ会員になって平日にスポーツ走行するほどではない。年を重ねてバイクに乗り続けるほど、そうした思いを強くしているライダーは少なくないだろう。オーヴァーレーシングとモトジョイが共同で開催している「アストライド」は、そんな気持ちを解放できる週末のサーキットイベントだ。
こう書くと「普段どれだけストレスを溜めてるの?」と思われるかもしれないが、街中でスロットルを全開にしたり、フロントフォークをフルボトムさせる機会がどれほどあるだろうか。ツーリングも楽しいが、ピッチングやバンクといったバイクならではの動きを味わうなら、サーキットに勝るものはない。
レースとなれば速くなければ楽しくないが、アストライドは予選や決勝を行うのではなく、計測器でラップタイムを測定するフリー走行を行うイベントなので、誰かと優劣を競うわけではない。ただ、計測されたタイムごとにクラスを分けた模擬レースもあるので、フリー走行よりももう少しだけ緊張感を味わいたいライダーが楽しめる要素もある。
まずはイベントの雰囲気を感じてみたいライダーは、’21年5月22日(土)に鈴鹿ツインサーキットで開催される第1戦を見学してみてはいかがだろうか(第2戦は10月30日)。
Aクラス・Beginner:250cc以上の車両によるビギナークラス
Bクラス・Intermediate:250cc以上の車両による中級者クラス
Cクラス・Advanced:250cc以上の車両による上級者クラス
Dクラス:125cc以上の2ストローク車/F3/AS250クラス
Eクラス:’72年以前に生産されたクラシッククラス
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