●文:ライドハイ(伊藤康司) ●写真:折原弘之
まるで近未来のバイク。概念にとらわれずオリジナリティを追求するモトコルセは、コンプリートマシンの技術を投入して、オーナーの要望に応えている。
ドラッグレーサーとカフェレーサー両方の雰囲気を持つDXD
ドゥカティは2016年モデルとして、クルーザーモデルのディアベルをさらに進化させた「Xディアベル」をリリース。
さらにドゥカティは、イタリアのヴェローナで2016年1月に開催したMotor Bike Expoに、Ⅹディアベルをベースとしたドラッグレーサーを彷彿させるコンセプトマシン「DraXter」を出展したが、その圧倒的なスタイルにひとめ惚れしたオーナーが、モトコルセに製作を依頼したのが、この『DXD』。
とはいえDraXterは、切れ角のほとんどないトップブリッジ下に装着したクリップオンハンドルや、シートカウルの真下に配置したステップなど、現実的に走行するのはほぼ不可能なショーモデルだった。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
関連する記事
ヴァイルスはイタリアの小さなファクトリーでハブセンターステアのマシンを製作するメーカー。次世代バイクをイメージさせるエイリアンにはかつてないこだわりと情熱が詰まっている。 こんなバイク見たことない! […]
BMWからモーターサイクル初のMモデルとしてM1000RRが発表されてはいるが、ベースモデルのS1000RRもポテンシャルはピカイチ。軽量化とスポーツ性向上、そして何より高級感を高める、マジカルレーシ[…]
ニュージーランドの情熱家、天才エンジニア、常識破り。彼の名はジョン・ブリッテン。何か趣味をやっていないと息が詰まる……カスタムバイク創りに手を染めたことが彼の運命を大きく変えたのだった。 最新Moto[…]
マニア好みで一般には乗りにくい、そんなドカのイメージもいまは昔……。スーパーバイクのトップモデルがV4エンジンになった今だからこそ、改めてLツインエンジンのスポーツ性に注目してみたい。 入り口の馴染み[…]
トラディショナルな外観と空冷650ツインは、最新の排気ガス規制をクリアしながら650とは思えない快活な走りを楽しませる。ロイヤルエンフィールドが贈る「INT650」と「コンチネンタルGT650」は、伝[…]