●文:ライドハイ(中澤孝志)
現在ではドゥカティのラインナップの一翼を担うモンスターシリーズだが、斬新すぎるデザインにデビュー当時の評価は分かれた。初代モンスターは1993年の発売時、フランスなどで流行っていた「ストリートファイター」カスタムを意識したデザインだった。
強烈なインパクトをもたらしたドゥカティの新世代ネイキッド
様々なカテゴリーのバイクをラインナップする現在のドゥカティにあって、モンスターシリーズはスポーツネイキッドとして、また最もスタンダードなモデルとしての役割を担っているのはご存知のとおりだ。
現在(2020年)の国内では排気量が異なる1200cc、821ccが発売されているが、そのルーツは1993年にまで遡る。記念すべき初期型は、当時のフラッグシップ、スーパーバイク851/888のフレームに空冷Lツインを搭載したネイキッドモデルとして登場した。
モンスターは、いまでこそ同社を代表するシリーズだが、デビュー当時には「異端児」とも言われ、ドゥカティのオーナーやファンの間で賛否両論を巻き起こした。
それは当時のドゥカティに対するイメージに対し、モンスターの容姿があまりにかけ離れていたからだった。
’80年代のドゥカティLツインの主力モデルといえば、’70年代から続く「ベベル」系の900SSや900MHR、「パンタ」系の750F1、水冷4バルブのスーパーバイク851/888など、TT-F1やワールドスーパーバイクで活躍していたワークスマシンの血統を持つ、いわばレーシングマシン同様のモデル。「ドゥカティ=スポーツバイク」という認識は、当時からすでに世界的に浸透していた。
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