台湾ヤマハは、伝統のSUVスクーター「BW’S(ビーウィーズ)」をフルモデルチェンジし、2021年モデルとして発表。デザインも車体も一新され、剛性を25%向上させた非対称フレームに新世代の水冷ブルーコアVVAエンジンを搭載している。
左右非対称デザインの“ワイルド・サバイバー”
台湾ヤマハは、アウトドアスタイル・スクーターの先駆者として日本でも発売されていたBW’Sをフルモデルチェンジし、2021年モデルとして発表した。BMWのR1250GSシリーズを思わせる左右非対称ヘッドライトやタフな道具を思わせるメーターまわりなど、元々のコンセプトに磨きをかけたデザインと最新の水冷ブルーコアVVAエンジンを組み合わせ、「野心最大」を謳う。
エンジンは、可変バルブタイミング機構により低回転トルクと高回転パワーを両立する新世代の水冷ブルーコアVVA。搭載するフレームは剛性を25%向上したという“非対称”フレームで、専用の軽量タイヤを装備する。ブレーキは前後ディスクブレーキだ。
ヤングマシン独自情報によれば近いうちに日本国内で発売される可能性は薄く、また150ccバージョンの登場などもなさそう。オフロードテイストのスクーターはホンダADV150の人気が高く、国内では従来モデルのBW’Sがリーズナブルな価格で対抗してきたがすでに生産終了。反響が大きければ新型投入の可能性も高まっていくに違いないが……。お願いします、ヤマハさん!
YAMAHA Motor Taiwan BW’S[2021 model]スタイリングとカラーリング
【YAMAHA Motor Taiwan BW’S[2021 model]】主要諸元■全長1920 全幅760 全高1150 軸距1340 シート高785(各mm) 車重127kg(装備)■水冷4ストローク単気筒4バルブ 125cc 最高出力/最大トルク未発表 Vベルト無段変速 燃料タンク容量6.1L■タイヤサイズF=120/70-12 R=130/70-12 ※台湾仕様
YAMAHA Motor Taiwan BW’S[2021 model]ディテール
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