●文:ライドハイ編集部(根本健)
マニア好みで一般には乗りにくい、そんなドカのイメージもいまは昔……。スーパーバイクのトップモデルがV4エンジンになった今だからこそ、改めてLツインエンジンのスポーツ性に注目してみたい。
入り口の馴染みやすさと、スポーツの面白さを教える寛容さ
1980年代からの旧くからのファンには、ドゥカティと聞けば「乗りにくい」イメージが先行していたはず。1974年からの伝説のバイク、イモラレプリカの750SS(べベル駆動で強制開閉バルブ機構デスモを搭載した当時のドリームマシン)は、一部の超凄腕ライダーには日本車と一騎討ちができても、経験のないライダーにはたとえプロでも不安ばかりという逸話はあまりにも有名だった。
その後、851系からの水冷DOHCのスーパーバイクが1990年代にかけてフラッグシップとなってから、ドゥカティのスーパースポーツはどちらかというとツーリングスポーツ的な位置づけとなり現在へ至っている。
そのトップエンドでなくなってからのスーパースポーツは、タイヤや足周りの進化も大きいが、エンジンのチューン、とりわけ低回転域のスムーズさが備わったり、ハンドリングもシャープさが姿を消した穏やかな特性へと変わってきた。
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