タイガーシリーズのエントリー仕様

トライアンフ新作タイガー850スポーツ:価格を抑えつつ爽快な走りが楽しめる身近な1台

●車両ブランド別アーカイブ:トライアンフ

タイガーシリーズでイチバン身近な1台!

“全てをかなえる”という魅惑的なコピーで登場したトライアンフの新作が「タイガー850」だ。’20でデビューしたオンロード指向のタイガー900GTをベースに、出力特性を扱いやすく設定し、”タイガーでもっとも購入しやすい価格”のエントリー仕様となる。

【’21 TRIUMPH TIGER 850 SPORT】■水冷4スト並列3気筒DOHC12バルブ 887cc 85ps/8500rpm 8.4kg-m/6500rpm ■装備重量216kg シート高810-830mm 変速機6段 燃料タンク容量20L ■タイヤF=100/90-19 R=150/70R17 ●価格:139万円 ●発売時期:’21年2月

車名は850だが、900と同じ887cc3気筒を搭載。走行モードを2種類に抑えたほか、900に対し最高出力を10.2㎰、発生回転数を250rpmダウン。トルクも8.9kg-m/7250rpm→8.4kg-m/6500rpmと下げ、中低速寄りの性格としている。一方でブレンボ最高峰のスティルマキャリパーやマルゾッキ製45mm径倒立フォークの豪華な脚は踏襲。価格を抑えつつ、爽快な走りが楽しめるハズだ。

シート幅が狭まり、ステップ位置も最適化。ハンドル位置やシートの2段階調整も可能というフレンドリーなキャラだ。また、ハンドル幅も狭め、全幅が930→830mmに。F19&R18インチのキャストホイールはタイガー900と同様だ。高速をメインに出先でダートに寄り道なんて使い方が合いそう。

心臓部はタイガー900と共通だが、セッティングとトラクションコントロールのマップは専用。走行モードはタイガー900GTの4種に対し、2パターン。

新ユニットのフルカラーTFT液晶を投入。タイガー900の7インチから5インチに小型化し、スマホ接続も可能のようだ。

トライアンフ新作タイガー850スポーツ:価格を抑えつつ爽快な走りが楽しめる身近な1台
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60種類以上の純正オプションを用意。GIVIと共同開発した52Lトップケースやトップ開きアルミパニアなどを選べる。


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