記事へ戻る

[画像 No.3/16]ホンダ「GB350」インプレ どんな気分で乗っても楽しさ溢れる“ピュア単気筒”

ホンダ GB350|ホンダ「GB350」インプレ どんな気分で乗っても楽しさ溢れる“ピュア単気筒”
ボア径φ70mm×ストローク長90.5mmの超ロングストローク単気筒エンジン。ガスケットに対するボルトの締結位置やカバー形状など、中身だけでなくディテールへのこだわりも相当なもの。シリンダーの前傾角は2.5度とされ、厳密にバーチカルというわけではないが、本当に垂直シリンダーにするとやや後傾に見えがちということで、印象としてバーチカルになる角度に落ち着いた。冷却フィンの共振を防ぐ技術やシリンダーヘッド内に冷却のため設けられたオイル通路など技術的な見どころも多い。さらに、シリンダーヘッドの燃焼室周辺を見ると、ある可能性も浮上するのだが……。
超ロングストローク設定の空冷単気筒348ccを搭載し、55万円という買いやすい価格設定で話題沸騰のホンダ「GB350」。2021年4月22日の発売日を前に、メディア向け試乗会で乗ることができたので、そこで感じた『期待通り』と『期待以上』についてインプレッションをお届けしたい。 目次 1 “キング乗り”の堂々車格と、力強く路面をヒットする単気筒2 吸って、跳ねて、吐く。そして蹴る3 自在感がたまらな […]