この手のスーパースポーツは、ある意味で大馬力との格闘が魅力だ。でも格闘ばかりだと疲れてしまうのも事実。ドゥカティのパニガーレV4はその代表的なバイクだが、その対極にいるのがS1000RR。バイクがライダーを積極的にサポートしてくれる。
207psなのに開けやすい! スロットル開けはじめの一瞬の過渡特性を作り込む
スーパースポーツの中でもっとも懐が深いバイク。BMWはこの懐の深さを徹底して磨き上げてきた。ここを磨けばそれが速さに直結する……それを信じて。
しかし、それは速さだけでなく、安心感や大きな自信にも直結するのだ。S1000RRで走りこむほどにそれが伝わってくる。
ライダーは、年齢を重ねれば、怖い思いをすると自信を取り戻すのに時間もかかる。勢いだけではバイクに乗れなくなる……。僕もそうだが、スーパースポーツにきちんと乗れるのだろか……とたまに不安になる。しかし、S1000RRがその不安を払拭してくれる。
不安よりもコーナリング専用マシンならではの走る楽しさが光る。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
4気筒スーパースポーツはどこまで進化する⁉︎ 2021年は、ついにM1000RRも登場 速いのは当たり前、しかし速さだけに特化していないのがBMW S1000RRの特徴だ。ニューモデルでサーキット、公[…]
専用のMパーツ満載! エンジン&電気にも+α BMWの旗艦スーパースポーツ・S1000RRに、究極スポーツ版「M1000RR」が誕生した。従来もMパフォーマンスと呼ばれるオプションパーツや、それらで武[…]
ユーロ5対応と電子制御の追加装備で安全性と快適性がよりいっそう進化 Rナインティは、1069cc空油冷水平対向2気筒エンジンを搭載するネイキッドバイクで、BMW創業90周年を迎えた2013年にミラノシ[…]
BMWヘリテイジクルーザーに、クラシカルさを強調したモデルが登場 R18はBMW史上最大排気量となる1801cc空冷ボクサーエンジンを搭載するアメリカンスタイルのクルーザーで、2020年10月より納車[…]
悪状況で輝くツアラーとしての強さに、安全性と快適性のさらなる向上 R1250RTは1978年の登場以来、BMWラインナップの中核を担ってきたロングセラーモデルで、伝統のボクサーエンジンと防風性と耐候性[…]
最新の記事
- 【最新バイクまとめ】市販化も近い!? スズキ(SUZUKI)の新ネオクラシック「GSX-8T / GSX-8TT」情報をタイムラインで振り返る
- ヤマハ(YAMAHA)RZ250/350の系譜:一時代を築いた名2ストたち【1980~1988】
- 【海外珍車】新大洲本田の異形モデル「スクエアX125」紹介:積載性を追求した、eSPエンジン搭載の「箱型」スクーター
- 【ライダー専用デニム】伝説のブランドSFGを受け継ぐ「Light MX II Premium」が先行販売中! 純国産&ダイヤ柄パデッドの機能性を体感せよ
- 2025年のドゥカティGPマシンと最悪に相性が合わなかったバニャイア【ノブ青木の上毛グランプリ新聞 Vol.33】



























